パロディー映画と化してしまった『ターミネーター3』は無かった事になるのだそうで、仕切り直しに作られたテレビドラマ『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』は1巻だけで飽きてしまった俺。
女ターミネーターなんて、3作目でも思ったけど某女剣劇(あたしゃ浅○光代かい)みたいでカッコ良くないよなぁ…テレビドラマ版はまだ続いてるみたいだけど、もう見ないだろう。
ところで、映画の方の最新作はどうなの?
というわけで、何故か日本中の映画館で22時から上映が始まった、先行の前夜祭『ターミネーター4』を観てきました。
★★★★
ウケなかったら無かった事にしてパラレルワールドを描こうという案は『エイリアン3』の時にも浮上してましたが、こちらのシリーズでは本当に実行してしまった。
金をかけた公式パロディー映画だった『ターミネーター3』のエピソードには全く触れない徹底した無視の姿勢。
厳密に言えば、ユニバーサル・スタジオの『ターミネーター3D』の例もあるし、このシリーズはいろんな方向へパラレルワールドが分かれてる。
審判の日以前を描くテレビドラマ『サラ・コナー・クロニクルズ』も本作とは全く関係無いらしいので、次回作が今回の続きになるのかどうかはわからんね。
今回はド派手で超が付くほどミーハーな演出が得意なマックG監督が、ド派手で『ターミネーター』ファンには超ミーハーに盛り上がれる、変な言い方をすればターミネーターヲタには神のような、良く言えば1作目と2作目を忠実に踏襲した見事な続編に仕上がっている。
改めて前作をマニアが作った偽物と感じた。
2作目から時は経ち、物語の舞台は“阻止したはずの審判の日が来てしまった未来”。
2作目の主人公ジョン・コナーと、1作目の主人公でジョン・コナーの父親カイル・リースが出会うところを描いてます。
ただし、今回の主人公はどちらでもなく、2003年に死刑になった囚人マーカス・ライト。
死刑になったのに何故十数年後の未来世界で生きているのか、その辺は観てのお楽しみとして(想像通り)、このマーカス役のサム・ワーシントンがむっちゃカッコイイので、それだけでも要チェックな映画です(謎)
いや、マジで。
ジョン・コナー役はクリスチャン・ベール。
2作目3作目と続けて見た目的に残念な配役だったのが、ここにきてようやく骨太な路線に修正されたのは好印象。
でも、やっぱ今回見るべきはサム・ワーシントン。
ヘレナ・ボナム・カーターとマイケル・アイアンサイドの怪演も要チェック。
CGが全盛になってきて、最近「どうやって撮影したんだろう」と感じる事は殆ど無くなってきたけど、さすが『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのマックGだけあって、驚きの映像も盛りだくさん。
特に序盤のヘリの墜落シーンは地味でも凄い。
メカ関係もシリーズを踏襲しつつ、新しい発想やら意外なしくみが満載で楽しませてくれます。
ネタバレ
前作のように“パロディー”じゃなくて、あくまで“どこかで観たような”とか、オマージュ感の感じられる演出に徹してたところがとても好印象。
「観たような仕草」、「観たようなシチュエーション」、「この曲は!」、ストーリーはしっかり描きながら、ちょいちょいそういった場面でさらに盛り上げてくれる、数十年後だけに歴史は繰り返す感と、“シリーズ感”が生まれる仕組み。
特に序盤からマーカスの仕草や外見が、時々シュワT-800そっくりに見えてしまうところがたまらない。
ずーっとそんな演出が続いて「楽しいなぁ」とワクワクしながら観ていたら、ラスボスはシュワT-800型!
それも1作目の映像(一部2作目?)をコンピューターで再構成した若い頃の本人w
「どこかで観た」とずっと思った流れで観ていたら、この登場は何の違和感も無く肯定的に楽しんで観れるよね。
こういったカタチで出てる事は知ってたけど、あんなにアップで高解像な映像だとは思ってなかったのでちょっとびっくりです。
その前後のバトルも1作目2作目の演出をさりげなく真似しまくり。
一番盛り上がるべきところでも既視感保ち続けるなんて上手いなぁ。
女ターミネーターなんて、3作目でも思ったけど某女剣劇(あたしゃ浅○光代かい)みたいでカッコ良くないよなぁ…テレビドラマ版はまだ続いてるみたいだけど、もう見ないだろう。
ところで、映画の方の最新作はどうなの?
