人と、オペラと、芸術と ~ ホセ・クーラ情報を中心に by Ree2014

テノール・指揮者・作曲家・演出家として活動を広げるホセ・クーラの情報を収集中

2016年 リュブリャナ・フェスティバルでホセ・クーラのオテロ Jose Cura / Otello in Festival Ljubljana 2016

2016-08-03 | オペラの舞台―オテロ


ホセ・クーラは、2016年7月6日、スロヴェニアの伝統ある音楽祭、リュブリャナ・フェスティバルで、ヴェルディのオペラ、オテロに出演しました。
とても美しい舞台、衣装も美しく、歌手も良く、クーラはスタンディングオベーションを受けたそうです。

オテロの原作者シェークスピアの没後400年にあたる今年、年初からいくつもオテロに出演しています。3月のザルツブルク復活祭音楽祭でのオテロにつづき、今回で4か所目。そして、次にクーラがオテロに出演するのは、2017年6月の16, 20, 22, 25, 27, 29日、ベルギーのリエージュにあるワロン王立歌劇場の予定です。

全体の映像や録音はありませんが、記者会見の様子や、舞台のとてもきれいな写真がたくさんアップされています。またニュース映像で、舞台の様子が一部、放映されていますので、紹介したいと思います。

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●リュブリャナ・フェスティバルへの出演にあたって、記者会見






●レビューより

「リュブリャナフェスティバルでジュゼッペ・ヴェルディのオテロ:ホセ・クーラの勝利」

「その夜の魅力は、もちろん、ゲストのスター、ホセ・クーラだった。すでに長いキャリアをもち、クーラは、現在、オテロの最も説得力のある解釈者の1人。それは俳優としてのカリスマ性と能力のためだけでなく、声の品質のためでもある。」

「そして最後のシーンは、鋭く、感動的な結末であり、観客を感情的に巻き込んで、深い敗北感で消耗させるほどだった。」

●舞台写真 → 女性カメラマンのHPより

当日の舞台を、女性カメラマンがHPにたくさん、掲載してくれています。とても美しく鮮明な写真です。いくつか紹介させてもらいます。

第1幕、オテロ登場の場面


第1幕、オテロとデズデモーナの二重唱の場面 美しいキスシーン




第2幕 イアーゴの策略で疑念を深めていくオテロ


第2幕の終りか? 復讐の決意を固めている場面か。


第3幕 


第3幕 本国からの使者から、本国への召還命令を受け取る




第4幕


最愛のデズデモーナを殺害、そして自らの過ちを知り、デズデモーナの名を呼びながら泣き崩れるオテロ


ラストシーン オテロの死


●ニュース映像より
スロヴェニアの放送局が放送したニュース映像です。後半、舞台の映像とクーラのインタビューが流れます。早口の英語で、キャリアのはじめのことなどを語っているようです。
Jose Cura 2016 Otello


クーラのオテロの正規の映像は、2006年リセウ大劇場のもの以来、発売されていません。こういったフェスティバルの舞台などを、DVDに収録して販売してもらえたらよいのにと思います。せめて、録画をネットに掲載してほしいと切に願います。

●画像いろいろ
               





*写真は、リンク先のカメラマンのHPや劇場のフェイスブックなどからお借りしました。

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