King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

三山巡りを終えて

2017年02月02日 23時51分35秒 | スキー
三つのスキー場を巡るなんてかつての私なら
時間の無駄とひとつのゲレンデにとどまりコブの
ラインをひたすら滑ったりしていたものです。

これもひとえに郷愁という昔の思い出を蒸し返すと
いう悪習です。

それでもイメージを更新できたことは悪くはなく、
色々と気づかされたことや日々物事は進化するという
当たり前のことも気が付き、春節でにぎわうのは
もはや上越のゲレンデも日本人だけのものでなく、
家族で楽しむ東南アジア系の人が非常に多いことや
かつてのイメージと彼らもまた様変わりしてきたことを
認識させられました。

まあそういう変化に出会うのが旅であり、日々更新して
また新しい考え方も生まれます。

昔の思い出などに浸りたいなどと思うのはろくなことは
ないのです。

今回の上越のゲレンデはいつも滑る草津の雪とはまるで
違い滑りの進歩のなさを痛感させられるのですが、また
違うことにも気が付き、まっすぐコブを滑る人を見て
コブ滑りにもまたヒントを得たのです。

そして、上越から帰り何日かして私は30年ぶりにのどの痛みと
咳が出て風邪をひいたらしいのです。

私はランニングをするようになり風邪をひかない体力を
身に着けたとずっと思っていたのですが、それでもノロウィルス
による嘔吐と下痢は体験しており、体力があってもウィルス性
疾患であるインフルエンザやノロなどはかかるのだということに
愕然とする思いがします。

ウィルスが感染するという状況を防がない限りいくら体力を
自慢しマスクもせずに狭い空間に保菌者といれば罹患する
のです。

一人で上越に行っていつもはしないような行動をとったというのも
そもそも三十年ぶりの風邪を招いたようで縷々反省をするのでした。

それでも幻のオリオンを滑れたり、久しぶりに縦にコブを行く人を
みたり、韓国人や中国人の家族連れの見分け方を新しく見つけたり
新たなものの見方もできたのでこの風邪をひいたのも何か意味が
あったのではないかと思うのでした。
コメント
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