金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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64:池波正太郎 『鬼平犯科帳〈16〉』

2008-07-16 12:28:50 | 08 本の感想
池波正太郎『鬼平犯科帳〈16〉』(文春文庫)
★★★☆☆

「網虫のお吉」では、女賊を脅し関係を持った同僚を
さぐるため、小柳が活躍。
ラストで
「この男は生涯、独身ですごすような気がした」
と平蔵に思わせた小柳も、
のちに再婚することになるそうで、楽しみ

新婚でのろけまくる忠吾が平蔵にやりこめられる
「白根の万左衛門」、
若かりしころの平蔵の道場仲間があらたに登場する
「霜夜」がおもしろい。
コメント
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