金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

125:酒井順子 『字を書く女 中年書道再入門』

2018-12-14 15:44:38 | 18 本の感想
酒井順子『字を書く女 中年書道再入門』(芸術新聞社)
★★★☆☆3.5

【Amazonの内容紹介】

字ギレイになって女を磨こう!
書道雑誌『墨』の人気連載を書籍化!

人気エッセイスト、酒井順子さんの書道体験記&文字をめぐるエッセイ
著者が2年にわたって書道のお稽古を体験。
筆をもつ楽しさ、写経の魅力、王羲之や空海の書についても
独自の切り口で語ります。
文字をテーマにしたエッセイも多数収録。
美文字にあこがれる、あなたに贈る一冊 !

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はっと気づけば、また『墨』だった……。

しかし、こちらは書道経験者とはいえ専門家ではない筆者の
視点で書かれているので、とっつきやすく読みやすい。
「なるほどなあ」と思える言い回しも多かった。

字には教養が出る、というのはよくわかる。
手書きすることが減ったせいか、
年々字が汚くなっていく自覚があり、
最近自分の字がはずかしい。

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124:ダリヤ・ミイ 『旦那さんはイラン人』

2018-12-14 15:28:26 | 18 本の感想
ダリヤ・ミイ『旦那さんはイラン人』(TOブックス)
★★★☆☆

【Amazonの内容紹介】

北海道育ちが、イラン人へ嫁ぐことに!?
遠くて何だか難しい国……。
と思いきや、そこは紅茶とおもてなしの国。
TVで見たのと全然違う!?
多すぎる親戚付き合いに、子育て……
想像以上にギャップだらけの日常に悪戦苦闘!?

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「ブログを書籍化」(つまり素人)というのも
納得の画力……なんだけど、
まったく未知の世界だったので楽しめた。

確かに「イラン人=犯罪」の図式が日本で出来上がっていて
怖いイメージがあったのだけど、
意外に日本との共通点が多いんだな。
文化の違いや共通点について描かれたパートはおもしろかった。

夫との馴れ初めや子育て事情は極力描かず、
自分たちのプラバシーについては徹底的に守っている感がある。
その点、コミックエッセイとしてのおもしろさを損なっているのだけど、
プロじゃないのだからそれは賢明だよね。
かなり特定されやすいだろうし。

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おでかけの記19:某カフェ@M山

2018-12-14 15:16:47 | おでかけの記
結構有名なところ?らしいのだけど、
あまりいい評価じゃないので名前は伏せます。

M山駅近く、大通りから奥へ2ブロックほど入ったところにあるカフェ。
Webの写真を見たときから「狭そう……」と思っていたけど、
本当に狭かった。
ランチタイムを外して行ったので混んでいなかったのだけど、
入り口付近の席に座ったのも原因なのか、
始終落ち着かない。
おしゃれさを演出するために、
不便になっている部分が多い気がする。


オムライスが有名らしい?
ランチセットのオムライス、
女性向けのお店にしてはボリュームがあって
全部食べきれなかったほど。
そこはよかった。
スープはちょっとしょっぱい……。

わたしみたいに仕事や読書しに来るわけじゃなく、
「ランチ」や「友達とおしゃべり」が目的なら
問題ないお店かもしれない。
狭さも、むしろ隠れ家的で好きな人は好きだろうし。
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