King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

Wリーグファイナル

2005年03月16日 23時47分23秒 | バスケ
■日 時:2005年3月15日(火)
■大会名:04-05 Wリーグ ファイナル
■会 場:代々木第二体育館

TEAM    1  2  3   4   TO
日本航空 14  19  9  20   62
シャンソン 29  19  9  23   80

一日休んですっかり修正してくるものと思って
いましたら、全然そのままでした。JALはボールの
供給元が死んでいる状態で、それをどうするか
ベンチも控えのポイントガード無しというのも
いかがなものでしょうか。

まったく機能していないのだから、逆に考えれば
システムをすっかり切り替えて、取れるところから
取っていくと考えるのが筋です。それを怠りいつまでも
同じ攻めを続けたベンチの考え方の頭の固さ。それに
抑えられると何もできなくなってしまう、薮内もやはり
ガードの経験が浅いのでしょう。

第1Qにオフェンスが通じないと見れば、次の仕掛けを
とるはずですが、それがあわてた控えの選手の投入です。
しかし、ずっと観ていて攻めのパターンがいつも同じです。
最後に中に入った選手がシュートができないという自己
暗示というか河の高さをしっかりと頭に刻んだため、
もうせっかくのシステムも通じません。通じないん
だからやめて次の攻め手を出さなくてはいけません。

人だけ変えても、やるのがいつも同じ攻めでシャンソンは
もうすっかり調子に乗ってしまいました。それで、
やっと王者復活となったわけですが、ジャパンエナジーと
競っていたときのゲームと較べると何か物足りない、
何かもっとチームとして何がやりたいのか、ひょっとすると
JALと同じでひとつ抑えられると何もできなくなるんじゃ
ないかとふと思いました。

それは、第一試合を観れば解るように、勝つときは勝つが負けるときも
はっきりと負けるからです。オリンピックでは丸きり相手にすらしてもらえ
ないようなゲームもあり、体格だけでなくスピードがもうまるっきり違った
日本のバスケットですが、これからは韓国からコーチを招くだけでなく
海外試合を経験して、いつまでも跳ねてボールをもらうようなバスケから
インテリジェンスあふれる日本のバスケを創造してもらいたいものです。
コメント
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