ドイツのソプラノ歌手エリカ・ケートさんは
言語の響きや匂いに敏感だったという。
イタリア語は「歌に向く言葉」
フランス語は「愛を語る言葉」
ドイツ語は「詩を作る言葉」
日本語は「人を敬う言葉」
考えてみれば日本語には、
「お陰様」「もったいない」…
外国語にはない「人・全てのいのち・自然」を敬う言葉が多々ある。
お念仏もお敬いの言葉であります。
【御文章】
「南無阿弥陀仏と称なふるこころは如何ぞなれば、阿弥陀如来の御助けありつる有り難さ尊さよと思ひて、それを喜び申すこゝろなりと思うべきものなり」