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住職の独り言

~ご縁に触れて~

沙羅双樹(さらそうじゅ)

2025年06月16日 | 独り言
沙羅双樹といえば、有名な平家物語の冒頭
祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理(ことわり)をあらはす。

盛者必衰と表されるように、
沙羅双樹は、朝に咲き、夕方(夜)に散りゆく
はかなさを感じさせる花です。

しばらくの間、朝一番は散った花の清掃です
掃除しながら白骨の御文章の一節を思い出しました
「朝に紅顔あって、夕べには…」

しかし、ただ散ってゆくだけではありません
次の実を育む為に散っていく花なんですね。
南無阿弥陀仏




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