すきっぷ

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南相木村と南相木ダム

2012-06-17 | お出かけ

南相木村へは関越自動車道~藤岡JC~信越自動車道~佐久IC~国道141号~小海~南相木村
へ到着します 
家から南相木村までは約2時間40分かかりました。

佐久のICを降りて立原高原に向う途中、南相木村の入り口に建っている像は「不戦の像」です。
佐久ICから車で40分ぐらいのところに有ります。

「不戦の像」   
村境で手を振っている母と子供のブロンズ像です。
かつての戦争でここの松の前で出征する兵士を見送ったことから、
反戦と平和への願いを込めて建てられたそうです。
乳飲み子を背負っている母と横の男子と手を振っている姿が。。。
どんな思いで見送ったことでしょう。

   

不戦の像から10分程で友人のご主人お奨めのお蕎麦屋さんがあります。
手打ちそば「蕎麦仁」です。
定休日を心配していましたが、開いていました。
営業日は  木・金・土・日・祝 11:00~16:00

ここの店主は、渓流釣りが好きで東京から釣りに来たところ、
ここが気に入りお店を出すことにしたそうです。
それにしてもクネクネの山道で回りには家が一軒もないところです。
お店は木々の緑に囲まれ駐車場はウドやフキが生えていました。
自然がいっぱいで良い感じです。

お店の中は落ちついた雰囲気、平日はご主人が一人で切り盛りしています。

せいろ蕎麦に山菜天ぷら、美味しいという玉子焼きも注文しました。
待っている間は、そば茶とそばを揚げたお茶請けが出されました。

せいろ蕎麦は私好みで細くとってもきれいです。 美味し~~
山菜天ぷらは、ワラビ、コゴミ、ウド、行者ニンニクです。
玉子焼きはダシがきいて美味しかったです。
ぜひまた来てたべたいなぁ~と思いました。

   

大満足のお蕎麦屋さんを後にして途中の「犬ころの滝」へ寄りました。
日帰り温泉「滝見の湯」の近くにあります。
豪快な滝の音を聞きながら少し下ると滝壷に着きます。
落差はさほどありませんが水量が多く見応えがありました。

   

その後は、デジブックで紹介した立原高原へ向かいました。 犬ころの滝からは、10分程で着きました。
ツツジ園を満喫しこの先の「南相木ダム」へも連れていってもらいました。
道は良いのですが、車が全然走っていません。
昨秋友人が行った時は天気があまり良くないせいで薄暗く気味が悪かったと言ってました。
今回はドライブ日和でしたので、むしろ快適でしたが。。。
ツツジ園から20分程で南相木ダムに到着しました。

車が2台駐車場に止まっているだけです。
ダムの上は歩道になって湖を眺めたり、積み重ねられたダムの石を見たり、ダムの下を眺めたりしながら歩きました。
駐車場から向って左側が堰き止められた奥三川湖(上部調整湖)で水が透き通ってきれいです。
右側はまっ白な大きな石を積み上げて作られているロックヒルダム ダムの下にはウズマクヒロバが有り、別の道から行けるそうです。
このダムは水を再利用する発電方式の揚水発電所です。

「揚水発電所」
ダムは南相木川の最上流に位置して、昼間電気の需要が多い時には、上部調整池から下部調整池に落として発電し、
需要の少ない夜間に下部調整池から上部へ水をくみ上げ昼間の発電に使う水を溜める役目をしています。

高さ136m 巾444m 標高は1532mで大型ダムとしては日本一高い場所にあります。

奥三川湖の周囲は約5.5kmの散策歩道が整備されてダムの周辺の森を楽しみながら散策できるようになっています。

          上の説明とすぐ下の写真は南相木村HPより使わせていただきました m(__)m

       


   

南相木村は山奥のへんぴな場所にも関わらず立派な家が立ち並んでいます。
黒い瓦屋根の家が沢山建っています。
総面積の75%を山林で畑が3.6% 話によりますとレタス栽培で財を成したようですね~~
耕耘機や大きな野菜集荷所が目につきました。

帰りがけに「立岩&立岩湖」そして「おみかの滝」へ寄りました。

   

   

「おみかの滝」むかし話
むかし昔 和田のある家に「おみか」という気立てのよい娘が嫁いできました。
ところが 姑は、おみかが嫁入りのときに持ってきた着物が欲しくなりだんだんおみかがうとましくなりました。
ある日、欲に目がくらんだ姑は滝の不動様を拝みにつれて行き「ほらあそこの不動様が」
と言って滝壺をのぞかせ突き落としてしまいました。

しかし姑が帰りに寄った家で奇妙な光景を目にしました。
それは煮えたぎっている鉄瓶の中からドジョウがするすると自在鍵をのぼり始めたのです。
「おみかのたたり」と悟った姑は滝の近くに祠を建ておみかの霊を祀りました。

トンネルをくぐって行くおみかの滝は何となく気味が悪く早々に引き揚げました。
滝の名前もどうも女の人の名前で何かいわれがあると聞いていましたが、家に帰ってきて調べたら
こういうことがあった滝なんですね~ 滝壺は大きくとっても深そうでした。
最後の滝はチョット怖い思いがしましたが・・・
色々と案内して貰いました。「ここで写真撮るといいですよ」と言ってわざわざ車を止めて下さる旦那様には恐縮です。
花も最高だったし景色も申し分ない良いところで満足の一日でした。
ありがとうございました。







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