金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

60:萩尾望都 『ポーの一族 〈1〉』

2008-07-08 11:05:03 | 08 本の感想
萩尾望都『ポーの一族 (1) 』(小学館叢書)
★★★★☆

漫画の感想は書かないことにしてたんだけど、
(きりがないし、29歳女子としてはいかがなものか?という
 セレクトが多いので)
これはもはや古典なので特別に。
「パンパネラ」であるポーの一族となった
エドガーとメリーベルの兄妹にまつわる物語。
オムニバス形式で、時系列に沿って話が進んでいかないため
謎解きのような展開になっている。
文学的な、古きよき少女漫画といった感じ。

解説は氷室冴子。
氷室先生・・・・・・ご冥福をお祈りしてます
麻生野枝編を中学生のころから楽しみにしておりました
もう永久に読むことができないのだと思うと
一ヶ月経った今でも喪失感大ですわ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする