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King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ウニ一貫40万に

2025年01月06日 09時12分32秒 | 珈琲
年末まで色々発注を繰り返したこともあり、今朝から資金繰りに銀行に飛び回ることに。
といっても振り込み料金を払いたくないからあっちの口座からこっちの口座に移したり入金したりするだけのことですが。
そんな中、朝のテレビで初競りのニュースで大間のクロマグロが2億700万とか北海道の初ウニ700万で最高値お店で一貫40万で提供開始というのを見てそういう需要が実際あることにしばし唖然とします。
自分には関係ない世界と済ませられない感情が沸き上がります。
どうしても能登の被災地や豪雪で苦しむ青森の人や世界の戦地の難民とそれとは全く関係なく40万の寿司を何の苦もなく食べる人がいることはどう考えても怒りににた感情がわいてきてしまうのです。
まあ私がそんな感情にさいなまれたとして何の関係もなく経済は回っていき寿司を食べる人は普通にいるから市場で値が付いただけのことです。
私が今までやってきたことを否定されたような気分も別に私とて高い豆を平然と並べスペシャリティ専門店としてやっていくことも可能でしょう。
ネット販売に力を入れたり、来る人の毛色が変わるだけなのかもしれません。
そもそも私が豆を売りたいと思ったのは美味しい豆を安く手に入れたいという個人的思いとレギュラーな豆とスペシャリティとの味の差はとか、値段と味の差はといった単純な疑問から発しています。レギュラー品とスペシャリティを同列に扱い両方売っている店はなく何が違うか明確に答えられる人もいませんでした。

とにかくスペシャリティという豆を売るのが流行りで今までとは一線を画すという主張だったわけでところが今はレギュラーの品がスペシャリティの値段を越す事態になっておりそれならスペシャリティの人はレギュラー品を売り出したかといえば差にあらずで、世の中の人はそんな状況に何の興味もなくニュースにもなりません。
つまり私が年末までギリギリの商談を重ねやすい豆をいかに確保しどうにか一年やっていけそうという努力などより40万のウニに行くわけです。
コーヒーもこの時期特別なブレンドをサザコーヒーに飲みに行ったり、10000円のゲイシャを買う人はいるわけで…
結局私の焼いた豆を買ってくれる人に売るだけと自問自答して銀行に行くのでした。


一週間を振り返って

2025年01月04日 10時16分14秒 | 珈琲
昨年と違い穏やかな一年のスタートで、静かな日が続く今年の年明けです。

朝起きると霜だか雪だかで、白くなっていて粒々が消えません。
お客様は長期休暇で久しぶりな人などがやってきて楽しそうに豆を選んでいきます。
こちらがどんな状況でこれだけの豆を集めいかに安く提供しているかの苦労の説明をしても何かの笑い話を聞いてるがのごとくけらけらと笑っておられます。
まあ、人の悲劇は楽しいものです。
そんな説明の中でより受けるのが5年前と同じ値段を続けている人達のはなしです。
ここでは詳細を省きます。
お隣の韓国では政治的混乱が続き
厳戒令から大統領弾劾裁判の可決と大統領の拘束令執行と成熟した法治国家では見られないドタバタぶりです。
政権が終わる度大統領が逮捕拘束が当たり前でしたが最近は現職中に弾劾で失職して選挙となる弱みが出ると攻撃にあい任期も全うできないのです。
というより全てが不正と権力がセットのアフリカの新興国のような利権とそれに群がる公正とか正義といった当たり前のことが通じず国のトップから汚職が普通という情けない状況です。
そんな中、孤独のグルメの年末スペシャルは録画してみたのですが被災した穴水が舞台で昨年震災を受けさだまさしと現地に慰問に訪れ秋のチャリティライブを約束し、現地に向かうも大雨で中止になった泉谷しげるが出ているのです。
本人のSNSで出演を知って楽しみにしてみたのですが、本人も呼んでもらってよかったというように役としても演出も素晴らしいと思ってしまいました。
見ている私たちも復興半ばだけど観光に行って良いんだと思えるような行きたいという気にさせる内容でした。
今日はいつも通りバスケットの練習の日なのですが、通常だと土曜が大晦日や正月になると体育館が使えなくなり一週間飛ぶことが多いのですが今年は一度も欠けず毎週練習があるのです。
夜のランニングでは元旦に諸々の事情で走りに行く時間も早くなり、距離も8キロ程度に短縮となったので最初からランモードの汗を流す走りを余儀なくされ後半はペースダウンしたものの結構刺激ある走りをしました。
そのせいか昨日一昨日の10キロでは後半はランモードにスッキリ入れ気合いの入った走りになってきました。
エチオピアやインドネシアといった豆の値上がりは激しいのですが注文も多く全く豆の味や品質が変わらないのに値段だけ上がる様は違和感しかないのです。
まあ内容や味の説明をしてケニアやクリスタルマウンテンを勧めてたりするもののやはりインドネシアやエチオピアの豆を選ばれる方が多い感じです。
ケニアやクリスタルマウンテンは今あるだけとなる可能性も高く、なくなれば次はない豆です。
ケニアはそんな中次が確保できましたが端境期のタンザニアなどどうなるか目処がたちません。
南米ではボリビアが全く手付かずの地なので今年は経験してみても良いかとも思っています。

お昼はカレーうどん

2025年01月02日 13時40分53秒 | 珈琲
なにもお正月らしさのない今年の正月は全く何時もと同じ昼下がりです。
普通に豆を買いに来るお客様がいてお店で使ってくれている方からブレンドの要望を聞き試飲していただいたり、豆を届けたりあまりに代わり映えなく過ぎていますがこの当たり前の日常こそが大事だと改めて感じたりします。
それは昨今のもろもろの値上がりや環境の変化で生産国の産出が激減しており、コーヒー相場は高値更新と突き進んでおり、加えて日本はGDP世界四位と沈み傾向で円安が続きます。
スペシャルティの豆もかつての1/10も入ってきていないと問屋や商社の報告があり今後は味の2極化は避けられない感じです。
当店では毎日飲むものだから安くて美味しいものをと努力を続けブラジルのアルタモジアナを格安で仕入れブラジルサントスNO.2の代わりに喫茶店様に使ってもらったり道の駅で売ってきました。しかし、このアルタモジアナも昨年末で売り切れ。
なんと次にやすいものというとブラジルカルモデミナスになってしまうのです。
こんなスペシャルティの豆がレギュラーの豆より安いなんて不条理な世界でなんとも申し訳ない気分で一杯なのですが、逆にスペシャルティの方が安いを思いきり楽しむ一年なのかもしれません。レギュラーでもNO3NO4の格下は確実に安いわけで喫茶店のブレンドなどはそういうのやロブスタが入っているのかもしれません。
当店の季節のブレンドはスペシャルティやレギュラーでもその国の最高品質以外は使ってません。
ですから季節のブレンドなどほとんどが赤字のサービス品で珈琲の楽しみを季節と共にという観点で味わってほしいと今年も同じ値段でやってますがほとんどの豆が1200円以上に値上がっている状況で持続可能なのかと危ぶむ気持ちと不安が一杯なのですが、このカルモデミナスはまあ一年分を問屋と先行契約で確保しましたので、今年一年はあまり値上げせずいけるのではと思っています。これも相場やら為替やら災害やら戦争といったことで輸入品だからいつストップするかもというのは払拭できないのです。珈琲が安心して飲める平和な世界が続くことを願うばかりです。

パンケーキのお昼

2025年01月01日 13時07分26秒 | 珈琲
昨日のそばと今朝のお雑煮といつも通りの正月を過ごし昨年の正月は能登の地震があり一年たっても満足な復興もなされずというニュースを聞き華やかな気分やおめでたい気分にもなれずといった始まりかたですが朝からいつも通り豆を焼きやることはかわりないのでした。
お昼は冷凍のパンケーキにヨーグルトとブルーベリージャムをかけるという簡単なものでしたがこれが珈琲と合い満足なランチとなりました。
予定通りでないのはじゅん散歩のロッピングで買ったセラミックヒーターが年内配送のはずが届かなかったことくらいです。
他のアマゾンで買ったサプリなどは昨日注文して今日届いています。
昨日は年明けの花火の音を聞かずに早く寝ていますから全くいつも通りの昼下がりです。
今月のブレンドは『雅』です。




