金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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20:ドミニック・ローホー 『部屋とこころのシンプルな掃除』

2012-02-21 11:44:50 | 12 本の感想
ドミニック・ローホー『部屋とこころのシンプルな掃除』(幻冬舎)
★★☆☆☆

気もそぞろな時に読んでせいか、なかなか頭に入ってこず、
掃除のモチベーションアップにもつながらなかった。
しばらくたってからもう一度読んでみたんだけど、
まったく心に響いてこない。
掃除本を読めば、それなりに意欲がわくもんなんだけど……。
この本が設定しているモチベーションを上げるためのエサが
高潔すぎるのかもしれない。
わたしのような俗っぽい人間には、
「机の上に何も置かない状態をキープしていると
創造性がふくらんで仕事がはかどります」
とか、
「部屋のこのエリアをきれいにするとお金持ちになります」
みたいなありきたりのことを書いてる本のほうが単純でいいのかも。
掃除を「オートマティズム」にする、というのはよかったし、
著者のほかの本はおもしろかったんだけど、
この『部屋と~』は一冊の本としてはイマイチ好みじゃなかったな。
コメント
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