というわけで、何故か日本中の映画館で22時から上映が始まった、先行の前夜祭『ターミネーター4』を観てきました。
★★★★
ウケなかったら無かった事にしてパラレルワールドを描こうという案は『エイリアン3』の時にも浮上してましたが、こちらのシリーズでは本当に実行してしまった。
金をかけた公式パロディー映画だった『ターミネーター3』のエピソードには全く触れない徹底した無視の姿勢。
厳密に言えば、ユニバーサル・スタジオの『ターミネーター3D』の例もあるし、このシリーズはいろんな方向へパラレルワールドが分かれてる。
審判の日以前を描くテレビドラマ『サラ・コナー・クロニクルズ』も本作とは全く関係無いらしいので、次回作が今回の続きになるのかどうかはわからんね。
今回はド派手で超が付くほどミーハーな演出が得意なマックG監督が、ド派手で『ターミネーター』ファンには超ミーハーに盛り上がれる、変な言い方をすればターミネーターヲタには神のような、良く言えば1作目と2作目を忠実に踏襲した見事な続編に仕上がっている。
改めて前作をマニアが作った偽物と感じた。
2作目から時は経ち、物語の舞台は“阻止したはずの審判の日が来てしまった未来”。
2作目の主人公ジョン・コナーと、1作目の主人公でジョン・コナーの父親カイル・リースが出会うところを描いてます。
ただし、今回の主人公はどちらでもなく、2003年に死刑になった囚人マーカス・ライト。
死刑になったのに何故十数年後の未来世界で生きているのか、その辺は観てのお楽しみとして(想像通り)、このマーカス役のサム・ワーシントンがむっちゃカッコイイので、それだけでも要チェックな映画です(謎)
いや、マジで。
ジョン・コナー役はクリスチャン・ベール。
2作目3作目と続けて見た目的に残念な配役だったのが、ここにきてようやく骨太な路線に修正されたのは好印象。
でも、やっぱ今回見るべきはサム・ワーシントン。
ヘレナ・ボナム・カーターとマイケル・アイアンサイドの怪演も要チェック。
CGが全盛になってきて、最近「どうやって撮影したんだろう」と感じる事は殆ど無くなってきたけど、さすが『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのマックGだけあって、驚きの映像も盛りだくさん。
特に序盤のヘリの墜落シーンは地味でも凄い。
メカ関係もシリーズを踏襲しつつ、新しい発想やら意外なしくみが満載で楽しませてくれます。
ネタバレ
前作のように“パロディー”じゃなくて、あくまで“どこかで観たような”とか、オマージュ感の感じられる演出に徹してたところがとても好印象。
「観たような仕草」、「観たようなシチュエーション」、「この曲は!」、ストーリーはしっかり描きながら、ちょいちょいそういった場面でさらに盛り上げてくれる、数十年後だけに歴史は繰り返す感と、“シリーズ感”が生まれる仕組み。
特に序盤からマーカスの仕草や外見が、時々シュワT-800そっくりに見えてしまうところがたまらない。
ずーっとそんな演出が続いて「楽しいなぁ」とワクワクしながら観ていたら、ラスボスはシュワT-800型!
それも1作目の映像(一部2作目?)をコンピューターで再構成した若い頃の本人w
「どこかで観た」とずっと思った流れで観ていたら、この登場は何の違和感も無く肯定的に楽しんで観れるよね。
こういったカタチで出てる事は知ってたけど、あんなにアップで高解像な映像だとは思ってなかったのでちょっとびっくりです。
その前後のバトルも1作目2作目の演出をさりげなく真似しまくり。
一番盛り上がるべきところでも既視感保ち続けるなんて上手いなぁ。
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シュワちゃん出てないから大した事ないと思ってたのにさ。
そんな高評価だと見なくちゃならねぇ。
意外と良かったですよー、特に3が気に入らなかった人には納得の映画に仕上がってると思います。
シュワちゃん本人は出てませんが、それ以外でやれる事は全部やり尽くしたような演出で超満足でした。
シュワちゃんというカリスマを失った
新シリーズは果たして・・・と思ってましたが
いたって普通のSFという感じでした。
やはり、ターミネーター2が傑作です。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
そうですかぁ、私は無茶苦茶ハマって楽しめました。
特に『1』へのリスペクト度が高くて、ついでに『2』もしっかり消化してる感じが。
『2』は改めて観ると、技術力に特化した映画だったように思うんですよねぇ。
とにかく『3』を無かったことにしたのは大正解ですね。