懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

BS1 LAST DANCE~バレリーナ吉田都引退までの闘いの日々

2019-11-26 01:28:35 | バレエ
日曜の夜に、舞台裏紹介の番組を放送してましたが。

公演の方の放送が先で良かった。

53才のプリマ。今年1月の公演での「ライモンダ」を踊る予定が、医者に行ったら、今回は踊らない方がいいんじゃないか?的な事を婉曲に言ってて。

血液検査の結果とか、骨破壊だっけ、そんな話が出てて。股関節の骨が疲労骨折とかで。

結局、痛み止め打って、公演の舞台に立ったって。

小心者の自分としては、これで、その後無事引退公演で、引退できて良かったと思うのだけど。

森下洋子さんは、辞めないで、舞台に立ち続けるべき、って言うんでしょうね。

でも。プリセツカヤは生涯踊り続けたような気がするけど、セメニャカは、引退後、世界的名花のザハロワの教師としても名を残して、2度咲いたような感はあるから、いつまでも舞台に立つだけよりも、自分のノウハウを若いバレリーナに教えて行ってもいいんじゃないか、って思いますが、自分は。

壮絶な舞台裏だったけど、これを知らずに先入観なく公演の映像を先に見られて良かった。

公演の印象は、何といっても、ムハメドフとの、「ミラーウォーカーズ」が、自分的には一番よく見えたのだけど。

実はこちらも、公演の5日前でもまだ固まってないような、プリマと舞台演出の人から見たら、ハラハラする展開だったとは、本舞台だけ見ると、全くわからなかったです。

振付も、振付家の作ったものを、振付家の了解を得て、ダンサー側が改変してるとは。冒頭は、最初の予定は板付きだったみたいだけど、二人並んで舞台斜め横方向から歩いていく振付にしていて。この方がいいかも。

ダンサーの怪我関係の話は、知ってて損はないというか、医術も日進月歩で、昔は出来なかった事も、可能になる事はあるかもしれないし、追いかける側も、多少、こういう苦労もあるんだって、知っといた方がいいような気がしました。

骨破壊、ってのが、一番びびった。
まさに白鳥。

役に立たない感想で失敬。いい放送企画でした。



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