5月1日登頂しました。四国は毎度のごとくカブツーです。
達成感もありましたが、超怖かった!!なぜって・・・
西日本最高峰。愛媛県の石鎚山。修験道の山としても信仰されてきました。
すっと立ち上がる姿がきれいですが
頂上付近は、ほぼ直角に切り立つ崖ばかり。
さらには
今年は雪がたっぷり残っていて・・・
登山道がまだ埋まっていて雪の中を歩くこととなりました。(本当にひどいところは撮れませんでした)
さらには
修行の場ならではの、無茶苦茶長くて厳しい鎖場+残り雪
ここは頂上直下の二の鎖ですが、鎖場の上下は雪で覆われてました。(汗)
ここを登りました。
鎖も柔なもんじゃあないです。
こんな感じ(涙)傾斜も半端ないです。本当直角に近い。
ブルーシートが見えるところがスタート場所・・・
64mを一気にのぼります。最初は楽勝かと思ってましたが、
気づいたら、時すでに遅し。岩は一部濡れているし、とっかかりがほとんどないところも・・・
息は上がってくるし、初めて手を外したら確実に死ねるなあと感じました。
さらに、写真はないですが、ここから上50mくらいは登山道が雪で無くなっていたので、
雪中行軍を敢行!!おかげで足が壊れそうに・・・
とはいえ、なんとか
頂上登頂成功!!1982mに登れました。
でも、本当のチャレンジと恐怖はここから・・・
頂上の先にある、さらなるピーク天狗岳を目指します。
ガスがかかって見えませんが、両側は切り立った崖
ちなみに晴れたらこんな感じです
こんな感じで、刃物の刃先の上を歩いていくようなイメージです。
数人がポツポツと戻ってきます。
ここからはあまりにも厳しいのでリュックは外して行きます。
途中の様子。向こう側は数百メートルの断崖絶壁です。
人が戻ってきてますが、その向こうの頂上50m位手前が本当に怖かった。
歩けるところの幅が1m位、そこを踏み外せば確実にやばい場所が5m位ですがありまして、
そこは、正直腰が抜けかけながら通過しました。
で、頂上です。ここも3m四方くらいのスペースしかなくて、一緒にチャレンジした人と写真を撮りあいました。
で、登った時はガスってなにも見えなかったんですが、二の鎖まで戻ったところで一気に晴れました。
晴れてほしかったんですけどね。でも晴れてすべて見えていたら登れなかったかも・・・
今年の石鎚山の雪は異常に多く残っているそうで、頂上の神社の開社式も1日の予定が15日まで延期になっているくらいです。
登山のベテランからいえばさほどでもといわれるかもしれませんが、
私にとっては予想外の過酷さで、登頂をあきらめかけましたが、何とか頑張れました。
今度は雪のないときに行ってみたいです。
これ以外のレポートは後程ちょくちょく出していきますが、
四国の道は九州とまた違った意味で面白かったです。