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King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ポイントカード

2024年11月15日 10時51分12秒 | 珈琲
今朝の出来事は何やらざわざわとしたものを胸に去来させるものでした。
毎朝、スマホを手に取るとやることとしてドコモの毎日くじというのをやります。
これはドコモポイントが0から1000ポイント当たるのです。1から3ポイントが当たることが多いのですが、ゼロの日もあります。でも習慣としてやれば月30ポイントは加算されるんだと日課にしています。
本当にささやかではありますが最近ドコモポイントは使えるところが増え、何かでどこかのカードやら会員で得たポイントをドコモポイントにすることも可能で日々の買い物をカードでして得たポイントをドコモポイントにすると5000円くらい還元された勘定になります。
そんなこともありささやかなポイント活動としてくじも引いているのですが、今朝は残額ポイントを見たら2倍になっていたのです。
といっても数字にしたら200ポイントほど増えていただけなのですが、日々1ポイントのくじを加算する身としてはまさに巨額増額に感じて何が起きたのか履歴を調べたらアマゾンの買い物で100ポイントほど加算され、さらにそれをDカード決済にしたのでまた、100ポイントほどが加算されていました。つまり普段使うクレジットカードの変わりにDカード払いにしただけでポイントが支払われたのです。
どちらにしろ引き落としは同じ口座なので私にしたらなんの負担もなく200ポイント得たことになります。
今日の感覚からしたら得したという感情より何が起きたのかというざわざわ感の方が強く、原因を見極めたいまでもそのざわざわ感は消えないのです。
このポイントにまつわるもろもろは日頃買い物をする度にカードはありますかとレジの人に聞かれ毎度買い物してるんだからいちいち聞くなとも思うのに律儀にカードを提示しせっせっとポイント加算にいそしむのです。そして得たポイントはドコモポイントに変換されまた同じスーパーで買い物をしてと循環していきます。
色々買い物の度に違うカードが必要になり律儀にその度カードを提示していますが、全くポイント利用されないカードもあるのです。そのカードもスマホに入っているものから実カードとスタンプ押す紙のカードと様々で煩わしいだけですが結構ですということなく求められるがままカードを出してポイントを貯めるのですがポイント変換やらポイント加算やら煩わしいだけでどうにかならないのかといつも思ってはいます。政府行政にしろエコポイントとかマイナポイントとかポイント還元を始める始末で今後その煩わしさはさらに増えるでしょう。
クーポンとかチラシによる割引も依然として多く、商品についているマークを郵送するとquoカードをくれるなんてことも未だにされています。郵送するコストが値上げされているのになぜという気もしますが、全くスマホやらPCに縁のない人もいるのは事実でそれを取りこぼさないこととしてやられているのでしょうがスマホを持たなくてもそれらの解決は出来るはずでそうでないとスマホのカードに実カードに紙のポイントやらチラシのクーポンやらとスマホを持ったとてちっとも便利になっておらず却ってやることや面倒は増えるのです。デジタル庁もそこまで考えておらず作ったシステムを使わせるためにまた更なる予算を付けるだけで本当の国民の豊さを追求するところまで考えが至っていないのは明らかです。
今朝のざわざわ感にグチを連ねてしまいましたが今まであったカード不正利用やAmazonプライムの二重取りからすればよかったと安心することにして納めます。
今朝の珈琲はニカラグアです。
これは珈琲らしくしっかりと主張する苦味があります。
こういう珈琲で当たり前のことを当たり前にすることを考える朝でした。

