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バーレスク

2010-12-19 | 劇場映画れびゅー
クリスティーナ・アギレラ初主演を支えるのはシェール!
いろんな意味で事件のような映画『バーレスク』を観てきました。
★★★★★

ちょっとネタバレです
ガガたんにお株を奪われたアギちゃんが半端ない歌唱力を前面にかつての彼女のスタイルで復権を狙った映画になっているのかと思いきや、アギちゃん+歌引退宣言してたはずのシェールも歌っちゃうというこの上なくゴージャスなところがこの映画のウリ。
サントラ聴きこんでから臨んだものの、序盤のDiamonds Are A Girls Best Friend byマリリン・モンローのショウからBGMにRay of Light byマドンナでムチャクチャアガりまくり。
まさかアギちゃん一人じゃなくシェールまで出てるゲイゲイしい映画でさらにこのチョイスは神がかってる。
もうこの先アギちゃん歌わなくてもこの時点で★5つ決定みたいな大興奮。
マリリン・モンローとマドンナを前座に使うとは!

掴みはOKて感じで、この先はアギちゃんが本来得意な系統の歌とビッチなダンスで満ちたステージを見せつけてくれグイグイ引きこまれまくり。
アガるアガる、観てて体動く動く、クライマックスは拍手したかったけど狭い箱だったので辞めときましたw

ミュージカルというのとは今回ちょっと違い、ステージでもショウとストーリーがほぼ同時進行で描かれているスタイル。
台詞を歌の中で歌いあげるわけでもストーリーに介入してくる訳でもなく、その場に少しだけ即したようなノリの曲が歌われる。
ショウの場面だけにフィーチャーしたらアギちゃんのプロモーション映画のようにも感じてしまいがちになるくらいにほぼフルで全曲歌い上げている。

ストーリーはと言うと、どこにでもあるような典型的なサクセスストーリーの展開で一見中身が無さげ。
でも、焦れったいラブストーリーと、潰れかけたバーレスクの箱を救う裏ストーリー、スタッフの人となりにクローズアップしたエピソード等、どこを取っても隙の無い作りになっていて面白い。

プライドや嫉妬で女同士の嫌がらせドロドロバトルに陥るのかと匂わせておいて、そんなのは付け合せ程度で済ませている。
みんなが収まるところに収まるハッピーな展開で、気持ちが超アガった状態でエンドロールを迎えることが出来た。
物足りなく感じ無くもないけど、一大エンターテイメントな映画の中で水を差すような事をしない姿勢、ハッピーな映画はハッピーなままで良いよねっていうのは好印象。

この手のビッチなショウもの映画には有りがちだけど、露出の多い女性ダンサー達よりもムキムキなバーテンダー達のがエロかったりと徹頭徹尾ゲイテイストで満ちているので、女性ウケは良いだろうけどそういうノリが苦手な男性にはウケ悪いと思います。
『ムーラン・ルージュ』がダメな人には無理でしょう。

頑張りすぎてるシェールの顔が崩れる直前のピート・バーンズそっくりになってたのと、熱唱してる時に顔が引きつってたのがちょっと心配(汗)



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2 コメント

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Unknown (KLY)
2010-12-19 22:58:00
>崩れる直前のピート・バーンズ

(爆)
吹きました。そーれさん酷いwww
私は出来たらアギレラとシェールが同じステージで競演しているところが見たかったです。
返信する
>KLYさん (そーれ)
2010-12-22 23:18:24
どうもです!
だってw
一曲目歌ってる時の表情酷くなかったですか?
アギちゃんとシェールがステージで競演は観たかったですねぇ、マドンナとレディー・ガガの競演バリにバトルして欲しかったですw
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