棚卸し

2024年12月31日 12時59分15秒 | 珈琲
今年の年末はまあ忙しく、問屋からの電話など今日まであり、ギリギリの商談が続きます。
珍しい在庫処分の話もありました。
どこかにあるバルクの豆をまた麻袋に詰め直し処分するという本当に安いのか手間分の工賃とか上乗せされないのかと気になる話でした。
袋から出しちゃったら出所進退不明で品質やらのお墨付きも消えたものを買うことを意味します。
なんとも納得しがたいのですが、最近の輸入事情やら相場の高騰と環境の変化を思えば買っておきたい値段の提示で注文することにしました。
年末の棚卸しの時期に新たな買付をするというのもただ在庫を膨らませる行為であり得ないのですが長期的に見て来年をどう乗りきるのかと問われればやむを得ない措置でしょう。
そんなわけで倉庫は満帆で頭から消え落ちた豆などの確認もでき驚きと汗をかく体力勝負の一日です。
これが一段落したらバカ高い海老の天ぷらなど今日の年越しそばの買い物もしてこようと思います。
数年前まではこの年末年始の生鮮食料品やお節料理の品の値上がりに頭に来て時期をずらすとか徹底抗戦の構えでしたが今年は諦めの境地なのかもう一番旬で高いものを進んで買っている感じでもう忙しくて構ってられない感じです。
買える時に買っておかなきゃといった具合です。
スキーも年内一回も行けなくて昨年と違い雪が豊富でどこでも選び放題新雪滑走も可能なのにいつ行けることやら。
昨年は買い物ついでに温泉なども入っているのに今年はどうしたことか毎日夜には欠かさず走っているものの何か万全と言えない、ついこの間までの時間で走ることもできないのを感じたりこれは衰えなのかとそんなことはないと思いつつもやはりスピードの衰えはあり気持ち次第でまたもとの速さで走れるのか寒さと気持ちだけかと見極めが付かない状況です。
走り終わっての疲労感とか走り終わったあとのポカポカ感なんかはやはり少なく思いっきり走れていない力を出さずにすませている感じはします。するとそのうち本来のスピードを忘れ今のペースが常態化してしまうのかと考えたりとかく冬の走りは悩みが多いのです。
まあ走っているお陰で夜眠りの質が上がったり相変わらず恩恵ばかりを感ずるランニングなのです。
これも季節と一体地域に暮らしその地の自然を肌に感じるということから発していることで全ての基だと改めて誰もいない夜の町に冷たい空気に触れ問われるまでもなくこれは私の基本行動ですと答えて走り出すのです。
そんな私に先日パトカーがすり寄って来ていきなりスピーカーで信号をよく見て通行しましょう。先ほど赤信号でしたよといっているのです。私が赤信号で通行して誰かが慌ててブレーキをくれなくてはならなかったとか迷惑したとかでなくパトカーの面前で堂々と見切り発進したので注意に及んだのでしょう。まあご苦労様です。
当店は明日も営業します。





通販生活

2024年12月20日 11時56分32秒 | 珈琲
今週末から秩父の夜もイルミネーションが始まるようです。昨年より拡大とあり神社やらお寺が飾られるようなんですが、昨年との違いは今年夜走っていてあのろうそくのような西武秩父駅のラクウショウのイルミネーションがないことです。
このイルミネーションは遠くからも見えたりして走っていると少しだけぼっと明かりが点るような暖かさがありました。
今年はそれがなく寒さが染みるのですが、今週はまたもとの距離に戻して先週との違いを実感しています。
昨年は、年末年始の過ごし方に変化があり自分のお気に入りの料理で過ごすというとっても満足の行く年末年始だったのです。
今年は寒くてその自分で好きな食材を集めて好きな料理を作るという気分が全く起きず年末の年始の準備も蟹を買っただけです。
それでも最近買ったものを思ったらみんなじゅん散歩を見ていてほしいと思ったものばかりなのです。
これは一日テレビの前にしかいない人みたいで危険な兆候のようでもありますが、なぜかじゅん散歩の商品は納得して買ってしまうのです。
売られているものは様々で食品から着るものやバックやお掃除用品と生活必需品で値段も安いと思わせる巧妙な罠に満ちているのです。
例えば羽布団は何度もこの番組に出る主力の商品ですが大概の人は既に持っているものではないでしょうか。
すると布団のリニューアルとか寝付きのよくなる敷物とか枕とかが何日かあとに取り上げられるのです。
すると何万もする羽布団はもっているしと見ていた人も枕や敷物は1万以下で買ってみるかとなるような放送なのです。
だいたいが安いと思って買って手に届くと思った以上に安っぽくてそれでも使ってみるとまあ良い感じで払った分くらいの満足を感じるもそれほど劇的に人生を変えるほどでもなくいつしか気にもしなくなってまた違う商品を見せられて面白いと思って買ってしまうという繰り返しなのです。
そんな罠にはまっているなと感じるのに今回も買ってしまいました。
セラミックヒーターなるものです。
先日もみぽりんが浴室で亡くなるという事件があったばかりで浴室はこれからヒートショックで人が死ぬ危険地帯というアラートと共に意識が刷り込まれるなか、じゅん散歩では浴室暖房がとり上げられて工事費込みで10万円というものでした。
これは浴室乾燥室として一年中使えるというものでした。
それを見て思ったのはヒートショック対策は必要だということと走ってから風呂にはいる自分には今までヒートショックの危機など感じたこともなく部屋のエアコンを使えば良いことだと思えました。まあ私はよくても他の家族かお客様とか部分暖房とか冷房はあっても良いかとしかし、10万の支出をするのならダイソンの冷暖房機を買った方がいいかなと言うのが私の考えでした。なんかのセールの時買おうかと。
そして今日のじゅん散歩で見たものはまた浴室のヒートショック問題で商品はセラミックヒーターです。26000円ほどの商品が今だけ8000円ほどのなのです。
電気をいれたらすぐ暖まる、どこでも持ち運べる、人感センサーが付いていて人がいるときだけ暖房できるなどお手軽で高機能なのです。これなら買っても良いかと注文してしまいました。
テレビ通販生活どはまりな感じを自覚しつつ、なんか日々の珈琲ににているなとも感じるのでした。
いつも寄り添い癒してくれる裏切りのない珈琲タイム。
その日の気分で色々な豆を選ぶこともできる。時には意外な出会いだったり、味に裏切られ驚かされたりもする。お決まりでマンネリにはならないいつも大事な時間。そんな珈琲時間今日も楽しむのでした。