無効票84票

2024年11月14日 10時27分25秒 | 珈琲
先日見た映画(アマゾンビデオ鑑賞)『不思議な国の数学者』はとてもビックリしました。
韓国映画ですが、とてもよい映画で韓国もこういう映画が撮れるのかと感心しました。
しかし、全てがよいわけでもどこかで見たストーリーのようにも感じます。
それに史実と違うし、創作ならなんでもありかと認めてしまうのもいささか違う感じがします。
現実ではトランプ氏の新政府のスタッフが発表され、となりの韓国の大統領はゴルフの練習を始めたといいます。また、その支持率が今は下がり続け19%になっているというニュースもありました。
日本では石破第二次内閣が発足しました。先の総理選出投票では二回目の決選投票で84票の無効票があったといいます。それが全て野田氏に行けば野田総理だったわけです。これは何を意味するのかコメントを出している人はなく、繰り返し国民民主党の103万の壁撤廃を求める要求が繰り返されるだけです。
政府自民党はそうすると財源が7兆円ショートすると渋っているとニュースでは言っていますが、聞くたびバカらしさにあきれます。
国民民主党の要求は減税だけで代替の財源を示したり案はなく政府で決めてくださいと丸投げで要求だけなのです。
こんなバカらしい話はあるでしょうか。
下の方の裾を上げたなら上の方の税収でカバーすればいいだけのことなのに誰もそれを言わないのです。さらに、その国民民主の代表のスキャンダルが一部報道社により配信があったといういつも聞くスタイルになってきました。
あの84票は自分達が責任を持ってやっていくと言えない現状の現れなのか,なんとも言えないもどかしさの象徴のような感じです。
さて、こんな冬の始まりの時期人々はお気楽に秋の紅葉狩りに繰り出し軽井沢や日光はすごい渋滞なんだとか。
今時検索すると今混んでいるか、いつが混んでいるかが瞬時に解る時代なのにわざとやっているのかみんな人混みに出掛けたがるのです。これもコロナを脱出したと喜ぶべきなのか。
まあ、人は人です。
何も同じでなくても大丈夫です。
でも、誰でもホッとできる。
誰もが好きな味。誰もがいい香りと感じるカフェタイムは大事です。
今後それがお気軽に楽しめないものになるのか。そうならないために微力を投じていきたいと思います。
今朝は、エスプレッソレディでした。
これに合うモンブランを買ってこようかな。


アルタモジアナは残りわずか

2024年11月11日 13時15分28秒 | 珈琲
今年の冬は早くやってきそうなそんなこの頃ですが、今週からまた暖かくなるそうです。
天気予報の最高気温は平年より2度ほど高いのだとか。
なのに私は明日あたり冬用タイヤへ交換しようとしています。
実はこの寒さの中、先月の首都高ドライブや人のいない展望台とか雨の灯台とかがいつも思い出されます。
首都高で手に入れたトートバックとか。
雨の中結局目にしなかったムーアの彫刻とか藤棚とかハスの池とか。実際目にした白鳥が遊ぶ噴水の池と混んでいた茶室にレストランなどがまた浮かびます。
トランプ当選で更に厳しくなり地球環境の悪化でコーヒー産地の収量は減りこの先の厳しさはますばかりでアルタモジアナは残り少なくなりそのだいたいの手当てもしたものの値上がりは避けられそうにありません。
それでもまだ1000円以下はキープできそうです。
そんな仕入の努力や値段と味を思うと自分にとっての安全地帯はどこにと思って、またほんわかとした気分に浸れるのは雨の寒ざむしい海の光景だったり白鳥の池なんかをまた思い出しています。
そんなわけで今月のおやすみは17日のバスケット市民リーグの試合参加で1時まで閉店となります。
それと20日と21日はカニと温泉の旅でお休みとなります。
先月の犬吠埼では海の幸を堪能しましたが岩がきや松茸、カニがない不満を感じていました。
カニで宿を検索すると真っ先に出てきたのは五浦観光ホテルでした。
これは懐かしい私が観光会社勤務の頃よく目にした旅館パンフレットで旅行の目的地にもなったところです。
私は行ったことがありませんが当時いつかは行くんだろうなあと思っていた地でよいよそれが現実味を帯びた感じでした。
ここが旅行の目的地だとすると近くの袋田の滝とか六角堂とか当然のモデルコースも浮かんできます。
ですが、先月の旅とカニが違うだけで海辺の温泉と全く同じものでなんか芸がない気もします。
そこで思ったのは大阪でグリコの看板を見に行くような旅です。
定番過ぎて侘びも寂もない。
けれど実際残りの人生としてやり残してよいのかと考えてあえて定番過ぎて誰もが二の足を踏む様なことに踏み込んで見ようかなと思い立ちました。
それもこれから来る厳しい時代に細々と安くて味のいい豆を提供していこうという私のハブを築くために第二の雨の首都高ドライブを考えたのです。
そんなわけで17日、20日21日はお休みとなります。ご注意ください。




