金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

164:Emi『今日から変わる わたしの24時間』

2024-07-27 12:06:45 | 24 本の感想
Emi『今日から変わる わたしの24時間』
★★★★★
 
【Amazonの内容紹介】
 
OURHOME主宰、中学生双子の母であり、
暮らしと仕事を楽しむ発信で大人気!
Emiさんの時間術ってどうなってるの? 

・「やりたいことファースト」で時間を組む
・手帳とスマホでやること管理!
・今、決める!

スマホと手帳を使った具体的スケジュール術から気持ちの持ちかたまで、
Emiさんの時間管理を大公開。

「時間効率を上げることのが大事なのではなく、
生み出した時間で自分のやりたいことに時間を使おう!」
 
****************************************
 
このところ、楽しくない、というかしんどい仕事が続いていたので、
モチベーションアップを期待して読んだ。
 
結局、仕事については、
「タスクを小分けにして書き出す」
「やる気がなくても取りかかる」
しかないとわかっており、
本を読んだところで新しい知見はないのだけれども、
「やりたくない」は解消されないので、
こうして本を読んで意欲を高めるのであった……。
 
会社勤めではなく自分が経営者、自己裁量の大きい働き方、
という点で共通点も多く、かなりモチベーションが上がった!
著者の前向きなムード、軽やかさのようなものがよかったのかな。
 
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152-163:最近読んだ本(記録のみ)

2024-07-20 19:43:22 | 24 本の感想
2冊目以降はすべてkindle unlimited。
大部分は、掃除のときに読み上げ機能で聞き流していたもの。
 
 
 牧野智和『日常に侵入する自己啓発 行き方 手帳術 片付け』
 
 『科学的に自分を思い通りに動かす セルフコントロール大全』
 
吉田典生『「手で書くこと」が知性を引き出す 心を整え、思考を解き放つ新習慣「ジャーナリング」入門』
 
岡本愛以『365日かわいい手帳・ノートのあしらい』
 
 マキ『なくす家事』
 
 瀧本真奈美『自分に心地よい小さな暮らしごと』
 
『60代からの小さくも豊かな暮らし方』
 
『きょうも、わたしは機嫌がいい』
 
『パン喫茶「円居」 暮らしのパンごよみ』
 
oto『わたしをご機嫌にする休日』
 
oto『毎日が輝く!ひとり時間の楽しみ方』
 
Fujinao『片づけの力 私たちは、もっと美しくなれる、部屋も、心も、人生も。』
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151:山本周五郎『樅ノ木は残った(中) 』

2024-07-17 11:35:12 | 24 本の感想
山本周五郎『樅ノ木は残った(中) 』
★★★★☆
 
【Amazonの内容紹介】
 
奴等の企みを潰すため、俺は鬼になろう。
仙台藩六十二万石を寸断──。
酒井雅楽頭と伊達兵部とで交された密約が明らかになった。
嫡子を藩主の座に据えることに血眼になる兵部だが、
藩の取潰しを目論む幕府にとってはその駒に過ぎない。
罠に気付いた原田甲斐はあえて兵部に取り入り、
内部から非謀を破却。
風前の灯となった伊達家の安泰のため、ひたすら忍従を装う。
 
****************************************
 
しばらく間を空けると、途端に話がわからなくなってしまい、
戻って読み直すことを繰り返しながら読了。
まだ話の途中なので、今回はメモのみ。
 
・伊東七十郎、絶対人気出るタイプのキャラクターだよね。
 自由人だが一本芯が通っていて人望がある、ヒーローの風格。
 
・肉欲に溺れてどんどん堕落していく新八、ついに甲斐のもとへ。
 
・おみや、丹三郎に恋。
 恋心が報われないことを逆恨みして、なんかやらかすんじゃないだろうな……
 
・モテモテの宇乃ちゃん、同世代の若い男に見向きもせず、
 一途におじさん主人公が好き。
 相変わらずのドリームが気持ち悪い。
 
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148-150:最近読んだ本

2024-07-12 20:56:16 | 24 本の感想
いずれもkindle unlimitedにて。
 
鳴川陸『ポーランドの大人かわいい器で“幸せ暮らし” Kindle版』
 
ポーランドの食器「ポーリッシュポタリー」というジャンルがあるのね。
柄物の食器はうるさくなるイメージがあるけど、
とても可愛い。
 
 
 村瀬健『巻き込む力がヒットを作る "想い"で動かす仕事術』
 
著者はドラマや映画のプロデューサー。
著者の手がけた作品を一つも見たことがないのだけども、
仕事の内容は非常に興味深く、楽しく読了。
 
 
なおにゃん『今日も一歩も外に出なかったけどいい一日だった。
              気にしすぎさんが自分軸を作るまで』
 
私は基本的に発想がネガティブで、すぐに悪い方に物事を想定し、
それが実際に起こる前に憂鬱になっている。
「他人なんてフィクション」の節は確かにな~と思った。
「一歩も外に出なくても幸せと感じたい」も、
「本当にそう!」だった。
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144-147:最近読んだ漫画

