Laboratory ARA MASA のLab Note

植物観察、読んだ論文に関しての備忘録
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学会)第53回日本植物生理学会年会(京都) その2

2012-03-17 21:57:35 | 学会参加

年会2日目の午後に学内の神山ホールにて学会賞の授賞式と受賞講演があった。受賞者は以下のとおりである。

日本植物生理学会功績賞
 宮地重遠(東京大学名誉教授)

日本植物生理学会賞
 島崎研一郎(九州大学大学院・理学研究院)
 「植物の青色光応答の研究―気孔開口を中心にして」

日本植物生理学会奨励賞
 西村宜之(農業生物資源研究所・遺伝資源センター・放射線育種場)
 「アブシジン酸受容および情報伝達機構に関する研究」
 吉本光希(理化学研究所・植物科学研究センター:(現)フランう国立農学研究所)
 「植物における細胞内自己分解システム・オートファジーの分子機構とその生理機能に関する研究」

PCP論文賞
 近藤竜彦(名古屋大学大学院・生命農学研究科)
 「Stomatal Density is Controlled by a Mesophyll-Derived Signaling Molecule. (Plant Cell Physiol. 51(1):1-8.)」

日本植物生理学会若手海外共同研究フェローシップ
 第10回 奥田賢治(中央大学・理工学部)
 「植物オルガネラ遺伝子発現を統御するPPR蛋白質によるRNA配列認識機構の解明」
 第11回 米田新(理化学研究所:(現)奈良先端科学技術大学院大学・バイオサイエンス研究科)
 「FESEM を用いた表層微小管とセルロース微繊維の平行性に対する新阻害剤コブトリンの作用の解析」

なお、若手フェローシップは予算である「N.H.Chua基金」を使い切ったために第11回が最後となる。

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