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《 リアル 汚相撲 ルポ 前篇 追記版 》 「引退勧告」されて、やっと辞めた、首絞めワザ魔力士がいた、鳴戸部屋。その防御策。そして、希望の光、差し始めて・・・

2019-11-27 21:55:07 | 大相撲ファンですら、知らない、知られたくない、裏事情

 

 ≪ 2019・11・16 掲載記事 ≫

 このところ、すでに9か月前に、一応の決着をみた、ブルガリア出身の、元・大関、琴欧州が親方である鳴戸部屋で起こった力士の、ヘタすると死に至ったかもしれない首周辺への、長期にわたる、度重なる、絞め技、暴行事件について書いた記事が、注目を浴びている。

 この、打ち込み始めた本日も、数本、早朝から多くの人に読まれている。

 そう・なると、鳴戸・部屋で、最近、何かあったのだろうか?

  すでに、引退させられたので、しこ名も、本名も、あえて書かない。

 当該力士の引退と、元・琴欧州への処分という「暴行事件」終着4か月後の、今年6月8日、

 このように、「東京スカイツリー」まで、わずか徒歩5分と言う近さの地所の、墨田区向島(むこうじま)に、4階建ての新築ビルを建て、

  ( 日本経済新聞 より )

 一門の親方衆や、現時点で、めでたいはずの婚約披露も喜ばれるどころか、この時期に!と、周囲が、眉を曇らせた、大関陥落間近の髙安[掲載後、休場し、関脇に陥落決定した]・・・・・などを招き、大大的に「部屋開き」も行ない、

  暴行魔がいなくなったものの、それに従ってしまった力士2名も、いまだに混じる危惧があるが、残る10人の力士や、所属行司や呼び出しらを従え、このように、新たな門出を踏み出した。

  かつて、松戸市八ケ崎(はちがさき)に、当該力士もいた頃は、親方夫妻も同居、

 テレビの、長期間密着取材を経て、いわば、「新米おかみさん奮闘記」のようなまとめ方で、民放系列で番組が放送され、録画もして、観ていた。

 親方自ら、まわしを締め、稽古場での、熱血指導。

 日本人の女将さんと、地元・松戸の人達との触れ合いも含め、野菜やコメなどの差し入れもあり、ファミリー的な色合いを見せていた。

 ホンマかいな?と、疑いの目を基に、番組を見つめる習性が付いている稼業の私にでさえ、悪くは無い印象を与えた。

 ソレが、東京場所の、両国国技館まで、朝の「痛勤」時間帯の、ぎゅうぎゅう詰めの時を中心に、所属力士が早い時刻に行かねばならない事情も背景にあったのか、両国国技館に近い、都内の墨田区に新たな地所と部屋を探し、このように「東京スカイツリー」近くに、土地代も含め、総費用、3億円もかけて移設、

 その間、しばらくの期間、墨田区内に仮り住まい

 親方夫妻は、通うカタチとなってしまった。

 ソレが、上記、暴行事件を産んだ起因となってしまったとも言える。

 当該力士が、親方が、巡業中で、部屋を留守にしていた時期や、女将さんの目が届かないことをいいことに、暴行を繰り返していた。

 この「事件」を受けて、この部屋は、弟子を信用していない訳ではないが、協会から、厳しい指導と注意を受け、その後も、定期的に報告を義務付けられた。

 その結果、稽古場に、

 「監視カメラ」も兼ねた、撮影用ビデオカメラを、3か所に設置。

 いつでも、監視と、文字通り「防犯」撮影、即時に再生も、出来るようにもした。

 例え、動画撮影されていなくとも、どのような理由であれ、暴行、暴力、を加えてはいけない。見つからない前に、しないようにしなくてはいけない、という意識が、所属力士全員に、芽生えており、新設以来、6か月弱。

 いまだ、「事件」は、起こってはいないし、発覚も、していない。

  また、何か、それ以外の不祥事の防止も含め、このような、力士が生活し、寝起きする大部屋にも、監視カメラ数台を、目立たぬように、設置したと聞いている。

 監視と言うと、堅い、悪いイメージを与えるが、我が子のような弟子たちの生活を、常に24時間、見守るためと想えば、理解出来る。

 当該力士の、長期間にわたる暴行を、見て見ぬふりをし、黙認して、他の力士たちが、目をつむっていたのだが、そのような、意識も事前に防ごうと言う意図が、のぞく。

 もちろん、風呂場や、トイレに連れ込んだり、湯を浴びているときの暴行までは、見ることは不可能だが、力士への意識改革は、浸透してきたとみていい。

 仮リ住まいの時には、かなわなかった、親方夫妻の同居もあり、目も光らせ、さらに、将来、十両以上の「関取」と初めて公的に呼ばれる、力士のために、新たに、3部屋を増設。