2024-07-11 12:42:55 | 24 本の感想
いずれもkindle unlimitedにて。
 
 西炯子 『初恋の世界〈1〉』
 
「ぶっきらぼう」ならまだしも、
「初対面から礼儀知らず」な奴は、
たとえイケメンでも許容できなくなってきたよ……
 
 葉月つや子『高級娼婦たちの寝室 ~闇聖母スカウトキャラバン~9』
 
なぜか8巻だけ読み放題に入っていないので飛ばした。
ちょうど広告の続きにあたって、興味を引く部分だから??
もうすでに誰が誰だかわからない状態だけど、
安定している。
 
地主 『スーパーの裏でヤニ吸うふたり〈1〉』
 
絶対自分が好きなタイプの話だろう! という
キャラのビジュアルだったんだけど、なぜか刺さらなかった。
いい人であっても、結構な歳で、会社でしきりに怒られ、
それなりのポジションを築いてうまくやれていない……
というのは見ていてつらいよ。
そこがメインの話じゃないとわかっていても。
 
 マキヒロチ『おひとりさまホテル〈1〉』
 
ホテルステイが非常に好きだった時期があるので、
高級ホテルのよさはとてもよくわかる。
と言っても、私に出せたのは一泊3万円までだが……。
いま、高級でも何でもないホテルでも、
宿泊料高くなったよね~。
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141-143:最近読んだ本

2024-07-09 11:04:50 | 24 本の感想
横山泰行『「のび太」という生きかた』
 
のび太よりも、筆者がすごいよ。
こんなに人のいいところを見つけて言語化して。
 
ものは言うよう、というか、ちょっと無理やり感が
強いのだけども、「ドラえもん」を題材とした
自己啓発本というのが新しい。
 
サン・テグジュペリ 『星の王子様』
 
幼児用絵本以外の本を買わなかった実家(図書館ユーザーだった)に、
なぜかずっとあった作品。
子どものころは、パラパラっと見てまったく興味を持たず、
大人になってから読んだ気もするけど、記憶がかなりぼんやり。
今回、新潮文庫版を改めて読んで
「こんな話だったのか」と驚いた。
 
 
pha『移動時間が好きだ』 
 
失礼ながら存じ上げない方だったのだけども、
ブロガーとして有名になった方なのね。
本を読んだり考え事をしたりできる移動時間が好き、
というのに共感。
私はバスで本を読むと車酔いするので、
好きなのは鉄道や飛行機での移動に限られるけど。
歩くのもいいよね。
 
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133-140:最近読んだ漫画

2024-07-06 13:10:51 | 24 本の感想

天井フィナンシェ『白紙の上でさよなら〈1〉・〈2〉』

 

話を忘れてしまうから、完結してから読もうと思っていたのに、

途中で読んじゃった。

絵がとても綺麗。

毒親の話が続いて辛い……。

 

 

今井大輔『恋と地獄〈1〉~〈5〉』

 

タイトル通り、まさに地獄。

男と女の業よ……。

不倫される女、不倫する女。

恋の楽しさではなく、その地獄ぶりを

これでもかと見せつけてくる。

 

『魔法少女・三十路〈1〉』

 

ヒロインが理不尽な目に遭わされたり、

年齢や外見ネタにディスられたりしすぎてて、

ギャグとして消費するには、きついな~。

 

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132:まるやまひとみ『日本全国 しあわせ喫茶&カフェ探訪』

2024-07-06 13:02:17 | 24 本の感想
まるやまひとみ『日本全国 しあわせ喫茶&カフェ探訪』
★★★★☆
 
【Amazonの内容紹介】

珈琲、フルーツパフェ、パンケーキ、ナポリタン…
「喫茶愛がとまらない」イラストレーターによるカフェめぐりガイド!

