King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

愛し合ってるかい。聖地へ

2010年05月02日 16時08分12秒 | ライブ・コンサート・展覧会
あれから一年が経ったのです。

昨年はゴールデンウィークでのほほんとして
過ごしている時にいきなりがツンと殴られたような衝撃
でした。

忌野清志郎が亡くなって一年。

今日が命日です。

当然この日に何かしたいと思っていたのですが、彼の
ために何かするというとこの日に予定されたいたイベント
やコンサートなどに参加することが一番いいことなの
でしょうが、昨年の5月9日に集まったファンがどのように
今日を過ごすのか興味のあるところです。

葬儀があったのですから一周忌の集まりがなんかあるはず
ですが、そんな告知も無くただお墓はどこどこで一般の
ファンもお参りしてかまわないというニュースが飛び込んで
きました。

この知らせに葬儀と同じように5万人を超える人々が列を成す
一大イベントに参加する事になるのかという気が早くもして
さてどの様に出かけようかと考えました。

昨日そんな折に知人のブログに連休の秩父に芝桜を見に来たと
いうページを読み、絶対に混むこの時期になんと渋滞も
駐車場代もかからず楽しむことができたというのを読んで、
その解が朝5時に起きて7時に到着したという簡単なものでした。

そのことがどうも今回の自分のなすべき行動のように響き、
私も自宅を5時に起きて八王子まで向かいました。

道路はまったく混んでいなくてなぜかわくわくとした気分で
到着するも辺りはまだ朝の風情で近所の散歩の人たちがいるだけで
私のように墓参りの人はいません。

てっきりロックの神の聖地だから、一周忌で人が混み合いとんでも
ないことになると予想した事態もまるで手ごたえ無いような拍子
抜けしたような気分になりました。

まあそれを避けての早朝墓参りであったわけで、これが当然
と言えば当然です。

ただ、つづく次の行動として予定した八王子近辺の喫茶店巡りも
朝の7時とあって、喫茶店の開店時間までの3時間の消費を考えたら
そのままうちに帰る事にしました。

そのまま国立に行く事も考えたのですが、やはり連休の混雑が
予測される上清志郎ゆかりの地をそぞろ歩く気分でもなく、
このまましんみりと帰途に着くことにしたのです。

自宅近くなると市内に入る道は渋滞を始めていました。

観光に来た人々はよくこんな状況を受け入れてさらにつづく
混雑をよく味わうものだと感心します。

それも毎年繰り返されていることですから、人々のレジャー
欲というか、人と同じ事をして喜ぶひともいるということ
なのでしょう。

私はそんな人々と真逆なちょっと間抜けな聖地巡礼でしたが
十分満足な一周忌でした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« プロバットお前もか | トップ | ようやく »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ライブ・コンサート・展覧会」カテゴリの最新記事