 十両に昇格すれば、近くで、アパートやマンションも、借りることは可能だが、幕下に陥落したら、規則上、部屋を引き揚げなければならない。

 そんな不安定な、賃貸契約をするよりは、と。

 だから、ここに寝起きしてもらおうと考えている。

  現在は、最高位、三段目の力士が5人いるが、幕下を越えて、1日も早く、関取誕生を願っていると、元・琴欧州は、希望を込めて、力強く言う。

 また、九州・福岡場所の宿舎を、遠い佐賀県唐津市の、景勝地、虹ノ松原にほど近い所に構えた、

 博多まで、乗車、片道1時間半。

 市内の、浜玉相撲場を、部屋の稽古土俵に使用させてもらい、稽古後は、歩いて、近くの銭湯を使わさせてもらい、宿舎に帰る毎日。

 そのように、融通してもらっている地元に貢献しようと、昨年から、「鳴戸杯 少年相撲大会」を開催。

  今年も、開催する20日前に、唐津市に向けて、告知。

 近隣の、小中学生力士に集まってもらい、唐津市入りするや、10月27日、このように、「第2回」を開催し、大盛況に終わった。

 早くも、相撲体形の、でっぷりと太った小学生もあり、スカウトの目的の兆しも、のぞいた。

  このように、ちびっこに、所属力士に向かって、ぶつかり稽古のごとく、当たってもらったり、

  終了すると、部屋のちゃんこ料理を、地元の観戦してくれた方々に、無料で、ふるまったりもした。

  この模様は、親方が解説者として、テレビ出演した、11月14日の大相撲中継で、放送された。写真は、その模様の抜き撮り。

 このように、再出発に向けての模様を観た読者が、改めて、記事を検索した可能性も大きい。

 また一方で、唐津に向けて旅立つ前に、ひょっとして、墨田区向島に完成した、新たな鳴戸部屋に、引退せざるを得なくなった、当該力士が、久しぶりに、訪ねてきた可能性が、捨て切れない。

 ソレをキャッチした読者が、初めて、検索したのかも。

 確認しようとしたが、すでに、鳴戸部屋の力士や親方は、もぬけの殻で、聞ける人もおらず。

 引退するほか無かった力士は、実は元のしこ名が表わすように、地元、墨田区出身で、実家もそこにある。

 高校を卒業して、相撲界入りした、彼。

 知っていることは、柔道と、相撲だけ。入門してからは、他人や、部屋の後援者や、タニマチから、もらう、いただく、おごってもらうのが当たり前の、「ごっちゃん体質」。その事だけは、心身に染みついている。

 おまけに、身長189センチ、体重も180キロの巨漢。

 その超デブ体形のまま、普通の体形のヒトの動きをして、仕事をテキパキと、こなせるかというと、とても無理。

 稼げないのに、喰うのだけは、人の数倍。

 おごってもらうのが、当然という顔の神経との、一般人との差異は、広がるばかり、嫌われるばかり。

 実の所、あらゆるプロスポーツの選手の中で、引退したのちの、第二の人生が、一番困難を極めるのが、力士、相撲取りなのだ。

 ましてや、粗暴で、巨漢の体型を、次第にスリムにしていかなければ、仕事で食べてはいけない。せめて、100キロまでには、体重を減らさなければいけない身。 

 相撲界を追放されてから、約9か月。

 実家や、家業が何かを経営しているなら、食べさせてもらいながら、親兄弟に付いて、仕事を覚えていくことが、可能だが、それ以外は、日々、苦しい毎日が、待ち受けていたはず。

 そこで・・・・・

 親方に、あの時の反省をのべて、新たな仕事への相談に来たのではなかろうか。

 いったん「引退届け」を、協会に提出した後は、例え、どのような理由があろうとも、復帰は出来ない。

 部屋の、使用人として、、使うのは、自由だが、その場合は、親方が、給与を独自に支払うカタチになる。

 ましてや、殺しかねない目に遭うまで手伝った加害補助力士や、被害力士が、まだ数人いるのだから。

 まだまだ、負の遺産を背負いつつ、鳴戸部屋は、1歩1歩、歩んで行っている・・・・・。

  

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≪ 2019・11・27 追記 ≫

  ( 9月場所 千秋楽 ツイッターより )

 2019年の掉尾を飾る、九州場所を終えて、鳴戸部屋・所属力士の戦績は、

 10人の内、2人が、ケガなどで休場。

 残る8人の内、5人が、めでたく勝ち越した。

  部屋のトップ、三段目25枚目、元林(もとばやし)が、近畿大学を卒業し、この部屋に入門して以来、

  序の口優勝、

  序二段優勝、

  そして、優勝決定戦を経て

  三段目優勝を飾った。この写真のように、スポーツ紙記者に注目されており、掲載も秘かにされ続けている。なにしろ、コレで、負けなしの21連勝なのだから。

 決定戦の前、揺らぐ気持ちになった時、親方に、「お前なら勝てる! 自信を持って、いってみろ!」と、励まされての、勝利。

 ドキュメンタリー番組の撮影時と同様、今も、親方は、稽古土俵に降りて、稽古をつけ、ぶつかり稽古にもつきあってくれている、という。

 コレで、来たる来年の初場所は、元林、幕下に番付けが上がる。

 付け人などが付くのは、十両以上だが、埼玉栄高校や、近畿大学の、相撲部で、上下関係厳しい中で育ってきたとはいえ、付け人に、無理強いさせることが無いようにしてもらいたい。

 なんで、こんな程度の事が、出来ないんだ、お前は! などと怒って、手足を出したら・・・・オシマイ。

 何にも、出来ないもんなのだ。やれることは、仕方ない。自分でこなす、ぐらいの気持ちで、日々送らねば、また、不祥事の再燃になってしまう。

 一度、レッドカード、突き付けられている相撲部屋に対して、世間、マスコミの、注ぐ目は、予想以上に、厳しいものがあると,覚悟しておいてほしい。

さて、元林に続くのは、3段目78枚目の丸勝(まるしよう)が、5勝2敗。

 三段目98枚目の安斎が、4勝3敗。

 三島が、序二段47枚目の番付けで、5勝2敗。

 最期に、山梨県北杜市出身の、欧翔山が、序二段94枚目の地位で、5勝2敗で、幕を閉じた。

 なにやら、あの宇良と、初場所に当たりそうな力士もいる。

 監視カメラを、まだまだ意識し、「またかよ・・・・」と、世間に言われないように。

 手足を出すのは、稽古土俵の上だけに勤めて、模範的な、ファミリー部屋として、成長していっていただきたい。

 



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