住職の独り言

~ご縁に触れて~

お敬い

2010年05月20日 | Weblog

ドイツのソプラノ歌手エリカ・ケートさんは

言語の響きや匂いに敏感だったという。

 

イタリア語は「歌に向く言葉」

フランス語は「愛を語る言葉」

ドイツ語は「詩を作る言葉」

日本語は「人を敬う言葉」

 

考えてみれば日本語には、

「お陰様」「もったいない」…

外国語にはない「人・全てのいのち・自然」を敬う言葉が多々ある。

お念仏もお敬いの言葉であります。

【御文章】

「南無阿弥陀仏と称なふるこころは如何ぞなれば、阿弥陀如来の御助けありつる有り難さ尊さよと思ひて、それを喜び申すこゝろなりと思うべきものなり」

コメント
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