そーれりぽーと

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クローズ ZERO

2007-11-01 | 劇場映画れびゅー
人気コミック“クローズ”を基に、前日談を描いた(らしい)『クローズ ZERO』。
原作は絵のタッチが嫌いなので全く読んだ事がありませんが、映画版はひたすらカッコいいと聞いたので、とりあえず観てきました。
★★★

ガッコーでテッペン取ったる!(※劇中、関西弁は使いませんw)
なんとも勢いだけの単純な設定と、少し進めばすぐ喧嘩という展開がわかりやすくて何も考えずに楽しめた。

ちゃんと演技の出来る若手俳優達、小栗旬、山田孝之、高岡蒼甫らの熱演と、三池崇史監督によるアクションシーンの上手さが見物。
同監督による『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』の酷い印象は払拭。
先日WOWOWで一部カットして放送していた米国ホラードラマシリーズ“マスターズ・オブ・ホラー”の『インプリント ~ぼっけえ、きょうてえ~』といい、毎回全く違うドラマを撮る引き出しの多い監督ですねぇ。

硬派な中にも少年っぽさが見え隠れするところは、やっぱ高校生らしくて楽しい。

なんて、なかなか楽しみながら観ていたのですが、クライマックスの乱闘場面、最高潮に盛り上がるはずのところが突如黒木メイサのプロモーションビデオと化し、一気に冷めてしまいました。
『NANA2』を思い出す最悪なやり口。

原作読んだ知人に聞いたところによると、今回のメインキャラクター達はほとんどが原作には名前すら登場しない、“一年前に卒業した先輩達”が現役の頃という設定らしいですね。



クローズ 1 完全版 (1)
高橋 ヒロシ
秋田書店

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