King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

エース不在、ピストンズ対76ers

2008年12月07日 23時47分14秒 | バスケ
Team   1   2   3   4   T
76ers  19   19  20   38  96
Pistons 25   23  19   24  91

2008/12/5
Arena: Palace of Auburn Hills, Detroit, MI
Officials: #31 Scott Wall , #49 Tom Washington , #58 Zach Zarba
Attendance:22,076
Duration: 2:23

今全米が注目する自動車の街。そのデトロイトでホームコートの
ピストンズはこの満員の大観衆で、片肺の76ersを迎えての試合です。
絶対に負けられない、それに負ける要素もない試合でした。実際
前半までは9ポイントの差で勝っています。

しかし、何度も出てくる100点を超えないと2勝しかしていない
というスーパーインポーズ。ただ、この前半いや第3Qを終了しても
解説は負けるとは予想していなかったようです。私は、このクォーター
を落としたことで、これは負けるのかと思いました。NBAではこの
クォーターを制したものが試合を制するのです。

同じ日に行われたレイカーズは、同様に最後追いつかれましたが、
コービーのシュートにより逃げ切りました。これがエースの仕事です。
ピストンズにはそれをになう選手が今はいないというのが問題です。
この試合では、アイバーソンはあえて点を取るのを避けているような
後半は特にボールをとりにさえ行かず、ボール運びはスタスキーが
担います。前半こそ出ずっぱりでしたが、主力は早々に引っ込み、
ベンチが点の大半を稼ぎ出す、主力が燃えない試合でした。

後半は、スタメンに戻して主力も徐々にシュート確率を上げてきましたが
やはりまだいつものピストンズの強さを感じません。そこらへんの
もたもたしているところをうまく突かれて、今まで使っていなかった
マーシャルを導入してインサイドから外に攻撃を移して逆転されて
しまいました。

最後の攻防など多分に、ベンチの采配に疑問を感じました。勝てる
試合を落としたのは大きく、今後のチーム作りに遺恨を残さなければ
いいのですが。

特に、アーロンアファーロをアイバーソンを引っ込めてディフェンス
強化で使いましたが、特にディフェンスがいいわけでもなく、サイズも
動きも良くありません。アイバーソンを引っ込めてまで使う選手で
しょうか。

ナゲッツに移ったピラップスが好調なだけに、批判はアイバーソンに
集まりそうですが、まだまだシーズンは始まったばかりであり、そう
結果を決め付けるには早すぎます。そうさせない活躍を今後、彼は
見せてくれるでしょう。
コメント
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