King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

考えてみればこんなこと

2005年02月20日 00時39分14秒 | 日々のこと
昔テレビのドラマで心に残ったシーン。

多分北の国からのなかでのシーン。
『俺の夢は、セリカダブルXに乗って彼女を
となりに乗っけることだ』と熱く語ったシーン。

これを見た当時の私はかなりショックを受けました。
そんな恥ずかしい事をテレビで言わして良いのかと。
しかし、ここ数年金で買えることは現実界で普通に
起こり得るのだという事を感じるようになりました。

ただ人は楽をしたいとかお金がほしいとかそんな
夢を持っていますが、それがかなったとしてどれだけ
の幸福感が得られるでしょうか。かといってそういう
欲望がまったくいけないと私は言っているのでなく
逆にそういう現実の欲があまりない人のほうが最近
多いと感じています。

職場でもポルシェに乗るのが夢だという話をつい最近
聞きました。
現実にすぐそばにあるものに対する欲求は、ないより
あったほうが良い。おいしいコーヒーが飲みたいとか。
最近絶滅危惧種になっているナポリタンを喫茶店で
注文したいとか。
そんなつまらないような欲求を持っている人の方が
なんか生きがいを抱いているように見えます。

先日車を契約する時に、希望ナンバー3000円と言うオプション
がありました。
私は当然、そんなくだらないものは頼みませんでした。
電話番号とか誕生日とかお気に入りの番号を頼むのが
今の主流らしいです。そんなものお上が勝手につける番号に
何を今更気に入った番号をつけてやるから金を出せだと
いわれなくちゃいけないのでしょうか。

20日忌野清志郎のライブチケット発売日でしたが、電話も
インターネットも取れませんでした。残念。
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