池波正太郎『鬼平犯科帳〈16〉』(文春文庫)
★★★☆☆
「網虫のお吉」では、女賊を脅し関係を持った同僚を
さぐるため、小柳が活躍。
ラストで
「この男は生涯、独身ですごすような気がした」
と平蔵に思わせた小柳も、
のちに再婚することになるそうで、楽しみ。
新婚でのろけまくる忠吾が平蔵にやりこめられる
「白根の万左衛門」、
若かりしころの平蔵の道場仲間があらたに登場する
「霜夜」がおもしろい。
★★★☆☆
「網虫のお吉」では、女賊を脅し関係を持った同僚を
さぐるため、小柳が活躍。
ラストで
「この男は生涯、独身ですごすような気がした」
と平蔵に思わせた小柳も、
のちに再婚することになるそうで、楽しみ。
新婚でのろけまくる忠吾が平蔵にやりこめられる
「白根の万左衛門」、
若かりしころの平蔵の道場仲間があらたに登場する
「霜夜」がおもしろい。