昨日は久しぶりカブのメンテナンスを行いました。
整備個所はアクセルワイヤーの緩みと、レッグシールドひび割れの補修、
そして大型BOXの留めねじの緩み防止対策を行いました。
アクセルワイヤーは約3mmほど伸びていました。
それに伴い遊びが増えすぎていたため、
全開にならない状態になっていました。
右ハンドル下のゴムカバーをはずすと、調整用のナットが
あるので、そこで調整を行います。
レッグシールドは、アスファルトと接触した際
ひびがはいったようです。
熱溶着でひびを埋めていきます。
(詳しくはホームページを)
BOXは蝶ねじで取り付けていますが
(すぐ、取り外しができるようにです)
取り付けステーと干渉して、完全に締めることができず
よく緩んでいました。ナットを1個かまして、干渉を
なくしました。
ところで、時々カブ論議がネットでまき起こっていますね。
カブは素晴らしい、いや屑だとか・・・
1年ちょっと乗りつづけて、感じたのは
微妙なバランスの妥協の上で作り上げられたバイクだということ。
つまり全てが中途半端なんですが、実用には十分耐えられるバイク。
で、その結果けっこう高いパフォーマンスを生み出している
というバイクだと結論づけました。
よく、改造したカブを見かけますが、一箇所手を入れると
次々に不具合、不満個所が出てくることを見受けます。
それはバランスを崩したのだから仕方がないと思います。
例えば一例ですが、現行のドラムは止まらないからフロントを
ディスクにしてくれという要望をよく聞きます。
まず、ストップパワーはかならず上がるのはまちがいありません。
でも、そうなるとサスはテレスコにしなくてはならないでしょうし、
スポークホイルは強化、それに伴いタイヤもサイズ変更になるでしょう。
フレームのステム周りも強化しないと、ゆがんでしまうと思います。
で、その分重量があがるので、結果エンジンを強化しないといけません。
すると、燃費が下がり、カブの一番の売りがなくなります。
ドラムだから、現状でいけると思います。簡単な理由です。
そして、最高のコストパフォーマンスを出せて、
固定のユーザーが付くなら別にフルモデルチェンジはいらないのです。
私は、ノーマルで十分ですね。強いていうなら4速モデルがあれば
いいかなとは思いますが(リトルにはありますからね)。