King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今年二回目の菅平

2005年03月30日 23時57分52秒 | スキー
前回ゲレンデ巡りの旅のようだったので、ちょっと印象の
悪い菅平ですが、もんきちさんはどうしても行きたかったのに
いけなかったというゲレンデに行って見ることにしました。

私も先週は、荒れた天候の中滑りましたので、今回はのどかな
春スキーを望んでいました。しかし、予報はくもりで風速5という
かなり厳しい予報でした。新潟方面は風は同じで天候雪という
予報でした。車山高原だけが風速2で曇りとなっていました。
ただ雪はもうぐずぐずで寒ければ氷というゲレンデのようでした。

しかし、間近に迫った火曜の夜に再度天気予報を見るとくもり晴れ
風速2となっていました。一安心です。後もんきちさんのもうひとつの
願いである、渋温泉ですが、これは水曜日で休みで真田温泉の真田館は
何度も行った温泉で、ただの沸かし湯だということでした。他にないかと
調べてみると菅平には天然温泉を謳う旅館がいくつかありますが、
観光組合ではどこも立ち寄り湯はやっていないということで、じゃどこか
ありますかと聞くとゆらり館を紹介されました。もうひとつ姫何とかの
湯とかいうのを教えられ、ネットで探すもそれらしきものがないのです。

それでも渋温泉並のちょっとおつな温泉を見つけました。それは真田館の
近くの千古温泉です。実際今日行ってみると中の狭さなど施設の貧弱さは
否めないものの、その温泉は確かに効能のある湯でした。そして、特長は
マンガンが含まれているというお湯は、肌が黒く汚れるのです。そして、
入っているとそんなに熱くないのにぽかぽかしてきます。雪でも降れば
登れないような坂道を下りますが、川沿いにあり地元の人たちでにぎわって
いました。私たち以外は、挨拶を交わし顔見知りのようです。

そして、温泉の効能をしゃべりながらお宅の畑を貸せだとかいう話を
効きながら狭い湯につかりしまた。洗い場は一人分しかカランがありません。
お湯につかっても黒く汚れるのですから、きれいに入るに来るというより
その効能のために来るところでしょう。でも近所の人たちは、よく来るらしく、
スキーヤーにも知られていないと自慢そうでした。ネットの時代ですから
こうして知られてしまうわけですが、まあいいものは広めたいです。

ここもナビで電話番号を入れて一発でたどり着きました。さて、あとひとつ。
もんきちさんの菅平評で激マズのカレーを食べたとあり、これはせっかくの
食事でがっかりしたくないので、地元の名物店を調べました。そして、
岩鞍で食べられなかった焼カレーとステーキの店を選びました。だいたいの
位置を調べ、もんきちさんにもお昼はここにするからといいました。

さて、私の新車ラゾンド号はハイオクを満タンにして快調に高速を走り、
事故もなく、渋滞もなく、平日の春スキーは順調にすすみ、8時半には
着いてしまいました。リフトが山の麓に八方に伸びていますが、だいたいどこも
似たような斜面で何本か続けて滑ると次に行きたくなります。春休みというのに
家族連れは少なく、かなり空いていましたが、小さい子供のスクールの
様子が微笑ましく、そんな団体があちこちにいてこんなに小さいうちから
スキーを教えているのに何で、スキー人口が激減してしまっているか不思議
に思いました。

これは、やはり余暇の多様化だけじゃなく日本人の休日の過ごし方が不健康で
法律で健康増進を謳ってもたいして効果がないという、お先棒だけの政治と
もろもろの癒着と権力構造が垣間見えます。そんなものに縁のない私達の
ようなものが、平日にスキーに行き、たばこも吸わなければ暇さえあれば
ジョギンクをし、精神も体も健康に保っているわけです。みんなそうしろとは
いいませんが、少なくとも他人のことや地球の事を慮ることは望みます。

さて、いい加減午前中滑るとうら太郎の脇にヘリコプターが止まっています。
私は、何度もヘリに乗っているし、別に乗りたいとも思いませんでした。
根子岳からのコースも緩斜面を6キロですから、それに8000円は高いと思い
ました。しかし、もんきちさんが一度もヘリに乗った事がないというので、
それは大変是非経験しておくべきと乗り場に向かいました。しかし、ヘリは
いるのですが、天候が悪くて今は飛べないと言うのです。そして、回復したら
飛ぶというのですが、結局ヘリの音がしたのは帰っていく音のみでした。
コメント
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