『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリン主演という点に始まり、キャメロン・ディアスが丸坊主になったり、『ミディアム』の長女が丸坊主になったりするビジュアル面、重そうなテーマも気になった『私の中のあなた』を観てきました。
★★★★
深いわー。
長女の命を救う為に、家族が一丸となる話は当たり前のようだけど、この話は一丸となっているのに家族の関係自体は真逆へ進んでいくところがそこはかとなく悲しい。
あたたかいのに冷たい奇妙な感覚。
一人ひとりの登場人物達に順に焦点を当て、それぞれの立場における考えや悩みを描いていくところが、丁寧なようで小出しに歪になっている家族の様子が見えていくつくりが面白い。
主演的な扱いの次女役のアビゲイル・ブレスリンもさすがに「やるよるなー」と思ったし、鬼子母神のような演技が珍しいキャメロン・ディアスも良かったけど、長女役のソフィア・ヴァジリーヴァの悲し過ぎる運命を受け入れて懸命に生きる演技には見入ってしまいました。
『ミディアム』では気付かなかったけど、こんなに出来る子やったんやね、これからドラマを観る目が変わりそうです。
つーかさ、ついこないだまでプックリお腹だったアビゲイル・ブレスリンが、もう全く少女の面影を残してなくてスゲービックリしたのは俺だけでしょうか。
10代って変化が凄い。
『スピード2』当時は最もセクシーな男優と言われたジェイソン・パトリックが久しぶりに観たらただのおっさんになっててビックリ。
★★★★
深いわー。
長女の命を救う為に、家族が一丸となる話は当たり前のようだけど、この話は一丸となっているのに家族の関係自体は真逆へ進んでいくところがそこはかとなく悲しい。
あたたかいのに冷たい奇妙な感覚。
一人ひとりの登場人物達に順に焦点を当て、それぞれの立場における考えや悩みを描いていくところが、丁寧なようで小出しに歪になっている家族の様子が見えていくつくりが面白い。
主演的な扱いの次女役のアビゲイル・ブレスリンもさすがに「やるよるなー」と思ったし、鬼子母神のような演技が珍しいキャメロン・ディアスも良かったけど、長女役のソフィア・ヴァジリーヴァの悲し過ぎる運命を受け入れて懸命に生きる演技には見入ってしまいました。
『ミディアム』では気付かなかったけど、こんなに出来る子やったんやね、これからドラマを観る目が変わりそうです。
つーかさ、ついこないだまでプックリお腹だったアビゲイル・ブレスリンが、もう全く少女の面影を残してなくてスゲービックリしたのは俺だけでしょうか。
10代って変化が凄い。
『スピード2』当時は最もセクシーな男優と言われたジェイソン・パトリックが久しぶりに観たらただのおっさんになっててビックリ。
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この映画、「涙なくしては見られなかった」と
言う意見が多い中、そして、映画館では、やはり大勢の人が、すすり泣きしている中、私は泣けなかったです・・・(汗)
キャメロンディアスの体当たりの演技はすごかったし、それに、お話自体も、とても良かったとは思ったのですけど・・
やはり、白血病の長女のために、子供を産む。って部分にどうしても、ワタシ的には、納得がいかなかったんだと思います。
子供を助けたい母の気持ちは痛いほどわかりますが、だからといって、そのために次の子を産むか?と聞かれれば、私はやっぱりNOだから・・この映画の中では、妹が健気な演技をしていたけれど、、、現実として、自分がそのために生まれてきた..と知ったならば、やっぱり傷ついちゃうだろうし・・
子供を守りたい気持ちはわかるんですよ。すごく。でも、でも・・やっぱり、コレは親のエゴかな?って少し思ってしまいました。映画の中でもあったように、白血病の本人は、そこまでしてもらって生きたいとは思ってなかったしね?私ってひねくれてるのかな・・?(笑)
ちなみに、主人は、泣いたそうです(笑)
ではではまた!
訴えた理由が文字通り
自分の体を守りたいというのであれば
物語が破綻してしまう。これは、あくまでも家族愛の物語で
出来過ぎた子供たちが
いつか来る死を受け入れられるように母親を包み込む話。
むっちゃ泣きました。
暖かい涙でした。
ただ母親の選択した
「ドナーとして作った子供」の問題は宙ぶらりんのままです。
アナはケイトを愛してるから何もかも受け入れるでしょうが
この状態が続けば話はまた変わっていたとも言えますね…。
同じようなことが外国で実際にありましたよね。
ニュースで見ました。
映画館では見れなさそうなので借りて見る予定です。
この記事をよんでもっと見たくなりました。
またまたレスポンス遅くなってもうしわけありません。
いや、ひねくれておられるわけじゃないですよー。
問題が大きすぎるから余計に感想が変わってくるんでしょうね。
冷静にドナーとして生まれてくる子供の事を考える事が出来れば良いんでしょうけれど、この母親はついついその選択肢を選んでしまったんでしょう。
愛するが故に与えられた選択肢に後先考えず飛びついてしまい、リスクを冒して付き進めば付き進むほどもう後戻りは出来なくて…。
って、文字通り鬼子母神のような思考になって、ついには患者本人の尊厳まで目に入らないようになってしまった母親が怖くて、それにかき回されている家族達も、母親自身もやっぱり可愛そうで。
何より死んでいく姉は自分のせいで妹が苦しんでいるのを理解しているのに悲しみのはけ口が無かったり、彼女を救う為に生れてきた妹は自分の存在が姉を生かしつつも苦しめてるとわかっていたり、私はこのシチュエーションにかなり感情移入して観てました。
そうなんですよね。
一番大きな問題は宙ぶらりんのまま。
でも、このお話はそこを問題にしてるわけじゃなくて、その選択肢を選んでしまった家族がどうなったのかとか、そのせいでどんな問題が起きたのかを提示してくれたところが凄く良かったですよね。
実際に自分があの親の立場に立たされた時、この映画を観ているかそうでないかでどちらの選択肢を選ぶかが変わるかもしれないなぁと思いました。
参考にしていただけて光栄です。
そうそう、実際にこういう話はもう問題になってるんですよね。
医学の進歩ってどんどん神の領域に近づいて、近づけば近づくほどこれまでに考えられなかったような倫理的な問題がこれからも増えて行くんでしょうねぇ。