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魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

相次ぐ新入荷

2013年06月15日 | ワイン ~2020年
今週はいろいろと新入荷がありました。


まずはこれ。最初のマランジュ(トマ・モレ)は自信のひと品。

微妙に高めの3千円台前半ですが、ぜひ飲んでみてください。
幸せがやって来ます。とても素敵なワインです。

詳細はこちら(クリック!)です。


他にもいろいろとありますが、その中から、今夜はこの白。

紆余曲折あってやっと届いたワインです。(苦労しました)






2009 アルザス ゲビュルツトラミネール ビルストゥックル
(仏、ドメーヌ・ジェラール・シュレール、ゲビュルツ種、白、3千円台前半)


香りはデリシャスリンゴや焼き芋のよく焼けて柔らかい部分、あとはシンナー
やセルロイドの揮発性の香りが強いです。しかしその香りはブドウの力強さが
密集したようでもあります。


味わいはビオワインですので、ちょっと酵母っぽさがあります。
まず感じるのは自然派の風味と味わいの強さです。アタックは柔らかく、味が
濃い。ブドウの力がそのまま出ています。強烈なシンナー、揮発性臭、でも
それがまた良い香りでもある。ちょっと焼き芋にも似ていて蜜のような風味が
ジュワっと出ている。

さらに内包した旨味がセメダイン風味と共に押し寄せてくる。
そういったビオらしい強さのワインでしょう。好みは分かれるかもしれません
が、果実味の持つパワーを感じていただけたら良いでしょう。

さらにとろみがあまりに強いため、冷えているのにそれと感じさせないオイリー
さ、ネクタールさ、ミネラリーさが凄すぎます。


普通の方にはお奨めしないでしょうが、分かる方にはその良さ、造り手のすごさ
が伝わるかと思います。ワインのことたくさんの経験でよく分かっている、とい
う方にこそ認識を新たにしていただくべく味わっていただきたいマニアックな
秀作でしょうか。



さて、いよいよコンフェデレーションズカップが始まります。

真夜中にブラジル戦です。


でも午前4時キックオフ!とか、どうしようもない時間ですよ。

録画予約をして寝ましょうか。W杯本大会もそんな時間にあるので困りますね
え。それをも含めての予行演習です。


まずブラジルには勝てませんし、日本が一番苦手の相手でしょう。

ただ、戦い方の問題でしょう。
弱者として、アウェーとして、守ってカウンターでいくのか?

それとも前回4-0で敗れた時みたいに、最初から引かないで堂々と五分を
目指して渡り合っていくのか?

そこが一番の注目です。

V・ファーレン長崎 vs 東京ヴェルディのJ2対決もいよいよです。


うわっ、たまらん!


コメント
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