山田詠美『学問』(新潮社)
★★★★☆
東京から静岡県の美流間市に引っ越してきた仁美は、
テンちゃんと呼ばれる心太と出会った。
人気者の心太に、食いしん坊の無量、眠るのが好きな千穂と
特別な絆で結ばれることになった仁美の
7歳から17歳までの日々。
**********************************
さすがの貫禄。
物語の中に差し挟まれた、登場人物たちの死亡記事が、
彼らの「その後」に関する情報をもたらすだけでなく、
描かれた10年間の人生の中における位置づけを
感じさせる。
最初と最後の死亡記事のリンクに気づいて呆然。
それにしても山田詠美も「年上の女」好きだよね。
★★★★☆
東京から静岡県の美流間市に引っ越してきた仁美は、
テンちゃんと呼ばれる心太と出会った。
人気者の心太に、食いしん坊の無量、眠るのが好きな千穂と
特別な絆で結ばれることになった仁美の
7歳から17歳までの日々。
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さすがの貫禄。
物語の中に差し挟まれた、登場人物たちの死亡記事が、
彼らの「その後」に関する情報をもたらすだけでなく、
描かれた10年間の人生の中における位置づけを
感じさせる。
最初と最後の死亡記事のリンクに気づいて呆然。
それにしても山田詠美も「年上の女」好きだよね。