アーマード 武装地帯

先週末はなーんにも観たい映画が無かったので、とりあえずキャストに目が行った『アーマード　武装地帯』を観てきました。
★★

土曜の午前中に映画館に行ったら本編の上映時間に間に合わず、夕方のチケットを買いなおしての鑑賞。
そこまでして観たのにつまらなくて、その後20時から飲みすぎた勢いで22時頃から朝7時頃に帰った記憶が完全に全部飛んでて（地下鉄を2往復してたらしい）、二日酔いで記事を書く気力が無くなってました。

はい、言い訳です。

最近落ちぶれがちな旧主役級俳優や、旧ヒット映画の名脇役達で脇を固めたこの映画、文字通り“パッとしない”B級色たっぷりでまじめに見ると馬鹿馬鹿しくなってきます。
かつての栄光とか考えたら悲しくなってきます。

ジャン・レノ、ローレンス・フィッシュバーン、アマウリー・ノラスコの3人なんて完全にキャラかぶっちゃってて、とりあえず人数増やしたら豪華に見えるでしょ？って魂胆が見え見え。
特にジャン・レノなんてかつて人気者だった頃と比べるとほんとやる気のない役ばっかだけど、本作では存在意味を成さない“その他”扱いの役。役者辞めたいのかな。

『HEROES』のマイロ・ヴィンティミリアも改めて違うフィールドで見ると、ほんまに華の無いこと…。

今週末も観たい映画が公開されないので、今から憂鬱。

ネタバレ
真剣に観ると、痕跡残しまくってるこいつらの計画のアホさ加減にイライラします。
現金輸送車2台が廃墟となった鉄鋼工場に入っていくのを目撃される危険性、舗装されてない敷地内を端走って車体やタイヤに泥や埃等の物的証拠を残す危険性、現金を隠す時もフツーに手袋もせずに自分たちで触りまくって強盗団がいた証拠が見当たらない逆の証拠。
血眼になって捜査するであろう保険会社のことを考えたら、いっぱつでこいつらの犯行ってバレるよな。

たしか宣伝文句は「完全な犯罪」だったはずやけど…。

つーかさ、現金輸送車や現金の入った箱にGPS発信機って付けないの？？？

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