YS-11(ワイエスいちいち)は日本航空機製造が製造した双発ターボプロップエンジン方式の旅客機
第二次世界大戦後に初めて日本のメーカーが開発した旅客機である
正式な読み方は「ワイエスいちいち」だが 一般には「ワイエスじゅういち」または「ワイエスイレブン」と呼ばれることが多い
長期に亘り運用されたが2012年現在日本において旅客機用途では運航終了し
また海上保安庁で使われていた機体も退役しているが
それ以外の用途では自衛隊機として運用されている
また東南アジアへ売却されたYSも2008年中に多くが運航終了となっており
機体はストアされて解体こそ免れているものの
機体そのものが旧式であることもあり使用されている場面は世界的に見ても非常に稀
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さて この機体に郷愁そそられる方も多いかな?40年くらい前はホントに日本の翼でしたもんね
ただ撮影地・松山空港沖で墜落事故があり乗員50名全て死亡って悲惨な事故がありました
乗り合わせた方の半数が 新婚旅行先に道後温泉を選んでおり 婚姻届未提出だったため
損害賠償交渉も難航したと聞きます
結果事故後7年ほどで 松山空港はジェット化されYS-11の立場はドンドン小さくなってゆくのですが・・・
確かに60名も乗れないし エンジン音はけたたましいし 快適は2の次・3の次ですね(^^;
でもやはり人間臭い乗り物だって思います
なにより戦後国産でこれだけの名機を生み出し 人々の翼になったことは皆で称えましょうね