King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ニュース映像に

2014年02月17日 23時52分25秒 | 日々のこと
雪のために現在も閉じ込められたり、停電で
不便している人のニュースが流れます。

今もコンビニやスーパーの食料品は品不足で、
野菜などの生鮮食料品もなく、雪で閉じ込められ
たのは何も僻地や山の中ばかりでなく、普通に
職場から帰れなくなった人も多くいます。

この雪がもたらしたものは私には特別で個人的
にも特異な経験とそれをもたらした原因とか
なんでこうなったかという啓示的意味などを
考えたりしますが、これは私だけが苦しんだり
したことではなく、多くの日本人が経験した
災害のような大雪です。

それも120年間やってきたことのない積雪量であり、
大雪の記憶を様々な体験とともに持つ私でも今回
は色々考えさせられました。

スキー場にいると別に1メートル積もる日は普通に
あり、まさかスキー場がクローズしてしまうと
いうのは考え辛いものです。

そもそも新雪は降りたてを争って滑るものですし、
北海道では、一回滑った自分のシュプールがリフトで
登るともう埋まっているほどの降雪を味わっています
ので、主要国道をしっかりと除雪している現在では
雪で孤立するほどの降雪で宿に閉じ込められてしまう
というのは全く理解できません。

今では重機の設備もよく、どこでも予算を取っていますし、
普通の国道で立ち往生してしてしまう車に栓をされて
しまい、ひどい渋滞がつづくという今回の道路事情も
何か思いやりとか考えが足りないという気がして
なりません。

せっかく予算をとってもそれが進まないという事態も
国道17号線で大型車が列をなして道路を駐車場化して
いる光景を思い出し、なんだか気持ち悪い渋滞の中に
いる気分を今でも思い出します。

あのトラック群が正にスーパーに物資が届かない原因で
あり、不要の渋滞も混乱も打ち捨てられたからの車から
来ています。

渋滞してしまえば満足な除雪もできません。

申訳のように一台だけ通れるだけ雪を掃いてやめて
しまった道路が秩父市内でもたくさんあります。

それはまた不要の渋滞を生み、無駄な損失を繰り返し
ます。

なぜこんな事態になっているのか、行政は現場の実態を
把握してこんなものを放置しているのか。

予算を付ければそれで済んだものと思っているのか、
はなはだ疑問です。

困難な立場の人の気持を慮るのは当然、出来て当たり前
なのですから、雪が多すぎるという言訳の前に、何が
この混乱を生んでいるのかという検証をぜひともやり、
今後同じことのないよう対処してもらいたいものです。
コメント
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