DIARY yuutu

yuuutunna toki no nikki

「本当の実在(存在)」と(意識における)その「像」(鏡像)という見解:これは、視覚的な鏡における「現物」と「鏡像」の関係を、存在論あるいは認識論に、根拠なく適用した虚妄だ!  

2018-06-15 10:16:36 | 日記
(1)
君は宇宙だ。(宇宙は、現出する。君においてのみ、宇宙は現出(出現)する。)(Cf. 後述(2)参照)
(1)-2
宇宙の誕生を考えてみる。音がする(Cf. 聴覚)。宇宙の中心に何かがある(Cf. 触覚)。ほの明るい(Cf. 視覚)。何かの味がする(Cf. 味覚)。何かが匂う(Cf. 嗅覚)。気分がある。例えば、心地よさ、不快さ等(Cf. 感情)。心地よさが願われ、あるいは不快さが無くなることを願う(Cf. 欲望)。(Cf. ただし意図は、まだ成立しない。《ある状態(目的)を実現する》という出来事or経験が起きたことがないから。)こうした出来事の全体として宇宙が誕生する。
(2)
宇宙は、現出する。君においてのみ、宇宙は現出(出現)する。感覚は、宇宙そのものの出現のことだ。例えば、そこに君が感じている(つまり感覚している)君の身体は、リアルであって、身体そのものが現れている(現出)、《本当の実在する身体》が感覚と別にあって、感覚は《像》(鏡像)をとららえるにすぎないというわけではない。
(2)-2
「像」(鏡像)とは、視覚的な鏡の比喩だ。「現物」があって「鏡像」がある。「本当の実在(存在)」と(意識における)その「像」(鏡像)と言う考え方は、視覚的な鏡における「現物」と「鏡像」の関係を、存在論あるいは認識論に、根拠なく適用した虚妄だ。
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