九州バイク漫遊記(ブログ版)

愛車TRX850で九州のいろんな場所をツーリング。

久しぶりのツーリング

2017年11月19日 | ツーリング・旅

お久しぶりです。なかなかブログを書く機会がなくて、しばらくほったらかしにしてしまいました。

その間にすっかり寒くなって紅葉もどんどん進みましたが、

今日は寒い中バイクを走らせましたので報告です。

これだけ寒いと山に行くのは少々酷なので、海に向かいます。

とは言っても、今回走ったのは青い海ではなく、干潟で有名な有明海沿いです。

 

朝10時半からのんびり出かけて、鹿島を目指します。

途中、山の上に見事な銀杏の木が見えました。

けっこう大きくてきれいな銀杏だったんで、ちょっと登ってみました。

落ち葉の積もった舗装路を5分ほど登っていくと

それはそれは、落ち着いた雰囲気の場所に到着です。

とても静かで、綺麗な場所でしたね。しばらくは人も来なかったんですが、10分ほどして

アマチュアカメラマンの男性がやってきました。

聞くとここは穴場中の穴場だとのことで、あと3日もすれば銀杏も落葉してしまうとのことでした。

青空に銀杏の黄色が映えます。しばらく雰囲気を楽しんでしまいました。

さて、この後は有明海に向かいます。今日は寒かったのでバイクもぼちぼちみたいな感じ

まずはこちらに行ってきました。

軽トラックが停まっているところは何のことないコンクリートの道ですが、

満潮になると電柱を残し海の中に沈む不思議な道です。

で、この道の近くには

海の中に続く鳥居が立っています。大魚神社の海中鳥居です。

ちなみに潮が引き始めてますので陸のように見えますが、奥の鳥居のある場所は海です。

ここ辺りは最大で干満差が6mある国内屈指の干潟のある場所です。

良く見ると、鳥居のずーっと先に沖ノ島という島があります。

江戸時代に漁民を苦しめていた代官が、日頃の悪行がたたって漁民たちから沖の島に取り残されたとき

竜神に懇願した代官のもとに大魚が現れ助けたことから、改心した代官が大魚を祀るためにこの鳥居を建てたそうです。

潮が引いたときには石畳が現れ、お参りすることができます。

さて、海沿いをのんびりとバイクを走らせます。

島原半島を正面に見る場所までやってきましたが、

ここにはかわいいバス停があるんですよね。長崎交通のバス停の休憩所で、これはメロンですが、

リンゴやスイカ、ミカンなどいろんなタイプのバス停があります。

昔は結構ボロボロの時期もあったんですが、SNSで紹介されたおかげで、こんな感じですごくきれいになりました(笑)

ここで、Uターン。昼食を取ります。

多良や鹿島の有明海沿いはかき焼き海道いうくらい、かき小屋がいっぱいあるんですが、

予想通りどこも車がいっぱいだったのと、自分が牡蠣を焼くのがおっくうだったので、

時間をずらして、お店に入りました。

まずは定番の焼きガキですな。調理人さんが焼いているんで、生焼けでも焦がれているのでもなく

さすがきれいに焼けています。

そのまま、レモン、ポン酢で楽しみましたが、いやあさすが冬の味覚ですね。うまかった。

で、さらにこのお店のお薦め

カニ丼です。

カニの身が入った卵とじがたまんないですね。これもうまかったです。

有明海の冬の名物を堪能させていただきました。

最後は長崎本線を走る「かもめ」と一緒にパチリ。

長崎新幹線が開通すると無くなってしまう車体ですが、当面は見ることができそうでホッとしてます。