エスプリットサント

2024年11月09日 12時18分13秒 | 珈琲
ここのところの寒さは身に染みます。
それなのに町には未だ半袖や半ズボン姿の人がいます。
この時期が一番夜走るのが辛い時期でなかなか走りに出る勇気が出ません。体がまだ寒さに慣れていないため手先がこわばり顔も寒さを感じます。本当の冬本番の時は顔や手先が痛く感じたり固くこわばるのですが慣れというのは恐ろしくそんなものびくともしなくなるのです。気候的に一番寒い節分付近もしくは一月の末は汗がだらだらと流れるのです。今は汗が湿る程度しか出ませんが、これが普通となると汗も流れるのですから体とは不思議なものです。
さて、今朝はNHKの朝のニュースでもコーヒーが気軽に飲めないという特集を流していました。気候変動で収穫が半分以下になりこの先更にコーヒーがとれる地区は減るといいます。更なる品種改良や耕作地の確保が必要です。誰もが好きで気軽に飲めるコーヒーが危ういことがしられればこの先コーヒーの値段も上がる一方になるのは必定。そんな中で当店もトランプ当選のニュースに新たな買付を出しており今朝それが入荷しました。さて、試験の結果よかったら更なる買付の決断をするようにという追いかけのメールもあるものものしい取引となりましたが、これは果たして吉と出るのか否か。テストがいそがされますがそれより今飲んだエスプリットサントの味にしばし滔々とした気分になりその余韻を楽しんでおります。前回焼いて早々に飲んで85点てこんなもんかとシレッとしてそっけない味、酸味もないと書きましたが、今日飲んだ味は素晴らしく変わっていました。
これだから珈琲はやめられないそんな感じにさせたエスプリットサントでした。

トランプ圧勝

2024年11月07日 10時03分43秒 | 珈琲
ハリス副大統領が大統領候補になってから、支持は一貫して民主党は優位と報じられていたのに投票前にはいつのまにか激戦州でトランプ勝利予想が出て支持が拮抗となりました。それでも予想はハリス優位だったのでそうなるものと思っていました。
昨日開票状況を注視していると最初からトランプ圧勝でニュースで聞いた拮抗する場面などなくトランプリードのまま勝利宣言が出てしまいました。
これは全く私の予想やこれからの円相場とか予定が狂ってきて、そもそも大統領選になると円高になるはずがそれもなく昨日トランプが勝利すると株式相場など1000円も値上がりしたのです。
まあこの先半年は円安ドル高が続くものと思われます。
安いコーヒーは入っておらず、レギュラー品はどんどん値が上がりスペシャリティは売れずに販売を諦め闇に流れとなってきており今までのように1000円以下の豆はなくなる情勢のようです。
今出回っている1000円以下の豆は各国最上級品のものではないか古い5年以上前の豆かです。ところが当店では特別仕入ルートにより商社が売れなくて安く闇に流すような廃版品か資金回収で安く流した品がありスペシャリティでありながらレギュラーより安い品があります。
ブラジルのサントスNO2等は昔から一番安い豆でしたが、今では1260円になっていてそれより味はよくて安いアルタモジアナは880円です。ですがこれも残りわずかで次に売れるのはどれも1000円以下はありません。
それに今度の米大統領選は拍車を掛けた結果になり私も今買える1000円以下の豆を確保する決意をしました。
しかし、G1やAAといった最高級品以下の豆を買うつもりはなくやむなく商社がこっそり現金化するためスペシャルティの名前を消して売るようなお買い得品です。訳ありとするには気の毒のようなこのような豆は今後まだまだ出てくるでしょうが、1000円以下はそうないと思います。

ケニアとブラジル

2024年11月04日 19時32分33秒 | 珈琲
3日の文化の日は晴れの特異日でその実力通りずっと雨のあと晴れ間を見ることができ今日もまた引き続き晴れました。
今日はずっと気になっていたブラジルの豆を焼いてみました。というのはブラジルというとセラード地区とかカルモデミナスとか有名産地があるわけですが、どこも標高は高くなく有名なアルタモジアナが標高の高い有名産地ぐらいで大体そんなところの珈琲をみんないれるわけですが今回の産地はエスプリットサントという大西洋に面した地域で標高も高く気候の変化の激しいところだそうです。ブラジルならではのパルプドナチュラルで評価としてはカルモデミナスより高いもので注目していたものです。
酸味や苦味が強くなくほんのり甘い感じであまりブラジルらしくない豆です。
まあ、ケニアのガチャユニファクトリーも端正な味のまとまりのあるフルーティーな酸味とカチッとしたエッジのあるところ等共通点があるかもしれません。
よくこういう珈琲の評価に現れるカシス、ブラックベリーのような酸味だとか風味だとか書かれていますがそれをどれだけの方が理解されるでしょうか。
アフリカの豆でケニアには赤い火山のイメージかありこのニエリ地区も標高の高い火山性の土壌のところです。そうするとカップからの湯気に潜む香りはあのかおりと決まっています。空と同様ブラジルな豆ならあの風味という味がありますがこちらのエスプリットサントにはしれっとしたあじでブラジルらしさは感じられないのでした。カルモデミナスより高い85点の豆ということでイメージしたブラジルではないのですが酸味が嫌いという方にはおすすめかもしれません。

