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魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

祈ること、出来ること

2009年08月10日 | ワイン ~2020年
今日は原爆の日でした。

夜は「NHKスペシャル 日本海軍 400時間の証言」というのも見ました。
(明日も放送されますよ)

毒ガス島(大久野島)のドキュメンタリー番組も良かったです。


核廃絶や戦争や平和については多くの方にそれぞれの考えがあるでしょうね。


ただ、多くの意見を読むたび、聞くたびに、実際に被害を受けた本人や
身内や愛する人を亡くした当事者としての考えと、他人事として外野から
意見するものとでは、明らかに違うような気がします。


ただ、ひとりの人間として、祈ること、そして出来ることは何なのか
考えさせられます。



さて、そんな今宵のワインは、


NV モン・プティ・バリオ(クロ・ド・ロリジンヌ)
  (仏、赤、2千円台半ば)


本日は自然派いきましょう。
ラベルがとても可愛いでしょ。

“ベロスのキャロットをまとった幼きイエス”

なんて書いてありますよ。

まっ、自然派ですからね。



香りはスモモ、チェリー、ブルーベリー、厚みとまろやかさのある
ベリー系。あと酵母的なビャクダンやらビオらしい純なフルーツです。
ハーブもありますが、強烈ではなく縁取りくらいでしょうか。


味わいはしなやか、ソフトタッチでスーーッと入ってきます。
優しい果実味を感じながら気持ちも落ち着きます。


こんなワインを飲んで、心優しくなれば戦争なんてしなくて済む
のに・・・・・なーんてのは理想論でしょうか。

コメント
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