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ゴーストバスターズ 3D

2016-08-18 | 劇場映画れびゅー
続編やるやる詐欺に待たされ続けるうち、気づいたらもう2016年で27年も経過しておりました。
紆余曲折あった結果、メンバーをおばはんに総取っ替えでリメイクと言うかたちになり、最初にYouTubeで流れた予告編は「本当にこんなんで面白いの?!」と酷評の嵐。
恐る恐る『ゴーストバスターズ』を観てきました。
★★★★

久々に映画館全体に巻き起こる大爆笑を経験。

ごく序盤こそおばはん達のどうでも良い会話にうんざりさせられるものの、物語が回り始めてからは昔の『ゴーストバスターズ』のようにベタでユルユルなアメリカンジョークとドタバタな活躍と、全く相反するど派手でやり過ぎなくらいのVFX映像とで、気が付いたら映画館は笑いの渦。
特に今回は久々に六本木ヒルズで観ていたせいで、結構な人数入っていた外国人客を中心に起きた笑い声が映画館全体に広がっていったのが環境的に良かった。
俺はいつも我慢していても笑い声が漏れてしまうので、みんなで思う存分笑える環境は無茶苦茶楽しい。

旧作ではアニー・ポッツが演じたテケトーな受付役を、何故かクリス・ヘムズワースがイケメンなのにおバカ全開と言うか、全壊キャラを真剣にノリノリで演じ、映画全体の面白味を底上げしてくれています。

記事を書く前にテレビCMで先に宣伝されてしまいましたが、特に迫力で飛び出す3D映像部分は、スクリーン上下の帯部分にまで映像が飛び出して上映されるところもやり過ぎ感を助長して良かった。

ネタバレ
最初のゴーストが登場して、旧作のまんまレイ・パーカーJr.のテーマ曲で始まるオープニングがまずゾクッとくる。
テーマ曲は、原曲をベースにいろんなパターンのものが流されていたけど、最初にオリジナルを押さえていたことで全部許せておつりが来るほど楽しめた。

物語の流れも、旧作をどことなく思い出させる事の連続で、キャラクターの使い方なんかも含めて作り手の愛情を感じる。

旧作のメインキャスト達の登場のタイミングも絶妙で、あれ?ビル・マーレイ、アニー・ポッツ、ダン・エイクロイド(I ain't afraid of no ghost.のセリフにグッときた)の3人だけなのかと思っていたら、終わる間際にアーニー・ハドソンと、エンドロールの最中にシガニー・ウィーバーが追加で、超ハッピーな気分に。
亡くなったハロルド・ライミスへの追悼メッセージを観てグッと来られたのも、旧作メインキャストがほぼ全員出てくれたおかげ。

引退したリック・モラニスが不在だったのは残念。
もう一つ欲を言えば、オジーにはもう少し出ていて欲しかった。

エンドロール後に旧作で対決したズールの名前を出して続編を匂わせるけど、作って欲しいようなここで完結して欲しいような…。



ゴーストバスターズ 1&2パック [Blu-ray]
ビル・マーレー,ダン・エイクロイド,ハロルド・ライミス,シガニー・ウィーバー
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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