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クロユリ団地

2013-05-28 | 劇場映画れびゅー
立役者の中田監督ならJホラーを再び活性化してくれるかもなんて思いながら、主演の二人が苦手なのを我慢して『クロユリ団地』を観てきました。


Jホラーはもう駄目なのか。
主演の二人には全く興味が無かった分、怖さで取り返そうと思いながら観たけど、ぜんぜん怖くないんでやんの。

物語はさながら現代版『耳なし芳一』『牡丹灯篭』と言ったテイスト。
古典を髣髴としまくりで、加えて何かの映画で観たことようなシチュエーションの展開が続くので、新鮮味が欠片も無い。
だいたいもうポスターからして『呪怨』。

要となっている主人公の家族に関する要素については、カメラアングルの上手さのおかげというか“せい”で早々に読めてつまらないものになってしまう。
逆にあの絶妙に上手いカメラアングルをこの映画の売りにして、最後まで一人称で描ききってしまえば新たなジャンルとして開拓できたのになんて思いながら観ていました。

前田敦子はホラークイーンでも狙っているのかと思うほど泣き喚いてましたが、どう聞いても一時テレビで嫌というほど聞かせられた「私のことは嫌いでもAKB48の事は嫌いにならないでください」の台詞と同じテンションと声の震え具合でワンパターン。
ファービー顔でファービー声の台詞を吐くヒロインてどうよ。

ネタバレ
一人称のカメラアングル部分だけは面白い。
手間がかかるやろけど、いっそのこと全部あの目線でヒロイン自身の顔出しは最小でも良い。



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