初冠雪

2024年12月19日 09時54分12秒 | 珈琲
昨日の夜は走りに出たら冷たい雨がポツポツと降る寒い夜でした。
昼間の番場通りは旧消防署の公園にイルミネーションの準備がされてたり、玉木屋の辺りに何かの撮影がされていたり何時もと様子が違うざわざわとした空気でした。しかし、空はどんよりと曇り時おり雨もぱらつく寒い日でした。夕方買い物がてら通ったのですが年末の活気などなくイルミネーションのなど全く出遅れた感じだし観光客も消え寂しさや衰退の見える光景でした。
最近感じるのは、今までは必要なものや食事でも贅沢にならないように我慢してとなにかと後回しにしたりもったいないとか過度にならないようにしてきていたものでした。
ところがそろそろ普通に我慢せずにほしいものや食べたいものを買って良い頃ではと思うと旬を感じる季節の食べ物や生鮮食料品の値上がりは激しく、昨日見たレタスは300円もしていたのです。
当店の品揃えでも今まで一番安い珈琲はブラジルサントスNO2で当初640円でしたが今では1300円もしていて今では入れてません。
ですが、ブラジルアルタもジアナというスペシャルティは880円でサントスNO2より味はよく安いのです。厳密にはこのアルタモジアナもブラジルサントスNO2に違いなくブラジルサントスNO2として売っても表記偽装にも詐欺にもなりません。しかし、このアルタモジアナも今あるだけでいつなくなってもという状況です。
ブラジルクィーンショコラやブラジルエスプリットサントなどが本当のブラジルサントスNO2より安く売っているので何ら問題がないといえばそうなのかもしれません。
私としては商社の投げやら特売品ばかりを買ってるので今の価格を維持していますが、世の中ではマンデリンがないとかモカがないとかケニアかないとほしくても買えない状況になっています。
コロナ、マイコプラズマ肺炎、インフルエンザの重層感染が起こっているとかで医院は満タンで薬も品不足なんだそうです。しかし、ニュースで不足という薬は症状を押さえる対症療法薬で特効薬でもなく医者に行ったから治るという病気でもないのです。
今朝起きたら私には窓を開けたら何が見えるのかはわかっていました。
武甲山を始め回りの山々は雪景色となっていたのです。
そんな状況に我慢とかもったいないとか言っているとそもそも物がないという時代になってきたかなと思うのでした。
楽しめるうちに下手すりゃ生きてるうちににもなりかねないのだからと白くなった山を眺めて思うのでした。



年末の攻防

2024年12月16日 18時00分33秒 | 珈琲
お祭りも無事に終わり、年末の怒涛の業務と仕入れの攻防があり全く息着く暇もなくあれこれと事件やらが舞い込みます。
そんなこともあり夜走る時間もあまりなく、更に寒さも強まりつい走る距離を2キロほど減らし坂道のあるコースにして時間短縮したのです。しかし、これが結果裏目であまり芳しい効果を生まず普段のチャレンジングな精神を持って走ろうとしたことから一歩後退し、更に走り終わった爽快感とか疲労でぐっすり眠ることもできず更に色々悪影響を呼んだように思います。
そんなもろもろを含み今日は仕切り直しでオーツキにバルクのワックスを買いに行きました。
これもさまざまなショップを見ましたがどこにも売ってなく、今やベースワックスを4種類何回も塗り込む人などいないのではと思われて来てオーツキでは当然バルクのワックスが4種類売ってるものと思って出掛けたのです。
しかし、オーツキでも売っていたのは黄色と青のみでした。
今やスキー人口が減っただけでなく、ベースワックスを入れてははがしまた入れてなどという作業をする人はいないのだと思い知るのです。
それで一辺に詐欺から抜け出したような気分になったのですが、帰ってネットで検索するとやはりベースワックスのピンク、紫、青、黄色は売っており、ベースを作って滑走用のフッ素入りを入れるを信じている人はいるようです。
さて、どうしたものかという感じで帰る途中に寄ったアウトレットでは今まで寄ったことのないゴジバやアディダスのショップも見つけ新しいランニングシューズなどをチェックし厚底を買おうかと手に取るも足入れするまでに至らずでした。
結局、やることは今まで通りを確認しそれを実行するのみ。
珈琲の味も今まで通り毎日10キロ走り季節を直に肌で感じて焼いていくのみだと。


