みんなのリライブPark ~リライブフードアカデミー~

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英語で落語の話し

2008年11月03日 | いつものトーク
こんにちは、リライブフードアカデミーのmikinosaです。先週の木曜日に投稿して、今日が2回目です。これから毎週月曜と木曜に投稿しますのでどうぞよろしく。

アメリカで落語をやってまわってる噺家がいるという話を先日、新聞で読みました。
もう随分長いこと日本に住まっているアメリカ人の友人が、初めて落語を聞いたとき、これは日本のラップか何か?と思ったそうで、なるほど、話芸というものは面白いもんだな、と思ったことがありました。
しかし、熊さんだのはっつあんだの、一文、二文、三文、今なんどきでえ?みたいな噺をだね、英語に訳して、やってうけるのかな?アメリカ人に。と思って興味深く記事を読みました。

彼らにとって、奇異に見えるのは落語というものが座ってやる芸だということだそうです。それで、落語のことをわざわざ「シッティング・コメディ」と説明しなければならない。熊さん、はっつぁん、与太郎といった登場人物や、時代背景については、公演の前に一時間ほどもかけてレクチャーするんだそうで、これはなんとも手間がかかる話しだと思ったら、案外みんな楽しく講義をうけるらしく、講義というのもたとえば噺家がやるように扇子一本で、蕎麦をすする様子を演じさせたり、みんなが喜んで真似するようなことから始めるそうです。

で、すごいなと思ったのが、この英語落語の盛り上がり方がすごいそうで、プレ授業の内容も良いのでしょうが、何しろ、観客がみんな笑う気満々でやって来ているから、ちょっと笑いのつぼにはいっただけで、途方もない大うけになるらしい。「シッティング・コメディ」にスタンディング・オべーションの賛辞が送られることがあるという。こんなの日本で見たことない。

私がリライブ的に感動したのは、「プレ授業」と「笑う気満々で来ている観客」のところ。笑う気満々というのはいいね。観客が「おきゃくさま」じゃないんだね。
と、そんなわけで後でゆっくり読んでみようかな。
http://eigo-rakugo.com/what.html 
(噺家は桂えん枝師匠)

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