本書では、私が実際に全国を回って、
わざわざでも行ってほしい、
心惹かれたカフェ・喫茶・珈琲店・ベーカリーを
イラストで紹介しています。
この1冊を持って、さあ出かけましょう! ……「はじめに」より

(後略)

****************************************
 
仕事の資料本として読んだ。
絵がとっても素敵。タッチも色使いも好み。
そして、本当に喫茶店が好きなんだなぁとわかる知識と表現。
特にコーヒーについて、私は全然詳しくないので、
淹れ方の種類や味の描写に「ほお~」と感心することしきり。
 
住所は生活圏のうちなのに、聞いたことも見たこともないぞと思った店があり、
確認してみたら今も存在している。
ただし、二つ隣の駅に移転していた。
最初にあった場所でも何度も通りかかっていたはずなのに、
名前すら認識していなかった。不思議。
 
著者は旅をして各地のお店を巡ったので、旅の要素は強いのだろうけども、
読んでいる側としては、その要素を強く感じないので、
最初と最後の旅やお土産に関するページは不思議な感じがした。
本編とリンクしている感じがしなかったため。
 
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131:木下龍也『あなたのための短歌集』

2024-07-06 12:55:01 | 24 本の感想
木下龍也『あなたのための短歌集』
★★★★☆3.5
 
【Amazonの内容紹介】
 
歌人・木下龍也さんが「お題」を受けて作歌する、
短歌の個人販売プロジェクトが一冊の本になりました。
これまで作歌した700首の中から「100題100首」を収めています。
歌人がひとりの想い(お題)と向き合うことで生まれた短歌が
詰まった歌集です!
 
****************************************
 
インプットしたいけれども、まとまった文章を読む心の余裕はない、
というときに思い立って読んだ歌集。
詩歌の世界には全く詳しくないので、失礼ながら作者のことも全く知らず。
詩歌のコーナーでたまたま目についたから、手に取った。
 
57577のリズムで読もうとするとうまく読めない歌が多く、
それはなぜかというと、句の区切れと文節の句切れが一致しないからなのだった。
ネットで調べたところ、こういうものを
句またがり(一つの言葉が二句にまたがっている)や
句割れ(一つの句の中に二つの文がある)と言うのだそうだ。
ひとつ賢くなった。
 
好きな歌、心揺さぶる歌、思いもかけない視点で切り取られた歌、
いろんな歌があって楽しかった。
歌集もいいものだなあ。
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130:龍たまこ・中川瑛『99%離婚 モラハラ夫は変わるのか』

2024-06-15 12:33:29 | 24 本の感想
龍たまこ・中川瑛『99%離婚 モラハラ夫は変わるのか』
★★★★☆
 
【Amazonの内容紹介】
 
「おれは仕事も家庭もうまくやっている」
エリート会社員・翔がある日帰宅すると、家の中は真っ暗だった。
「どういうことだ?」この時すでに、
【99%離婚】という状況になっていたことに、彼は全く気付いていなかった。

一方、
「お前ってホント無能だよね。よかったね 専業主婦になれて」
「ベッドで癒してくれない? じゃあもう風俗に行けってことだな」
「なにその服? もう少し体型戻さないと似合わなくない?(笑)」…
夫の機嫌を絶えず伺い、傷ついてばかりできた妻・彩。
自分がモラハラ被害者と気づいた彼女は、娘を連れて家を出ていた―。

「モラハラ夫は変わらない」世間ではそう言われています。
これは、変わりたいと必死でもがく、一組の夫婦の物語です。
 
****************************************
 
「夫婦もの」は昨今のトレンド。
これも、このところ多く見かける、
「モラハラ夫をとっちめて離婚してすっきり!」
みたいなお話かと思ったんだけども、
他と違うのは、モラハラ夫の側から夫婦の再構築を描いているところ。
 
予想以上に、よかった。
加害者側の更生を支援する団体の方が
原作を担当をしているというのもあって、
関係の修復が非常に難しいことをリアルに描いていたと思う。
端折って言えば、
「離婚の危機に陥り、夫が反省して態度を改める」
という流れなんだけども、この「態度を改める」というのが
簡単ではないのだった。
妻への言動を変えることに、夫がめちゃくちゃストレスを感じて
イライラし、挙句に爆発。
生まれ育った環境によって培われてきたものは簡単に変えられず、
それでも何とかしようともがく姿を描いているところがよい。
 
これで思い出したのが、
「セクハラ禁止」
が強く言われるようになったときに、ある男性が、
「何も言えないし、コミュニケーション取れないじゃん」
と反発していたこと。
コミュニケーションの方法がそれしかないと、
「何も言えない」になるし、歳をとってから別の方法を身に着けるのって、
かなりストレスなんだろうな。
 
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