King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ニカラグアが最高でした。

2014年12月10日 13時02分31秒 | 珈琲
この間の焼き過ぎたと感じた豆もそれを
承知で買っていったお客様からそんなお言葉が
届きました。

最近は釜の最高限度近くで豆を焼くことが多く、
火力もどんどん追いかけていく感じで上げていくので
どんどんハゼ温度や最高温度が高く表示されている
のは気になっていたのです。

温度が高い方にづれているのは温度計のコンディションだったり
釜の排気のせいだったりいくつかの要因があります。

それが何のせいかを放置してはいけません。

気になったらすぐ分解して計測装置の電源をケアし、
要因をつぶして行かなくては、豆の状況や質により
変わる焼き方も見いだせないことになります。

まあそんな日々神経を使いながら温度や湿度豆の状況を
見て焼いているわけですが、お客様からの声で色々また
発見することもあります。

今回のニカラグアはそばで飲んでいる人のカップからの
香りだけでも濃厚なバターのような香りと香ばしい
スパイシィな刺激が何を飲んでいるのかとても興味を
そそります。

味はかなり深く焼いたにもかかわらず苦いだけの刺激
とは違い、ワインのような舌感覚で、実に馥郁とした味わい
となっています。

冬の暖房の豆にこういう香りに包まれたひと時と味に
色々な思いが交錯する思考が絡まり深まっていく
時間は楽しいものです。

そんな珈琲を増やしていきます。
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