業務スーパー

2024年11月03日 13時35分44秒 | 珈琲
昨日吉田の道の駅に商品の納入に行こうとしたら豆を焼いたりあたふた準備をするも段々時間がなくなりこりゃ今日行くのは無理かと思い出したときに道の駅から電話であと二つしかありませんよといわれてしまいました。
明日の朝行くねと電話を切り支度に専念し明日一番での納入をつまり今日の朝ですね、でかけて済ませたところで気になっていた買い物をしたのです。
その一貫で小鹿野の業務スーパーに寄ることにしたのですが、一応最短ルートを検索してみたのですがなんと業務スーパーで検索しても出てこないのです。一番最寄りのと並べかえしても小手指とか行田とかこれってやはりナビのデーターが古いからかと思いやはりスキーに向けて地図を更新しようかと思い立ったのです。
で帰ってからやってみたらナビの更新ステーションは更新できていざ地図データーを落とそうとするとSDカードが専用でないと出てきて進みません。何度車のカーナビに刺しても結果は同じです。
こりゃどうしたものかと思い今フォーマットし直して最初からやろうと始めたもののパソコンからなかなか終了が出てきません。
何てめんどくさいシステムなんでしょう。その間テレビを見ていたら政権交代の話題から結局野党議席全部でも過半数には届かないことを知りました。だから二度目の決選投票には自分の党首を書くといっていたのです。
でも、今後は内閣不信任案は可決する可能性があるのですからことは重大です。今回の選挙も自分の一票では変わらないと棄権する人が多かったわけですが、皆さんの一票でこのように変わったのです。これを自覚して選挙には必ずいってほしいですね。そのように学校でも教えてスマホから投票できるようにしてより民意を反映するものとしてもらいたいと思いました。
さて、お昼は業務スーパーで買ったピザでした。
普通のスーパーにはないトリフのピザでした。エスプレッソレディによく合いました。


今月の季節のブレンドは

2024年11月02日 20時15分30秒 | 珈琲
今月に入ってからずっと雨続きですっきりと秋晴れとは行きませんね。
それに自民党が大敗しこれは政権交代になるのかと思わせたものの野党はどいつも結集して政権交代の意思はなく二度目の決選投票にも各党首の名前を投票するんだとか。
国民民主党は自民党にすり寄るような態度で自分達の政策を通すため連立は組まず予算を人質に国民の手取りを増やす政策をとうそうというパート連携などという姿勢を見せています。その政策により7兆円の減収になると自民は渋っていますがそんなパートの人の税収に頼ることなくもっと高額所得者からとればいいじゃないですか。いままでがいかに金持ち優遇大企業優遇の政策で格差拡大を招いてしまったか国民ももっと怒りをもって政治を注視しないといけませんね。
さて、雨で肌寒いような日が続きますが、今年もあと少しでこれからどんどん寒くなります。そんなこれからの季節はせめて珈琲で心にぼっと火を灯すような温もりを感じられるような珈琲をイメージしてブレンドしました。
今月のブレンド『木枯し』てす。
お楽しみください。

