King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ファイナルはこういう試合じゃなくちゃ

2005年05月18日 21時08分22秒 | バスケ
May 6, 2005
MCI Center,
Washington, D.C.
Attendance: 20,173

FINAL   1   2   3  4   T
Bulls   26  28  20  17  91
Wizards 23  29  16  26   94

NHK-hi日曜の深夜の試合をやっと見ました。土曜の夜にやったのも
とってあります。まだ見れていません。
これはファーストラウンドの第6戦で、ウィザーズがカンファレンスセミファイナル
に進出を決定した試合です。
現在すでにヒートにそのセミファイナルでスウィープされています。
それにしても、この試合で見ると圧倒的な強さで押すブルズに対して
どうにかこうにか付いて行って最後で止めを刺したという感じです。

前半にアリーナスのシュートが入らず、いつもの決定打が欠けた状態で
これでも追いついた背景は、ブルズのワンパターンの攻めとセンターの
チャンドラーの決定打のなさです。チャンドラーは後から出てきましたが、
その存在感と本来なら他のセンター陣が変わりを勤めその隙間を埋めるだけで
よかったのが、怪我で出番が回ってきたという格好でいつものお茶を濁すような
暴れ方では足りなかったのです。彼がまともなセンターでその実力があれば
こんな展開ではすまなかったでしょう。身長や手足の長さはあるものの、
ゴール下での強さやボールをとってからリングに向かう速さは、レベル以下で
一流センターがワンオンワンなら決めてしまう位置でボールをとっても
守られているケースや泣く泣くフリースローをもらっているシーンがいくつも
有りました。

一方のウィザーズは、クゥワミが出ていなくて寂しい感じがしました。
ベンチでの問題があり謹慎処分らしく、来シーズンの椅子がないかもしれません。
ウィーザーズはやがてNBAのトッププレーヤーとして活躍するであろうアリーナスの
その才能を感じました。同様にブルズにおいては、ゴードンがまさにその人で、
彼もトッププレーヤーとして活躍するセンスのよさを感じさせます。ブルズの
中盤で光ったのは、そのディフェンスの強さです。チームとしてのディフェンス
力はかなり高く、それがゴードンやハインリックの平面バスケットにつながって
います。そんな若いチーム同士のまさに死闘とも言うべきぶつかり合いで
うれしい勝利をつかんだウィーザーズですが、ヒートには簡単に負けてしまった
というのがまた凄いです。ヒートに隙無しということでしょう。ピストンズに
勝っちゃったらそれが事実上のプレーオフという感じでしょうか。
コメント
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