ニコール・キッドマンと宇宙背景放射

2024年12月02日 14時30分51秒 | 珈琲
私を取り巻く最近のモヤモヤは宇宙背景放射のような音がずっと脳内に響きそれは耳なりといった簡単なものではありませんでした。
いくつかの音がずっとなり続けることもあり、立ち上がるとクラっと眩暈とも意識消失とも感じるような感覚になったり、それも加齢なのかと思っていたのでした。
そもそも夜何度も起きたりするのも加齢であり、それは毎日のランニングで解決しているつもりでした。
つまりは加齢とは言いつつ実は解決法はあるのだと。
テレビなどではやたらと漢方薬やサプリが売られており、必ず効くようなお悩み解消には必須といった塩梅で多量の情報に溢れています。
今見てるビデオはトップオブザ
レイクというイギリスの刑事物のドラマです。
舞台は第一シーズンがニュージーランドです。
このイギリスのドラマでタスマニアとかカリブ海の孤島のリゾートとかを舞台にした刑事物といくつかのパターンがあり根強い需要があるのではと思ってしまいます。
しかし、このトップオブザレイク
の第二シーズンには頭がこんがらがってしまうような配役がなされているのです。
まあみんな実力派の俳優ということですんでしまうことではありますが、なんでここでニコール・キッドマンが主演でもない役で使われるんだろうとかミランダの役の人はゲームオブスローンズのあの女剣士がなんでここにいるのと思っちゃうし、みんな的確にこなしてはいるもののこんな使い方しちゃうんだという思いが自然と浮かび上がりこちらが大丈夫なのと気遣いしちゃうような不思議な感覚で見てしまうのです。
それと全く同じこととして今日私の回りで起きているさまざまなことが全ては加齢という約束ごとのようなことであるのだけれどそれが全くそうじゃあないかもと思えることが起きたのです。
というのは耳が聞こえづらくなったり、頻尿になったりというもう何年にも渡る悩みが簡単なことであのしつこかった宇宙背景放射のような耳鳴りが止んだのです。
夜間頻尿も運動することによって避けられたりよいといわれることを的確にやっていけば対処できるのではないかと思えた日になりました。
確かな効果はモーツァルトを聞くとかツボを押すとかマッサージをするとかよいといわれることの積み重ねなのです。
これはただの観光地だと思ってでかけたらものすごい感動を得られた清津峡のようにはたまたものすごい配役のトップオブザレイクみたいに巧妙な人生の罠なのかもしれません。
これから生きづらい温暖化の世の中も珈琲のある生活がそれらを巧みに生き抜く鍵なのではないかとまた最近思えてきました。
世界を結びつけ地球温暖化や環境汚染に各国の思惑を超えて一致団結させるそんな役割になっていく気がします。
そんな大事な任務の一端を仰せつかり地域と共にやっていけたらと思う日でした。



今月の季節のブレンドは

2024年12月01日 12時35分01秒 | 珈琲
今秩父の夜はならしの太鼓の音で賑やかです。
夜走っていて聞こえる音はボタボタポコポコとなんとなく昔聞いた音でなく、籠ったような湿った感じに聞こえます。
聞くところによるとこれは昨今の太鼓が化学薬品によって生成されているからなんだそうです。
昔は皮の毛抜きに塩と米ぬか冷水を交互に掛けて繰り返して作られていたので適度に皮に油が残り響く音になっているのだとか。
今ならしの太鼓はこごもっていても本番の屋台に積まれた太鼓は昔ながらの太鼓なので音が違うそうです。
皆さんにはそれがどう響くでしょうか。
さて、今月の季節のブレンドは『第四楽章』です。
これは毎年恒例今年最後を飾るブレンドはこれです。
貴方にとって第四楽章というとどんな音がイメージされるでしょうか。
このブレンドは正にそれを問うものなのです。
慌ただしい師走ですが、このブレンドでつかの間の珈琲ブレイクを楽しみ頭の中に貴方の第四楽章を響かせてください。

