金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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57:豊島ミホ『花が咲く頃いた君と』

2011-05-29 20:53:49 | 11 本の感想
豊島ミホ『花が咲く頃いた君と』(双葉社)
★★★☆☆

【収録作品】
「サマバケ96」
「コスモスと逃亡者」
「椿の葉に雪の積もる音がする」
「僕と桜と五つの春」


「小説推理」に掲載されていた短編を収録。
読んでいたときには気づかなかったのだけど、
ひまわり(夏)・コスモス(秋)・椿(冬)・桜(春)と
四篇とも季節の花が登場しているのね。
椿と桜以外は、なくてもたいしてストーリーに影響が出ない
エッセンス程度の存在感だけれど。

中学生の女の子二人の関係を描いた「サマバケ96」が
いちばん好き。
コメント
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