King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

NEXTG異変

2019年11月08日 09時09分50秒 | 珈琲

今朝もよく晴れた青い空で寒い感じでした。でも昨日より暖かい9度と

寒暖計は示していました。

 

昨日は日本の経済について書きましたが、ニュースを見る限り世界一の自動車企業は

最高益で絶好調だし、オリンピックで首都は再開発ラッシュで景気はいいように映ります。

 

しかし、当店も移転でいろいろと工務店やら業者に色々発注するも人手不足でいつになるか

解らないという返事ばかりで一向に具体的な見通しが立たないこの頃です。

 

日本の現況はそんなに働く人がいない国なのかという感じです。宅配便などはどんどん安くなる

イメージから一転値上がりで郵便なども昔は電気ガス水道などみんな郵便で請求と領収送られて

きましたが、今やそんな郵便でやりとりするところはなく、何でもネット上で完結となっています。

 

そのうえ電気だとかガス水道も安くするから料金システムを見直せとかやたら変な訪問や電話が

あります。そんな中、引っ越しを機に手挽きのセラミックミルを電動のNEXTGにしようかとネット

検索していたら普通の値段が55000円のところネット通販の大手サイトでは36000円とかいう

値段です。

 

これは当店が問屋さんから仕入れる値段より安く、店頭にも並べられない原因でもあります。

 

アマゾンで買えば安く翌日には自宅に届くのにさらに高い値段のものを店頭に置くわけにはいきません。

まあ世の中それでも高くてもあなたから買いたいというのがあるのでいつもの信用というのが商売には

欠かせないわけですが、それにしてもこのミルのような値段差はもはや詐欺のようなものでネットで

買えばとしか言いようがありません。

 

それで私もネット検索したわけですが、なんと検索でNEXTG 卸値で検索するとさらに驚きの値段の

サイトが発見できました。なんと17136円なのです。思わず申し込みしてみましたが、どうも様子が

変で住所入力もすんなりいかず、怪しいので代引きでと頼んだら、ページ上はクレジットカード、代引き

とあるのにそれらは選べず、三日以内に銀行振り込みしろというのです。

 

その口座がなぜか仙台の銀行口座で実店舗は神奈川となっています。これはもう怪しすぎて振り込む気になれ

ません。

 

いまだにこういうサイトがあるのかというびっくり体験です。

 

でも個人情報を記入してしまったことに一抹の不安を感じつつこういうので毎日セールス電話がかかってくる元

になっているのだなあと感じるのでした。

 

今朝のニュースではまた愛知トリエンナーレの影響で上映会が中止したという問題に触れていました。

それと首里城の火災と国民の重大問題として関心の高いニュースとされています。

それらはみんな当たり前のように見ていますが、この間の天皇即位礼にしろ色々と問題をはらんで

いるのにテレビのニュースやワイドショウなどは触れもしません。

 

あまり深入りせずに触れるとナポレオンの失脚と功績にこの文化財と王政復古は関連しており、

人々は市民という新たな階層を生み出し新たな国の形を手にするのに一度英雄の夢をみてこれが

複雑になっているという構図にあこがれやシンボルとしての文化財だけにしておけばいいけど

本当の意味を知ることや過去に何があり、ただあがめるだけでなく何かの象徴とされたら危険な

んじゃないかという懸念はみんな持っておくべきだという気もします。

 

ナポレオンは誰でも知る存在ながら、どんな時代的背景で実権をつかみ自らを皇帝としてヨーロッパを

支配し、人々は一回は王権を打倒して自分たちに政権を握ったのにヒーローの登場に彼のために凱旋門まで

用意する歓迎をするのです。これを反省してスペインなどは王権の復活を許し、ヨーロッパ各国の

王家が残り、日本の天皇が即位するとそれを祝い集結するという事態はあたかもずっと昔からある風習の

ように受け止められます。しかし、明治以前は鎖国していたのですからそんなことはなく、そもそも

国家元首でもない天皇という存在をどこまで理解して世界の国家元首や王家は集まりその即位を見届けた

のか。海外ではいまだに国家元首自らが憲法を書き換えその正当性を明文化し、重選を可能にし権力に

居座ったりします。果ては国家元首以上の存在を創造してしまったりもします。

 

ところが天皇は憲法には元首としての規定もなく、外国の大使、行使の接受という業務しか憲法上は

ないものの現実には国賓や外国要人の接受もなさっています。そんな存在に外国の王家の人々や国家元首は

集い、米国大統領は最初の国賓として天皇に会われてもいます。そんな憲法や歴史的背景や国際的な枠組みと

が組み合わさった出来事と首里城というシンボルが焼けてやたらと復活を望む声ばかりをマスコミはいうものの

それは人々があたかも王権の復活を夢見ているかのような心のよりどころという何ともとらえどころのない

話でくくりそんな建築物の復刻に何が意味するのかも問わないで連日報道は新たな動きとしてどこどこで

募金したという現実的動きとしての報道ばかりです。その背景に潜むものとか誰かそんな巨額な税金を

投入して復刻する意味は何かという解説もありません。

 

たとえば今武甲山の掘削をどこまでやるのかというのが議論され自然や民族意識として残すとか

環境保全などといい山を削る意味を問う人がいます。

今や掘っている人も実はやめたがっているという人もいます。自然環境を言う人もそれをいい機会に

武甲山の景観を今後も残そうというのです。私はやめてもらっても構いませんが、

 

シンボルとそのよりどころにどんな背景があり、どんな思惑が働いているのか常に考えて注視

していかねばなりません。

 

ところで安いNEXTGに挑んでみる勇気のある方はぜひ結果をご報告ください。なお結果は自己責任で

お願いします。

 

 

 

 

コメント
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