製作陣にチャウ・シンチーの名前も並ぶ『少林少女』を観てきました。
★★
酷い。
チャウ・シンチー映画に敬意を込めてを“酷い”と形容する事もあるけど、この映画はストレートに酷い。
チャウ・シンチー自身は一切タッチしてないんだろうと思う程、コメディーパートに彼のテイストを意識した中途半端な演出が見受けられる。
そのどれもがしっくり来ず、偽モノ感たっぷりで寒い。
『少林サッカー』や『カンフーハッスル』を彷彿とする演出、ストーリー展開、そしてそれらの映画にも出ていたチャウ・シンチー組からの二人のゲスト俳優。
全てがメインのストーリーから浮いてしまっていて、無理やり融合させようとして失敗している。
というか、『少林サッカー』と『カンフーハッスル』の両方をやりたかったのだろうけれど、消化しきれずにムチャクチャな話になってます。
きっと、堂々とパロディーが出来るように名前を借りただけなんでしょう。
少林拳にラクロスに、もちろん演技も含めて俳優さん達の努力は相当なものだったと想像出来るのですが、メタメタな脚本のせいでその努力も無と化した感じ。
これだけの素材を揃えて、『カンフーくん』にも劣る映画が出来てしまうなんて、大いに落胆しました。
ネタバレ
チームワークがキーワードなのかと思いきや、ラクロスなんて蚊帳の外。
いつの間にか少年ジャンプ方式の格闘映画に変わり、全部終わってからエンドロールでラクロスの続き…サイテーです。
★★
酷い。
チャウ・シンチー映画に敬意を込めてを“酷い”と形容する事もあるけど、この映画はストレートに酷い。
チャウ・シンチー自身は一切タッチしてないんだろうと思う程、コメディーパートに彼のテイストを意識した中途半端な演出が見受けられる。
そのどれもがしっくり来ず、偽モノ感たっぷりで寒い。
『少林サッカー』や『カンフーハッスル』を彷彿とする演出、ストーリー展開、そしてそれらの映画にも出ていたチャウ・シンチー組からの二人のゲスト俳優。
全てがメインのストーリーから浮いてしまっていて、無理やり融合させようとして失敗している。
というか、『少林サッカー』と『カンフーハッスル』の両方をやりたかったのだろうけれど、消化しきれずにムチャクチャな話になってます。
きっと、堂々とパロディーが出来るように名前を借りただけなんでしょう。
少林拳にラクロスに、もちろん演技も含めて俳優さん達の努力は相当なものだったと想像出来るのですが、メタメタな脚本のせいでその努力も無と化した感じ。
これだけの素材を揃えて、『カンフーくん』にも劣る映画が出来てしまうなんて、大いに落胆しました。
ネタバレ
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いつの間にか少年ジャンプ方式の格闘映画に変わり、全部終わってからエンドロールでラクロスの続き…サイテーです。
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ええ、痛々しかったですw
企画会議のノリだけで、勢いに任せて一気に作ってしまった感じというか、これ、関係者の試写での反応を見せてほしいです。
それにしてもひどい映画でしたね。近年まれに見るほどの不出来なさくひんでした。
脚本と演出が悪いのですかね。
あのアクションの頑張りようは。
ここまで混沌とした映画になったのは、編集の腕云々じゃなくて脚本の破綻具合と、いろんなシガラミで切るに切れない場面、どうやっても軌道修正出来んよこれはw
監督は本気でこれにOK出したのかな…。
初期のチャウ・シンチーの映画もどうかと思うのが多いから何とも言えませんけどw
でも、今の彼ならきっと…。
素材観たら「俺が撮りたかった」って思っててもおかしくなさそうですよね。
「俺が撮りたかった・・・」と内心思っていたりして。