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ブルーノ

2010-03-20 | 劇場映画れびゅー
ファッション界のカリスマで勘違いオカマ、ブルーノ様の毒々珍道中。
サーシャ・バロン・コーエンの成り切りキャラクターによるおバカドキュメンタリー(風)第二弾『ブルーノ』を観てきました。
★★★

おバカコメディーっつうか、ここまで来るとお下品の極み。
でも今回は『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』以上に、世界を相手にムチャクチャやって笑かしてくれます。

前回はカザフスタンのド田舎(失礼)テレビ局が、“アメリカ”を紹介すると称してトンチンカンな突撃取材をしまくって笑わしてくれましたが、今回はオーストリア出身の勘違いオカマが有名になろうとあの手この手のチャレンジをしては相手を不快にさせて失敗する。
はっきり言って、ボラットよりも酷さは上、でもブラックな笑いも上。

公開前からプロモーションと称してブルーノに化けたサーシャ・バロン・コーエンの武勇伝(?)が日本にも伝わってきてるので、だいたいどんな映画かはみんな想像が付くと思いますが、蓋を開けたらそれ以上に笑えてそれ以下に下品です。

ほんまにムチャクチャ(主にゲイの性生活ネタを)やってて、一般人だけでなくハリウッドセレブや政治家、宗教家らを巻き込み、テレビショーを台なしにしたり、人前で男同士でペッティングしたり、倫理的にマジでヤバイ事までやりちぎるブルーノ。
カメラの配置を考えるとどこまでがガチな突撃レポートなのか気になりますが、とにかく相手が怒ってる場面はほぼ100%リアルなんでしょうw

そんなお下品なこの映画を観ながら、映画館で一番、ずっと笑ってたのは俺です。

全編を通して関わった人間全員を失望させながら突っ走るブルーノ、最後はビッグスターを集めたブルーノ版We Are The Worldが唐突に流れて驚かせてくれますが、メンツは観てのお楽しみ。

ネタバレ
イスラエルとパレスチナの和平調停やら国会議員へのモーションなんて、どう考えてもガチでヤバい事やってるよなぁ。
ファッションショー乱入の逮捕もガチっぽいし。

かと思えば、象牙に象の足に続けて子供まで堂々預けての空輸www
流石に作ってるだろうと思う場面も多いけど、より面白くストーリー仕立てで見せる為に付け加えただろうそういった場面が上手くて、ずっと笑いながら観てました。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いやはや (KLY)
2010-03-21 00:36:16
こんなに下品で馬鹿げてる映画観たのは久々です。確かにカメラ位置的に時々どこまでがリアルか気になりましたよね。個人的にはハリソン・フォードに「失せろ!」って言われたあたりが最高だなぁ。やっぱり有名人との絡みが観てる側も解りやすいし。(苦笑)
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>KLYさん (そーれ)
2010-03-22 12:17:44
どうもです!
どういう映画かって聞かれたら下品でくだらないいのが好きな人なら爆笑して観れる映画って答えますね。
私はイスラエルとパレスチナの代表をおちょくった挙句、パレスチナで捕虜になりに行ったのにビン・ラディンの悪口を言って追い出される辺りとかもうヤバかったですw
サーシャ・バロン・コーエンもユダヤ人なのに危険すぎるw
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