金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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51:赤木かん子編 『あなたのための小さな物語9 学校』

2007-04-07 13:21:43 | 07 本の感想
赤木かん子編『あなたのための小さな物語9 学校』(ポプラ社)
★★★☆☆

【収録作品】
E・L・カニグズバーグ「デブ・キャンプ」
原ひろ子「ものは自らおぼえるもの」
青木茂「三太の動物実験」
西原理恵子「たかぽん」
キャス・ウォーカー「生きるために殺す」
ミス・リード「学校」

「ものを学ぶということ」をテーマにしたアンソロジ。
テーマがテーマだけあって、どこか説教くささが漂い、
「おもしろい!」と思う点は少なかったのだけど、
インディアンやアボリジニを題材とした
論説的な随筆がセレクトされているのは興味深い。
おすすめにあげられていた
西原理恵子「はれた日は学校をやすんで」は、
小学生のころ、母方の祖父母に買ってもらっていた
小学館の『小学○年生』に連載されていたやつだな。
当時は特別興味も持っていなかったのだけれど、
タイトルを見たとき、描かれていた絵のひとつひとつ、
言葉のひとつひとつが鮮明に思い出されておどろいた。

コメント
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