生活防衛

2024年11月27日 11時52分12秒 | 珈琲
各地で水道料金が値上がりしているらしいです。
ここのところ寒くなって当店でも暖房用灯油の確保をしました。一年に何度も頼みませんが昨年と変わらずの値段は意外でした。
ここのところなんでも値上げされてる印象で自ずと生活防衛の意識が働きます。
ネットで見ると何でも解って何でも注文できる世の中ですが、注意を怠ると飛んでもない出費を負うこともあります。
例えば先日私がやったカーナビの地図更新ですがネットでカーナビのホームページでダウンロードして16000円ほどでした。
アマゾンで見ると2019年版などが
SDカードで売っています。これも16000円ほどです。だからまあいいかと思ったのですが、なんと今は最新地図搭載のカーナビが7インチの大型画面で1万以下で売られているのです。まあでもこれは今付いているカーナビを取り外して取り付けるという作業を自分でできるのかという問題もはらんでおりただそのままの値段の問題でもないのですが単純に考えたら更新するより新しいカーナビが買えるというのは衝撃です。まあ世の移り変わりは早いということです。かと思えばネットで不思議なものも売っています。
スイカやパスモのチャージしてないデポジットだけのカードが2000円程度で売ってるのです。
これは新規でこれらのカードが買えないからということで中古のカードが売買されて買う人もいるということです。
なぜ新しいカードが売られてないかは半導体不足とか言われていますが詳しいことは謎で、現在はスマホで同様のサービスを受けられるのであえて必要はないという受給関係から来ていると考えられます。それなのにあえて高い中古のカードをなぜ買う人がいるかもまた謎です。スマホでできる。でもスマホ持ってない。スマホ買うよりカード買っておこうということなのでしょうか。
ただ単に知らずにもっと安くすませられるのに買わせられたということだと悲しい買い物ですが世の中もっと複雑な事情なり理屈なりが存在してたりしてただ単に安いが正当とは限らないのです。
その中で個人の気持ちの収まりどころというのは非常に大きなウエイトを占めていて安く買って満足幸福感倍増と行かないのです。
その代表のようなものが安物買いの銭失いという昔からの言葉です。
特にメルカリや個人仲介サイトではトラブルが多く商品を買っておいてクレームをいれて返品し全く違うものを送りつけるケースが頻発しているとか。
アマゾンで安いと思って買っても偽物だったとかよく聞きます。そんなこともありアマゾンでは簡単に返品でき返品の送料もとられなかったりします。そうなると宅配業者の業務量だとか収益とか人手不足がまた話題になりますが、先日いつもの発送をクロネコヤマトでスマホから送るという方法でアプリから発送、荷物はコンビニに持っていったのですがなんといつも100サイズで送っているのに今回120サイズで領収が送られてきたのです。
早速クレームをいれると調査しますと電話は切られ、次に地元の営業所から電話がありまた同じはなしをしてそれでは調査しますと電話は切られ数時間後それでは返金しますというのでこれからずっとうちにいるというと夕方お邪魔するといい営業所の人間が謝罪と返金に来るのかと思ったらドライバーがお金を持ってきてここに判子下さいと荷物を届けたような塩梅で置いていったのです。
今回のケースはコンビニの荷物預かりは本当に運送業者の窓口業務の代替ではなく、ただ単に荷物を一時預かりするだけで窓口で荷物を預けたと同時に運送契約が本来ならなされて配達が完了して業務完結となるのですが、コンビニ店員は荷物の預かりて発送伝票をレジで出すだけでお客にその伝票を貼らせて荷物の大きさ重さのチェックはしないのです。
そのくせ途中でこちらの申告した大きさを訂正して確認もせすカード決済までしてしまい領収書まで発行してシレッとしているというのはこのシステムが悪いのです。スマホ割が他より安いからわざわざスマホから送っていますが今回のように間違われ二度手間になりやきもきしたりと全くいいことなく煩わされるのなら他の業者を使いたくなります。
顧客満足が大事だとされる現代にこんなサービスでは納得行きません。
こんな値上がりとサービス低下の世の中、生活防衛は重要だと感じる出来事でした。
さて、今朝はペルーマチュピチュ、ブラジルエスピリットサントと飲んでスペシャルティの珈琲を堪能しました。
この味でなくてはとかわざわざ選んでいただけるというのは本当にありがたいことでまた足をは混んでいただけるよう今の値段を維持し、また、味のよさにこだわって豆の供給が続けられるよう務めようと思うのでした。