エスプレッソレディに

2024年10月30日 18時51分07秒 | 珈琲
なまなかでは行かないこの豆に遂に釜を分解して、徹底洗浄を施しました。
この釜は二年前にほぼ総取っ替えしたものですが、業務用のバーナー搭載になり前より煤の堆積もなく前より分解洗浄の回数も減りました。
しかし、今回は細部に至るまで徹底的にスチーム洗浄してコーティングされたような黒いところは全てスチィームを当てました。前の釜だとスチームによりその黒い部分がビニールの皮膜のようにペロリと剥がれるのですが、今回はそういう堆積層はなくペロリともならなかったのですが徹底清掃してリセットしました。
そもそもこの黒い堆積層は豆にも付着して味に影響があるのかという疑問が日頃からあり清掃はいつも心がけていますが、そんなあからさまに煤まみれ豆な訳もなく、実際スティームをあてても焼き立ての豆のよい香りがたちます。でも当店のような1キロの小さい釜の直火のものだと煤けた豆や焦げ味のするものを出している店が多いのです。5キロの中型な釜でも中の釜は鋳物なのでその多孔質のところには堆積物がたまっているはずです。
そもそも釜の中でチャフが燃えてその粕が煤となっているとしたら釜とか焼き方が悪いはずです。
良くコーヒー豆屋の看板に炭焼きというのがありますが、居酒屋の焼き魚のように炭で焦げ焦げの魚を食べて何も違和感や不満を抱かない人がこの炭焼きに何を求めているのでしょうか。提供している豆屋は炭焼きでどんな豆を提供したいのでしょうか。
和食の職人さんの焼く焼き魚は焦げなどありません。昨今はキャンプとかバーベキューが流行りですがそんなプロの味を自分達の手でと意識されているのでしょうか。前にも書きましたが、団子なとはわざと焦がしていますがそんなことをする必要はないのです。
今回分解清掃に至ったのは火の伝達やら燃焼効率やらを検証する意味でもあり清掃後組み立て焼いてみると香りのたちがいいように感じます。味も焼き立てで試飲しても思った味になっておりここのところずっと追い求めていたエスプレッソレディの絶妙なところも香りのたちもやはりすばらしいとにんまりとしてしまうなでした。

エスプレッソレディ

2024年10月25日 13時28分02秒 | 珈琲
昨日は夜走り出そうとしたときに注文の電話が入りいつもより遅く走り出しました。
そんなこともありあまり走りに集中できなくて影森の駅まで走りあとは戻るというコースでスロージョギングでペースアップもないままただ、だらだらと長く走って終わるという不完全燃焼のままのランでした。
走っているとき考えたのはものの値段です。新しくできたラーメン屋さんは大体1200円からでそれにさらにご飯やチャーハンをセットできたり替え玉があったりとより高額の客単価に誘導もされています。ところが昔ながらの食堂などラーメンやカツ丼が600円と昔の値段のままの店もあります。
新規店や商売が初めての店は3ヶ月も持たなかったりものものしく始めた店ほど早くなくなります。テナントでよく代替わりする店は何が入っても長続きせず薄汚れた古い店はなかなかつぶれません。それも客が入っているのを見るのが珍しいような店もいつまでも残っていたりします。かと思えば最近新しいテナントになったと明かりがつくも看板はなく営業中のサインもない何屋さんかわからない店も増えています。昔夜泣きラーメンの軽トラがアパートに回ってきていたときがあり、一日50杯くらい出るのか聞いたらそんなに出ませんとのことでした。計算してみると100杯でても自分の人件費を稼ぎ出すのはきついのではと思われます。屋台のラーメン屋さんなど現在はやっている人はなくコロナ以降タクシーさえ夜間営業の台数はまばらです。駅には最終電車が着く頃まで乗り場にタクシーが客待ちしていたものでしたがそれも今やなくなり夜の経済は細る一方のようです。コロナ以降をまた以前のような町にという策や取り組みも聞きません。
毎日走っていますが、数日走らないコースでは変化があり刺激を受けます。建物がなくなっていたり放置されていた自動車が撤去されていたり様々な変化があります。
今日焼いたエスプレッソレディはなまなかな豆ではありません。
フレンチの手前のギリギリのところまで焼くのが味を引き出すところなのですが、そう簡単にそこに合わせられません。
一方できたときにはフルシティで焼きたてでも湿った艶を帯びており豆を知る人でもこれを古い豆の特徴とみたりします。
ガラス瓶や茶筒缶などで保管していると豆の瓶や缶に接しているところがテカってくるのと同じにみているのです。
実はギリギリのところまで焼いた豆というのは焼きたてでも油が表面に出ておりつやつやしています。焼き方によっては油を出さないような表面をさらっと乾いた状態にも焼けます。
しかし、ジュワっと甘味が出る珈琲にするには芯から焼けていないとならないのです。
一度このギリギリのところを経験してしまえばそこに行かなければならないと過ぎてもダメだし手前でもダメとなります。
時には失敗もし、到達し得ないのも出してしまいます。
そうするとそれは売れないので他の豆と混ぜてうちで飲むしかありません。
簡単に焼ける豆もあるし非常にベストに近ずけるのが難しいのもあるといった豆それぞれの味を知るのは楽しい作業でもあります。

