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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁

2016-02-23 | 劇場映画れびゅー
ここ数年で一番ハマっているテレビドラマ『SHERLOCK』シリーズの、2015年クリスマス特別編『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』の日本劇場上映を観てきました。
★★★★

堪能!

シャーロック・ホームズの舞台を現代に移して描くBBCの人気テレビドラマシリーズ『SHERLOCK』は、大胆なアレンジと魅力的過ぎる役者達の演技で、予想の遥か上を行く事件捜査と人間関係を描く脚本が素晴らしい。テレビドラマ枠としては有り得ない程深さを感じさせる秀作。
1話90分一挙放送で1話完結の、1シーズンあたり3話構成と言う密度の濃さは、視聴者の心をガッチリつかんで離さない作りになっていて、私も鷲掴みにされている一人。
アメリカでは似たコンセプトの現代推理劇『エレメンタリー』と言うのが放送されていて、こちらもチェックしていますが、面白さは『SHERLOCK』の方が数歩先を行きます。

テレビシリーズを観ていない方は、この劇場上映だけを観てもなんのこっちゃ訳がわからないだけでなく、確実に楽しめないのでご注意ください。

映画が始まる前にBBC製作の本作の宣伝的な番組と、上映後にはキャストへのインタビュー番組がオマケ上映されます。

ちなみに、TOHO梅田の場合、上映後の番組がスケジュールに書かれていた終映時間を8分程オーバーして終了した為、終電に乗り遅れてしまい、始発まで呑んでしまいました…。

ネタバレ
特別編だから、メインのストーリーの流れからは外れたスピンオフ的なエピソードになっていて、本編のノリを今回だけ19世紀を舞台に持って行って描いたのかと思いきや、実はシーズン3の続き。
と言うよりも、シーズン3ラストシーン直後に直結していると言うトリックで、シーズン4へのトリガー的な位置付けになっていた。
ファンは本作だけでトリックが無くても十分楽しめたのに、こんなサプライズを用意してくれていただなんて、シーズン4が待ち遠しくて仕方がない!



SHERLOCK/シャーロック シーズン1-3 コンプリート Blu-ray-BOX
ベネディクト・カンバーバッチ,マーティン・フリーマン,マーク・ゲイティス
KADOKAWA / 角川書店

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