素朴な味わひ

2024年11月25日 10時58分22秒 | 珈琲
朝のワイドショーでは表参道の迷惑外国人だとか石破総理の外交マナーだとか103万円の壁とかばらまき経済政策の話題が流れるなか、朝の珈琲をいただきます。
頭に浮かぶのは清津峡のアートシーンです。
私は世界的観光地となった清津峡と認識して出掛けましたが、そんな薄っぺらなもんでなく立派なアートスポットであると認識を新たにしました。
京都の東山の別荘のように辺りの自然の景観と一体となった庭を持ち、庭から眺める自然と一体になった借景に悠久の時間の流れの一部に溶け込んだような気分に浸るのと同じものがあるのです。
目の前にある地層ができたのが1200万年前であり、それが柱状節理になるのが700万年前で、隆起して侵食して目の前に現れたのが260年前のこと。そして今こうしてそのそそりたつ地層の壁を前にしている自分。自分の成り立ちと地球の歩みと宇宙のなかでの出会いまでその時間と空間の織り成す過程を思い巡らし、清らかな渓流の流れに今正に流れる時間との対峙に直面し魂が打ち震えるような感動が背筋に駆け抜けるそんな舞台に立たせてくれる。宇宙空間のほんの傍観者なのか時の観察人なのか自身の精神背景を発表する舞台なのか。アートスポットにあなたなら何を感じるか。
アートに身も心も溶かし混んで非日常を満喫することができるのです。
さった峠の富士山のように昔から日本人は自然の見方を知っていたのです。
火焔土器に見るアート感覚と古代からその美的感覚の豊かさは正に自然が生んだものそして育んだものに違いありません
人工的な銀杏並木に群れているそんな薄っぺらさとは違うのです。
秩父にもミューズパークの銀杏並木がありますが、秩父神社の垂乳根の銀杏や西武秩父のラクウショウを話題にする人はいません。
そういった永年人々が紡いできた時間の流れを意識せず地方創生などできないのです。
ただ、人に移住を促し金で釣った地域興し協力隊などという時限的制度で何をしろというのでしょう。
石破氏の外交デビューを云々もその人の薄さが露呈しただけでそもそも役人どもはお供として機能してないことを露呈しちっとも日本をしょってたつ気概などないことをうかがわせます。
そんなもろもろを感じながら飲んだのがペルーのマチュピチュです。
それこそ悠久の遺跡の地で作られた珈琲は無農薬で作られ素朴な味わいでマイルドでいつまでも心に残るそんな優しい珈琲でした。



月末ミッション

2024年11月19日 10時17分08秒 | 珈琲
年末月末に向け支払の計画を立てねばなりません。
あ、それと明日明後日は臨時休業になります。明日の豆がないかたは今日中のお手当てをお願い致します。
すでに商社の過剰在庫の整理ははじまっており、今までないと言われていた豆がこっそり処分するのでと回ってきたりします。
ところが最近一番の定番レギュラー品を確保するため発注をしたところで来年の分の注文と抱き合わせで安くするからというような契約になっており結構先の納品予定も約束したりで倉庫や資金の計画も目先の年末だけの手当てに限らずやらねばならずで色々大変です。
まだまだ破格な投げ商品は出そうですが、相対的な値上がりのため格安ですと提供されてもあまり魅力的に映らないものばかりです。
それに今売られている高級品があまりに魅力のないもので、最近の嫌気発酵のスペシャルティとか誰もが飲んで美味しいとため息混じりに呟くようなものではないのです。
それでもニカラグアのナチュラルのスペシャルティなどは味を、知っている人にとってはたまらないものですが一般のイメージはなく売りづらい品に感じたりこれといった出会いがない感じです。
そんな中にあってないといわれたインドネシアやケニアのスペシャリティを確保できたのは僥倖だと思います。冬に向けての戦力となるでしょう。
マンデリン方式のスペシャリティや従来のマンデリンも在庫するなど他にはない品揃えと値段になっています。こんな豆ありますか?とお気軽にお問い合わせください。きっとお気に入りの出会いがあると思います。

