人と、オペラと、芸術と ~ ホセ・クーラ情報を中心に by Ree2014

テノール・指揮者・作曲家・演出家として活動を広げるホセ・クーラの情報を収集中

1998年新国立劇場の開場記念 ヴェルディのアイーダ Aida / Verdi in Tokyo

2016-02-14 | オペラの舞台―ヴェルディ

ホセ・クーラの初来日は、1998年、大きな話題になった新国立劇場の開場記念公演のアイーダでした。
鮮烈な印象を残した日本デビューから、もうじき20年になります。2017-18年の新国開場20周年のシーズンに、ぜひともホセ・クーラを招聘してほしいと願っています。

 


 

*2019年7月 追記

結局、開場20周年でのクーラ招聘の願いは実現しませんでした。2019年6月に、クーラが出演した開場記念アイーダの演出をしたゼッフィレッリが亡くなりました。その追悼として、新国FBに当時の舞台写真が掲載されました。これまで劇場HPにはクーラの写真はなかったのですが、ここにはクーラもたくさん映っています。美しい舞台写真をアップしていただき、感謝です。(右上のFマークをクリックすると劇場FBで沢山写真を見ることができます)

 


 

2006年のボローニャ歌劇場来日公演のジョルダーノのアンドレア・シェニエ以来、10年間、来日がないクーラ。世界のオペラ劇場で活躍してきましたが、来日がなく、また大手レーベルによるCD発売もないため、日本のオペラファンからは、ほぼ忘れられた存在になりつつあるのではと思われるのが残念です・・。

しかしまだまだ力も魅力も健在なクーラの情報を伝えたい・・これがブログを始めた理由です。
これからおいおい、最近の活動についても、海外のファンサイトで得た情報などからアップしていきたいと思います。

まずは、日本での第一歩、ヴェルディのアイーダを、YouTubeにアップされている動画から。
当時、35歳。輝かしい声と舞台上の存在感は独特です。

Aida (Giuseppe Verdi)
Maria Guleghina
Jose Cura (Radames)
New National Theatre,Tokyo Opening Memorial performances



Jose Cura "Celeste Aida" 1998 アイーダ第1幕 ラダメス「清きアイーダ」


Jose Cura , Maria Guleghina  "Pur ti riveggo mia dolce Aida" 第3幕 アイーダとラダメス二重唱


(追加)
最後、地下牢に閉じ込められ死を待つラダメスのところに、現れたアイーダ。2人で死を迎える悲劇のラストシーン。クーラの悲痛な声がなんとも胸に迫る。
Jose Cura , Maria Guleghina  Aida last duo


そしてこちらは全編 1998年1月15日からの本番ではなく、13日のドレスリハーサルの録画ではないかと思いますが、どうなのでしょうか。
新国立劇場の情報センター閲覧室では1/17と1/24の映像が保管されていて、無料で見られます。しかし初日の映像はありません。どこかにあったらぜひ観てみたいものです。

Giuseppe Verdi - Aida- Tokyo (C)


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