いつもに増してとっても妄想の入った記事なので、「何言っとるねん」と流してくださると幸いです。
J-Phone時代に本当の意味で使いやすかった“まめぞうケータイ”(2機種とも使ってました)で若い層や女性層に人気を博したデンソー、ケータイに音にこだわるという文化を持ち込んだケンウッド。
今はどちらもとっくの昔にケータイを作る事を止めてますが、この二社が完全に撤退するまでの2年ほどは京セラと三社共同で開発、製造してました。
結局三社のうち一番クセが有って使いにくい(個人的観測)京セラ(DDIやKDDIのを使ってました)が生き残り、というかおそらくは他の二社が撤退するにあたって協業を経て受け皿となったんでしょうけれど、その後の京セラのケータイを見てるとUIの面では何か吸収したどころか俄然DDIポケットの頃からのオリジナルを通してはるように思え、デンソーやケンウッドの名残は何も感じられません。
一時期はNokiaの日本市場向けオリジナル端末をOEM製造する余裕も有ったほどデンソーに次いで使いやすさで定評の有った三洋(J-Phone、Vodafoneで何機種か使ってました)もシェアを減らし続けて撤退、そしてその受け皿はまた京セラ。
一番突出したイメージの無い京セラがなぜ生き残ってるのかスゲー不思議な今日この頃です。
今の京セラは四社分の力があるはずだけれど、相変わらず突出した部分が見当たらないんですけど。
一方、カラー液晶ケータイを独自のフリップ式でどこよりも早くDocomoから発売した三菱(初代カラー他数機種Docomoで使ってました)も、東芝と共同戦線を張るものの三菱だけ撃沈。
ツーカーでソニーとトップシェアを争っていた東芝(ツーカーで2機種とVodafoneで使ってました)は、ツーカーの衰退と共に他キャリアへの展開が成功して生き残ってますが、生産は海外に完全シフトだそうで、今後の動きが気になるところ。
21世紀に入ってから、こんな風にメーカー同士のケータイ事業統合が進んで、結果すんなり撤退せずに協業を経てコソッと消えていっているようにも思えるのですが、中には上手く行ってる提携もありました。
2002年から続くパナソニック(当時松下)とNEC間のDocomo向け端末の開発提携は、2006年には合弁会社の設立やらなんやらで今も続いてます。
また、2004年から日立とカシオは合弁会社を立ち上げ、これ以降の二社のケータイは一部(ソフトバンク向けはNECが製造)を除いてここが開発。
そして、今回また新しい協業の話が。
日立カシオの連合とNECが統合し、シャープに次いで2位のシェアを占める事業を合同で行うのだそうです。
今後は三社のメーカー名をブランドとして使い分けるのでしょうけれど、実質は一社なわけで、場合によってはキャリアごとに供給機種を絞って、気づいたら「そういやあのメーカー名最近見ないね」なんて事になって自然消滅するブランドも出てきそうじゃない?
気になるのは上手くいってたDocomo向けのパナソニックとNECの協業なんだけど、解消されてしまうのかな?
パナソニックは上手いから単独でも何の問題も無くやっていそうだけどw
つーか、J-Phone時代にケータイ事業に参入した比較的新顔のシャープが、この三社を合わせても足りない程のシェアを誇ってるっつうのを改めて知って驚いた。
かつてのNECの人気を考えたら情けない話ですよね。
話は反れますが、シャープ(J-Phone時代から目ぼしい機種は軒並み使ってました)と言えばJ-Phone時代にキャリアとガチガチに共同開発をして写メールを流行らせたり、年に何機種も投入した新機種の使い勝手が毎回飛躍的に向上して行った柔軟性で、あっという間にトップに躍り出たメーカーですよね。
ケータイ事業参入時に、テレビでシャープの偉いさんがJ-Phoneに「うちを踏み台にしても良いので一緒にやりましょう」と持ちかけられたので何でもやれたというような事を語ってたのを覚えています。
キャリアの展開する着うた事業に気を使っていたのか、確実に売れたはずのウォークマンケータイの日本での投入を見送ってきたソニエリ(ツーカー時代のソニーを使ってました)は大きなビジネスチャンスを逃したような気がする。
早くから投入していれば、もっと売れただろうし、SonicStage対iTunesという意味ではiPod、iPhoneの日本での拡大にも抑止となって、SonicStageの家庭での普及率が上がってれば必然的にウォークマン自体もシェア伸ばせてたはずなのに。
等と妄想しながら、今回の合併でもし消えて行こうと考えてるところがある(妄想です) としたら、三社の内残るのは恐らくNECだろうなぁと推測。
とすると、将来的には国内シャープ、パナソニック、ソニエリ、NEC、東芝、京セラ、富士通に絞られることになりるのかな。
あんなにたくさんあったケータイメーカーがこれだけになるなんて、なんか寂しいですよねぇ。
90年代に国産どころか世界で初めてのタッチパネルケータイを作ってコアな人気を得てたパイオニアは、もうちょっとその路線でやってれば個性的なケータイメーカーとして安定したはずなのに、何故かタッチパネル式を二度と作る事はなくいつのまにか撤退してるしもったいない。
なんて、米Apple製iPhoneに乗り換えて、国産を使わなくなってからずいぶん経つ俺が言うのもなんだけど。
トップ画像は、先日買って付けて見せびらかしてたら、買った当日に隣で飲んでた人に酔った勢いで取り上げられたお気にだったiPhone用の真っ赤なカバーです。
