金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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156:筒井康隆 『時をかける少女』

2010-09-09 14:34:38 | 10 本の感想
筒井康隆『時をかける少女 』(角川文庫)
★★★☆☆

表題作のほか、2編を収録。

そういえば原作をちゃんと読んだことないな……と
思って読んでみたのだけど、唖然とするほどの
内容の薄さであった。
短編なので、仕方ないといえば仕方ないのだけど、
それにしたって「ぽかーん……」だった。
映画やアニメ化もされた古典的な作品だというのもあって、
なにかドラマチックな、感動的な物語を
勝手にイメージしていたのだけど、
SF要素が説明でさくさくと片づけられてしまって
まったく話に入り込めず。
映画は肉付けしてあるのかしら?
コメント
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