それでも日々回ってく

2024年10月19日 11時26分39秒 | 珈琲
最近のランチはフランスパンのバケットにレタスとハムを挟むだけです。朝の忙しいときもこれです。
前は食パンに玉ねぎピーマントマトピューレベーコンをのせてオーブンで焼いてピッツァトーストでしたがこのパリジャン風サンドのシンプルでジャストな相性にしばしはまっています。
ピッツァトーストでは玉ねぎやピーマンの包丁によるマジックを楽しむことも加味されてましたが、それは最近大根に移っていきました。
大根に豆腐の味噌汁ですがこれは大根を切れる包丁で調理すると独特の舌触りが楽しめます。刺身でも包丁の切れ味で味が変わるのを知るとよく切れる包丁は欠かせません。シンプルなサラダでさえ包丁の切れかたで味が変わってしまいます。さらに煮込み料理でも野菜の煮込みでも姿や味が違うのです。
ただ気が向かないと自分で料理はしないので、普段料理を作ってくれる人にこの事は内緒です。
珈琲も同じです。
あの人が淹れると美味しいとわかるとなぜ美味しいより、あの人の珈琲がのみたいとなります。
かと思えばまったくそんなことには関知せずスーパーで売ってる刺身と寿司屋のカウンターで出される刺身が同じ味だと思ってる人も多いのです。居酒屋のバイト君が切る刺身と修行した和食の職人の包丁で味が変わるとわからない人。なんかもったいないなあと思ってしまうのですが世の中全部がそうじゃあないと覚えておくのも人生を円滑に回してくれます。私は円滑でなくてもぎくしゃくしても刺身の違いと大根の違いがわかる人と繋がりたい。まあ、それが珈琲の理解になっていくのではないかと思うから。
ただ、単純にうちの店は店舗費用や人件費や広告宣伝費などがかかってないので安いのは間違いない。
それでも小綺麗で有名な店で買いたい人やネットで高い注文をする人もいる。
人それぞれです。なんやかんやいっても理解されない人はいるのも知ってます。
それでも私の昼はパリジャンサンドと珈琲で豊かなひとときですと主張したいのでした。

信ずるがままに

2024年10月16日 11時13分07秒 | 珈琲
今日は昨日までの秋晴れから曇天の肌寒い日です。
いつものように豆を焼きあたふたと朝の支度から開店準備と終わって朝の珈琲はホンジュラスでした。
これはとっても肩透かしのような珈琲で、珈琲らしくないガツンとも来ないし苦味もなくなんとも面白味もない感じなのですが、これがパリジャンドックと一緒だとまた話が変わります。
なんともいえぬ完璧感が満ちてなにも必要ない満たされた感じと満足感かしばし持続します。
何て素敵な時間なんだろうと朝を楽しむ珈琲です。
さて、今週末は市民リーグがあり日曜の午前中は留守になります。
さらに28.29日は臨時休業いたします。


続報

2024年10月12日 10時01分39秒 | 珈琲
昨日の夜から日本の被団協のノーベル平和賞受賞のニュースが繰り返し伝えられています。
最近このようにひとつのニュースばかり繰り返し1時間も同じ人が同じことをいうニュースが多い印象です。
津波とか大雨とか画面が狭くなりずっと同じことをいわれている全くニュースの意味のないニュースなのです。
ネットではまったく違ったことが話題になっていたり、韓国の作家のノーベル賞ではノーベル賞は左派が好きだとか日本にまた反日攻撃が来ると予測していたりテレビの世界とは違うものとなっています。
選挙のこともテレビでは野党が首相は論戦から逃げて早期解散をしたと批判をしていますが、自らその存在感のなさをアピールしているようにしか見えずまともなことをいっている党首も見当たらず何も期待できずといった感じです。もとより政権を担える二大政党を日本も目指すべきといわれていましたがかつて社会党がその担い手とされ政権をとってからとたんに弱体化し党勢をなくしたようにその後の新党にも次を担う人は現れてないのです。
そもそもAIが発展したら政治家もその存在価値がなくなるのではないかと思われます。
とかく効率とか成果が問われる現代で人と人が作り出すものが重要になっていくのではないでしょうか。
今朝もエスプレッソレディの多彩な顔の見えるなか色々と思いも巡る朝でした。
夏から秋への猛烈な季節の切り替わりを今年は感じ、体調の悪化などもあり、今まで信じ自分の基本としていたことも意外と脆く体調の変化とともに自分を形作るものも信念とするところも基本は傷つきやすく脆いものと思い知ったりしました。
そんなとき珈琲に癒されいつもほっとしたひとときが約束される豊かなひとときがあるという安心と味の広がりにまた次の活力があると思える魅力にまた元気付けられ日々変わっても変わらないものを感じます。


