DIARY yuutu

yuuutunna toki no nikki

明日が心配だ!だが予想される事態に「死」はない!今は、平静を保つ努力が必要だ!

2019-08-25 22:49:53 | 日記
何も手につかない。心配事がある。明日が心配だ。「明日は明日のみが思い煩うだろう」と思いたい。だが不安がおさまらない。狂いそうだ。「まな板の上の鯉」。ではどうする。未来は未定だ。幸い、今は平穏だ。手の打ちようがない。「万事休す」。だが「座して死を待つ」のでない。予想される事態に「死」はない。ただしどの程度のひどさか不明。身の安全は保たれるだろう。今は、平静を保つ努力が必要だ。
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中原中也(1907-37)「汚れつちまつた悲しみに」:悲しみが汚れたら、それは不当な悲しみであり、二重に悲しい!かくて詩人は死を夢見るが、しかし死なない!

2019-08-25 20:48:06 | 日記
汚れつちまつた悲しみに Onto already soiled sadness,
今日も小雪の降りかかる today again, snow falls.
汚れつちまつた悲しみに Against already soiled sadness,
今日も風さへ吹きすぎる today again, even wind blows through.

汚れつちまつた悲しみは Already soiled sadness
たとへば狐の革裘(カハゴロモ) is like a coat made of fox skin.
汚れつちまつた悲しみは Already soiled sadness
小雪のかかつてちぢこまる shrinks because snow falls onto it.

汚れつちまつた悲しみは Already soiled sadness
なにのぞむなくねがふなく doesn’t hope nor wish anything.
汚れつちまつた悲しみは Already soiled sadness
倦怠(ケダイ)のうちに死を夢む hopes its death in dullness.

汚れつちまつた悲しみに Because of your already soiled sadness,
いたいたしくも怖気(オヂケ)づき you painfully become scared of it.
汚れつちまつた悲しみに Because of your already soiled sadness,
なすところもなく日は暮れる…… you do nothing while sunset comes.

《感想1》悲しみが無垢なままなら、悲しむことは正当だ。だが悲しみが汚れたら、悲しむことは不当である。不当な悲しみは、不当なことがすでに悲しみだから、二重に悲しい。それに小雪がかかり、風に吹かれ、寒さに耐える。
《感想2》二重の悲しみである「汚れた悲しみ」は、小雪がかかり寒さで、狐の革裘のようにちぢこまる。
《感想3》二重に打ちのめされ、寒さに耐える「汚れた悲しみ」は、もはや望みも願いもない。ただ怠(ダル)く無気力で死を夢見る。全く救われない。
《感想3-2》私見では、詩人はまだ20代の男だ。人生のやり直しがきく。死を夢見るには早い。もちろんロマンチックな死もある。その場合は死を選択し、死によって生きる。それは、エネルギッシュな死、つまり《生きることとしての死》だ。だが、彼は死なない。(第4連!)
《感想4》つまり詩人は死に怖気づく。彼は「汚れつちまつた悲しみ」の内で生き続ける。不当な悲しみに、小雪がかかり、風が吹きぬける。望みも願いもなく、詩人は怠(ダル)く無気力に、死を夢見る。しかし彼は死なない。こうして「なすところもなく日は暮れる」。
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君は1個の君であって「類」でなく、存在(宇宙)上の1個の塵だ!

2019-08-25 19:10:11 | 日記
君は活動を縮小する。冬眠ならぬ永眠の準備。この世の未練を見直す。映画は見る。(ただし無理しない。毎週絶対見なくてもよい。)BLOGは、毎日でなくてよい。無理しない。ハイデガー『存在と時間』は読了する。整理整頓。不要な物は捨てる。自分が書いたものは、自分の永眠と共に消え去ってよい。娑婆とサヨナラだ。サヨナラの準備だ。「a well-informed citizen」の義務は生きる限りできるだけ遂行する。人との柵(シガラミ)は最低限にする。ただし侮辱されたときは決闘する。体は機能的にガタガタだ。壊れかかった機械だ。最低限の修繕はする。癌が付き合える速度で拡大するなら、癌と生き、最後は心中する。75歳で年金の元が取れるから、さしあたり75歳まで生きてみる。食べたいものがあまりない。幸い食べたいものに出会ったら、この世の記念に食べておく。あとは成り行き任せ。あるいは行きがかり上、面倒な出来事に加わることがある。「サヨナラ人類」より先に「サヨナラ自分」だ。なお私見では、自分は人類でない。人類はあまりに寂しく、愚劣な「類」だ。「類」を信じない。君は「類」が嫌いだ。君は1個の君であって「類」でなく、存在(宇宙)上の1個の塵だ。「類」は虚構にすぎない。
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