こないだ会ったら捨てられてずに、ちゃんと使ってくれてたので良かったという事にしておこうw
J-Phone時代に本当の意味で使いやすかった“まめぞうケータイ”(2機種とも使ってました)で若い層や女性層に人気を博したデンソー、ケータイに音にこだわるという文化を持ち込んだケンウッド。
今はどちらもとっくの昔にケータイを作る事を止めてますが、この二社が完全に撤退するまでの2年ほどは京セラと三社共同で開発、製造してました。
結局三社のうち一番クセが有って使いにくい(個人的観測)京セラ(DDIやKDDIのを使ってました)が生き残り、というかおそらくは他の二社が撤退するにあたって協業を経て受け皿となったんでしょうけれど、その後の京セラのケータイを見てるとUIの面では何か吸収したどころか俄然DDIポケットの頃からのオリジナルを通してはるように思え、デンソーやケンウッドの名残は何も感じられません。
一時期はNokiaの日本市場向けオリジナル端末をOEM製造する余裕も有ったほどデンソーに次いで使いやすさで定評の有った三洋(J-Phone、Vodafoneで何機種か使ってました)もシェアを減らし続けて撤退、そしてその受け皿はまた京セラ。
一番突出したイメージの無い京セラがなぜ生き残ってるのかスゲー不思議な今日この頃です。
今の京セラは四社分の力があるはずだけれど、相変わらず突出した部分が見当たらないんですけど。
一方、カラー液晶ケータイを独自のフリップ式でどこよりも早くDocomoから発売した三菱(初代カラー他数機種Docomoで使ってました)も、東芝と共同戦線を張るものの三菱だけ撃沈。
ツーカーでソニーとトップシェアを争っていた東芝(ツーカーで2機種とVodafoneで使ってました)は、ツーカーの衰退と共に他キャリアへの展開が成功して生き残ってますが、生産は海外に完全シフトだそうで、今後の動きが気になるところ。
21世紀に入ってから、こんな風にメーカー同士のケータイ事業統合が進んで、結果すんなり撤退せずに協業を経てコソッと消えていっているようにも思えるのですが、中には上手く行ってる提携もありました。
2002年から続くパナソニック(当時松下)とNEC間のDocomo向け端末の開発提携は、2006年には合弁会社の設立やらなんやらで今も続いてます。
また、2004年から日立とカシオは合弁会社を立ち上げ、これ以降の二社のケータイは一部(ソフトバンク向けはNECが製造)を除いてここが開発。
そして、今回また新しい協業の話が。
日立カシオの連合とNECが統合し、シャープに次いで2位のシェアを占める事業を合同で行うのだそうです。
今後は三社のメーカー名をブランドとして使い分けるのでしょうけれど、実質は一社なわけで、場合によってはキャリアごとに供給機種を絞って、気づいたら「そういやあのメーカー名最近見ないね」なんて事になって自然消滅するブランドも出てきそうじゃない?
気になるのは上手くいってたDocomo向けのパナソニックとNECの協業なんだけど、解消されてしまうのかな?
パナソニックは上手いから単独でも何の問題も無くやっていそうだけどw
つーか、J-Phone時代にケータイ事業に参入した比較的新顔のシャープが、この三社を合わせても足りない程のシェアを誇ってるっつうのを改めて知って驚いた。
かつてのNECの人気を考えたら情けない話ですよね。
話は反れますが、シャープ(J-Phone時代から目ぼしい機種は軒並み使ってました)と言えばJ-Phone時代にキャリアとガチガチに共同開発をして写メールを流行らせたり、年に何機種も投入した新機種の使い勝手が毎回飛躍的に向上して行った柔軟性で、あっという間にトップに躍り出たメーカーですよね。
ケータイ事業参入時に、テレビでシャープの偉いさんがJ-Phoneに「うちを踏み台にしても良いので一緒にやりましょう」と持ちかけられたので何でもやれたというような事を語ってたのを覚えています。
キャリアの展開する着うた事業に気を使っていたのか、確実に売れたはずのウォークマンケータイの日本での投入を見送ってきたソニエリ(ツーカー時代のソニーを使ってました)は大きなビジネスチャンスを逃したような気がする。
早くから投入していれば、もっと売れただろうし、SonicStage対iTunesという意味ではiPod、iPhoneの日本での拡大にも抑止となって、SonicStageの家庭での普及率が上がってれば必然的にウォークマン自体もシェア伸ばせてたはずなのに。
等と妄想しながら、今回の合併でもし消えて行こうと考えてるところがある(妄想です) としたら、三社の内残るのは恐らくNECだろうなぁと推測。
とすると、将来的には国内シャープ、パナソニック、ソニエリ、NEC、東芝、京セラ、富士通に絞られることになりるのかな。
あんなにたくさんあったケータイメーカーがこれだけになるなんて、なんか寂しいですよねぇ。
90年代に国産どころか世界で初めてのタッチパネルケータイを作ってコアな人気を得てたパイオニアは、もうちょっとその路線でやってれば個性的なケータイメーカーとして安定したはずなのに、何故かタッチパネル式を二度と作る事はなくいつのまにか撤退してるしもったいない。
なんて、米Apple製iPhoneに乗り換えて、国産を使わなくなってからずいぶん経つ俺が言うのもなんだけど。
トップ画像は、先日買って付けて見せびらかしてたら、買った当日に隣で飲んでた人に酔った勢いで取り上げられたお気にだったiPhone用の真っ赤なカバーです。
こないだ会ったら捨てられてずに、ちゃんと使ってくれてたので良かったという事にしておこうw