テレビ通販の商品に

2024年11月18日 11時19分16秒 | 珈琲
今の時季のテーマソングとして忌野清志郎の『北風』はぴったりな曲で車でも良く聞きます。
ところが昨年の今ごろはそんな気分にならなかったので二年ぶりに車で聞こうとなったらなかなかナビのハードディスクから見つけ出せません。2.3sのアルバムだというのは記憶しているのですが片っ端から見ても出てこないのです。
こんな時はスマホに聞くと一発です。
あとはナビに音声認識だろうが検索すればいいだけです。
やっと探しだし昨日バスケの試合の前から車でかけるために検索していざ聞いてみるとなんかしっくり来ないのです。
最初のイントロのギターのリフがいつものように響かないのです。
これは自身の聴力の問題で現在の自分のおかれた状況をよーく思い知ることとなりました。
イントロを何回か繰り返して聞いてやっともとのいつも通りの感覚になり少し落ち着きを取り戻し試合に臨みました。
試合は極端に参加者が少なく色々問題を感じましたが、それはまた来月も試合がありどう対処していくかも検討されるでしょう。
そんなことより懸念は今週のお出掛けです。
といってもなにも準備したり買っておくものもなく全て揃っているのであとは出掛けるだけでいいのです。
そんな中で朝見たテレビの通販番組で私が昨年これだというので買うきっかけになったものでなにかとお出掛けの際は利用してるセカンド冷蔵庫を紹介していました。
今年は新型になり容量がアップしてさらに電気代は35%削減してるといいます。
昨年この冷蔵庫を見て買わなくちゃと思いアマゾンで見たらテレビ通販より安く容量もでかいものを見かけすぐ買ったのでした。
そんなわけで最後まで見ていたら価格が16000円ほどで衝撃を受けました。
私のイメージの中では6万ほどの記憶があり、さて私はいくらで買ったのかと調べてみたらやはり16000円ほどでした。
なんか拍子抜けしたようなまたまたしっくりと来ないまま洗車してこの冷蔵庫を車に積み込んだのでした。
さて、今朝もよい天気のなか朝はブラジルエスピリットサントでした。
軒並みこのレベルの点数を持つ豆が値上がりしている中で85点の高得点の評価でやすいという優れものです。
人はこの点数で具体的画一的な見方を示されてもやはり高いマンデリンとかケニアやエチオピアの豆を買い流行りのスペシャリティの風味とかを求めます。
それでもパナマのゲイシャが世界一と知っていても買って飲んでみる人は少ないのではないでしょうか。
オレンジハニーなどはゲイシャの半分の値段ですがスペシャリティの独特の風味ということでは群を抜いており、最近多い二度嫌気発酵とか、好気発酵と嫌気発酵の二度発酵とか輸送中の自然発酵とかそれはもう色々あり何がどうなったら美味しいのかの答えをなかなかとらえにくい世の中となってきました。
まあ、このエスピリットサントの味を堪能してそれでもまだ足りないか感じてみるのもいいかもしれません。





木枯し吹く今に

2024年11月16日 10時52分21秒 | 珈琲
今目にする広告はおせちの予約とかクリスマスケーキの予約です。
物価高や103万円の壁がとやかく言われ生活防衛は大変ですが、皆さんクリスマスやらお正月は家族と楽しい時間にと今から準備されていると企業もケーキだおせちだと売り込んでいるわけですね。
私はここのところの年末お正月の過ごし方はおおむね成功していると思います。
世間の世辞に惑わされることなくお正月らしいお雑煮と野菜の煮物、カニと好きなものに囲まれて元旦から10キロ走りいつもと変わらぬ日々を過ごします。豆を焼くのも大晦日だろうが元旦だろうが関係なく注文が入ればいつでも焼きます。
スキーシーズンは平日スキーに出掛けて臨時休業の日が増えますのでせめて人様が休む日は仕事しようかと一応年中無休を掲げています。
そんなスキーシーンに最近思うことは、久しぶりに新しいマテリアルの欲求が沸いたのです。
思えばコロナを挟んで新しいマテリアルは全く導入してなくて板は昨年もよく走り踏めば筋肉のように反発も感じられまだへたったという感じも受けませんでした。しかし、最近のマテリアルがどうなっているかは感じていてちょこっと試し履きせてもらったりしてどういう傾向なのかも知っています。そんな中目にしてほしいと思ったのがオールメタル挿入、ダークマター挿入というK2の板です。
disruptionという名のおおよそスキー板にあってはならない状況の名付けになっていてその新しさを感じたいなと日々思いを募らせています。
昨年との違いは昨年の松島への旅行をした記事などを読み、またその当時の記憶ははっきりあり今年のようにまだ寒くもなくとてもよい観光日よりの中のお出掛けだったと思い出されなぜ今年は冷たい風を早くから意識しているのだろうと不思議に感じています。
そんな今の空気に馴染むのがエスプレッソレディです。ブラジルプラナウト農園というのが正式名でワインのような味わいがありこんな北風か吹き抜ける日に何杯も飲んでしまいます。
各地でライトアップのイベントがありますが秩父は昨日からまた公園橋のライトアップが始まりましたがその他は個人のうちのイルミネーションのみです。まだ太鼓の音もなくいつもならある桟敷の建設もないようです。そんなそっけなさが余計北風の冷たさを感じさせているのかと思う朝でした。