映画監督 黒澤明の言葉より
映画は、監督をはじめ、
俳優、照明、撮影、美術と行いった
専門職の集合体によってつくられています。
スタッフ一人ひとりを100%信頼する。
「私(監督)が考えることを表現して」というより、
「あなたのやりたいことを実現して」と言ったほうが、
結果的に素晴らしいものができるとわかっているからです。
若いころは自分お力を絶対視して、
強引に自分の方法で進めたこともありましたが、
たちまち限界がやってきてしまった。
そんなとき、不本意と思う仕事でしたが、
割り切ってやってみたら、
自分で考えたものより面白い作品が完成した。
ショックでしたけど、
考えてみれば映画というのもはそうういうものですよね。
最大限に引き出された全員の力が、
映画として結実するんですから。
やみくもに信じる。
すると人は素晴らしい力を発揮するんですよ。
今の天真寺もそうかも知れない…
兄弟二人でご法事を勤めている時、
二人の声を聞いているだかで何かホッコリするんですよね。
兄弟二人性格も違うけど、
それぞれにそれぞれの個性があり持ち味がある。