秋晴れに

2024年10月11日 12時26分53秒 | 珈琲
朝の新聞でノーベル賞文学賞に韓国の女性作家が受賞とあり、目を疑うようなニュースに最初は疑うも、ありそうではあるなと思いました。
韓国はノーベル賞受賞者が今まで一人と世界から認められない象徴のようにいわれその評価に韓国国民が異常反応するという歴史がありました。
文学賞の場合選考委員のスキャンダルとか他文化の尊重というのは自己弁護のような後ろめたさが付きまとい本当の世界的文学の可能性とか人類を代表するような知性とか人類の宝のような作品とか先進性革新性とかとは違った今回の受賞のようなイメージです。
まあとかくアフリカや東アジアの文学が受賞すると過去の清算のような取りこぼしの処置というか世界の公平性を示した格好なのかといった見方の方が強い感じですが、これはまだ私は作品を読んでませんし文体とか共感がテーマといったまだ世界が驚いたとか気がついたとかいう新しい知見じゃないような印象です。
ともあれ韓国でも受賞できたんだという驚きの方が強く、これは何でなんだということとテレビでは朝のニュースにもでなかったし全く触れられないのはどういうことなのかと思います。
そんなニュースの需要が正しく伝えるべきこともなんか歪んでしまっている印象も与えて、朝の久しぶりに感じる太陽の光にも秋らしい陽気にも、何となく白々しい金木犀も薫るのをやめ、秋の味覚は色々とこれからも豊穣を感じさせてくれるなか昨日までの雨続きから抜け出したほっとした感じと朝の珈琲がリンクして本来の清々しい気分をじわじわと味わっているのでした。
今朝の珈琲はまたブラジルのエスプレッソレディです。
ブラジルの素晴らしい味のものはカルデモミナスやダテーラサンライズやカクエンジといくらでもあるのにしばらくはこれでいいかなという感じ。
秋は読書とか夜長とか珈琲に合いますね。

ブラジルプラナウト農園

2024年10月09日 12時18分10秒 | 珈琲
久々にエスプレッソレディを焼きました。
深煎りなのに軽やかでワインのようなフルーティーさがあります。
これはなんにでも合う味です。
この豆は樹上完熟にこだわり完熟した実だけを手摘みしたものです。
ブラジルらしからぬモカマタリのようなワイン系で全く意外な味かもしれません。
しかし、このワイン系の味の珈琲を知る珈琲通を自称する人も意外と少なく、言葉ですんなりこの素晴らしさが伝わる人は少ないという珈琲の世界も誠簡単にはいかない世界です。
世の中、このワイン系よりもっとフルーツジュースのような珈琲を評価する方向でそんな中開発された嫌気発酵の豆も最近は理解が進み多く出回るようになりました。
それなのに市場では思ったほど売れず投げ値で売られるようになってきました。
そんな中でもインドネシアのトラジャなどは高値安定で高級品として取引されています。
さて、そのトラジャは味としてはなんと表現するのでしょうか。
パカマラやブルボンほどの旨みや濃くとか風味とかに特長があるわけでもなく、味音痴の人には味がなくお湯に近いといわれかねないほど特長がないといえます。
それなのに高値安定なのはなぜと思えてきます。
やはり消費者の中には酸味が嫌いというトラウマのような心理があるのです。高級品でも酸味を売りにしないトラジャは業者にも消費者にも取り扱い易い豆なのかもしれません。